【ストレングスファインダー】最上志向の強み、弱み

ストレングスファインダー
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ストレングスファインダーという本格的な性格診断をご存知でしょうか?

ご存知の方はもちろん、そうでない方も「そういうものもあるのかー」と適当に思いながら、本記事を読み進めていただけると大変うれしいです。

さて、そんなわけで、今回はストレングスファインダーの中でも「最上志向」という特性について見ていきましょう。

最上志向の特徴・強み

優秀であること、平均ではなく。これがあなたの基準です。平均以下の何かを平均より少し上に引き上げるには大変な努力を要しますが、あなたはそこにまったく意味を見出しません。平均以上の何かを最高のものに高めることも、同じように多大な努力を必要としますが、はるかに胸躍ります。

要するに、向上心というやつですね。「何かを極めたい」「人に負けない何かが欲しい」「自分の長所を絶対的な強みに育て上げたい」という思いの高さが、最上志向の正体です。

不得手を根性で直すのではなく、強みをさらに磨いていきたい。そんな思いから、自分の強みや長所というものに興味関心が向きやすいのがこの人たちの特徴ですね。

あかつき
あかつき

最上志向は、日本では上位率トップの資質なのだとか。

確かに「強みを活かす」というストレングスファインダーに惹かれやすい資質なのかもしれませんね。彼らの生き方と合致してますし

「強みを活かす」はそれだけでも強い

正直、才能とか長所・短所の話を「甘ったれてるからそんな話が出てくるんだ」と一蹴する人も世の中には多いです。

いうほど、みんな自分の長所や短所に興味がありません。計画性も考えもなしにひたすら努力するだけで、周囲の全てを追い抜いて一流になれると本気で信じている人も多いです。あるいは、才能とか強みとかそんなことよりのほほんと生きたい人も多くいるでしょう。

もしそんな中で、自分の強みをしっかりと理解し、しかも十分に活かせる人がいたら……

それだけでも、頭ひとつ抜けた存在となるでしょう。これが、最上志向の強みです。


非常に高い向上心を持ち、しかもそれが「長所を伸ばすこと」「もともと人より優れている素質を一流に押し上げること」に向けられます。
そのためか、ストレングスファインダーの結果が分かっている有名人の中にも最上志向を持つ人は非常に多いです。

大きな成果を得るためには、自分の強みを上手く活かし、また継続することが一番大事と言われています。最上志向は、自分の強みに注目する目と、向上心という持続しやすいモチベーションの2つを持っているのです。

優秀さがお好き

長所と言うかは微妙ですが……最上志向には「優秀さを好む」と言う特徴があります。

例えば自分の強みを磨くのも、「他人より優秀でいたいから」という動機が強いです。つまり、人より優秀でいたい、有能でいたいという思いを少なからず抱えているのです。これが、最上志向にとっての高いモチベーションの種になります。

これが自分の強みだ」と大々的に喧伝したい。自分の強みを駆使して、他の人を圧倒したい。そう考えると、最上志向が「影響力」のカテゴリに入る資質であることもうなずけます。

一方で、人間関係でも有能な人を好む傾向があるようですね。何かしら結果を出している人を尊重し、尊敬し、自分もそれにあやかりたいと考える。
一方で結果が出ない人は軽蔑することもままありますが……まあ、その辺は良いとも悪いとも言えない点ですね。

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最上志向の弱み

さて、強みらしい強みを挙げたと言えるかどうにも微妙ですが……ともあれ、最上志向は向上心と優秀でいたい願望の組み合わせです。それだけに、熱意ある人や研鑽に余念がない人が多いですね。

ですが、同時に弱点となる部分も存在します。長所と優秀さばかりに目が向いてしまう点が、まさにそれです。

あかつき
あかつき

なんだろう、競争性とかと合わさると人生博打になりそう……

完璧主義故に……

最上志向が高い人の多くは、自分や他人、あるいはその両方に対して妙に手厳しいです。失敗に対してはその努力を認めず、「結果が全てだ」と全否定してしまうことも少なくありません。

結果として、失敗の中にある「成功に必要な種」とか「頑張ったという自己肯定感」と言ったものを一瞥すらせず切り捨てて無かったことにしてしまう面もあるのです。

結果として、一番成功に近いところにいるのに、気づけばどんどん遠ざかり、ガムシャラな努力だけが自分の中に残ってしまう……なんてことになったり、苦境にもがき苦しんでいる他人を否定しかできなくなってしまうことも場合によってはあります。

強みばかりに目を向けるがゆえ

また、最上志向が高い人は「弱みを無視して強みばかりに目を向けてしまう」という特徴も併せ持っています。

当然、強みを極めることは良いことです。間違っても、悪いことではないでしょう。ですが、世の中には「放置しとくとロクなことにならない弱み」というものがあります。

例えば他人を褒めるのが苦手だからと否定ばかりする自分を無条件に肯定してしまえば、もし成功して部下や弟子を持った時に恨みを買って失脚の原因になるかもしれません。

あるいは技術ばかりを極めた結果としてその技術の売り込み方をまったく勉強していなければ、口が上手いだけのペテン師に手柄を全て奪われることにもなりかねません。

このように、決して無視できない弱みも中には存在します。最上志向は、その辺を見落としてしまうこともしばしばあるのです。

最上志向の資質をうまく活かすには

  • 周囲のパフォーマンス、強みにも着目してみましょう。人に物を教えたり、マネジメントしたり、精神的な支柱になってみたり……人々の強みに着目することは、意外と周囲に利益をもたらします。人の成功を手助けする仕事なんかは、特に得意分野のはず。
  • 自分の優れた才能を見つけたら、あとはそれをひたすら磨いてみると良いかもしれません。人に決して負けない強みが、最上志向の大きな自信になります。できれば、仕事以外でも才能を活かす場を探してみましょう。
  • 弱点や弱みを見つけたら、それをうまくカバーする方法を探しましょう。放置するよりは、うまく対処した方が結果的に益も多いです。例えば回復志向持ちの人と組めば、お互い真逆の価値観ですがうまく双方を補完できます。
  • 「短所を直す」を重点的に考えている場所は、基本的にやる気を削がれる要因になります。もちろんそういった考え方も大事ですが……それよりもやはり長所を磨くことに重点を置いて、そのために労力を割くようにしましょう。

筆者:春眠ねむむ
X :@nemukedesiniso
threads:@shunmin.nemui

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