【エニアグラム】タイプ3とタイプ7の共通点と違い

エニアグラム
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タイプ3タイプ7。一見すると間違えようのないように感じるこの両タイプですが、意外と共通点もあり地味に誤認しやすいタイプです。

どちらも結果として求めるものは近いものがありますし、表面的には結構わかりづらいんですよね。

というわけで、今回はこの両タイプの共通点、そして違いについてそれぞれ見ていきましょう。

タイプ3とタイプ7の共通点

というわけで、まずは共通点から。意外と探せばあるので、結構面白いです。

自己主張型

ホーナイの三つ組の理論で考えれば、両タイプの共通点の1つが見えてきます。

というのも、両タイプとも自己主張型タイプに分類されているのです。

要するに、両タイプとも話の先陣を切るタイプ。とにかく話題の主導権を握りたがり、話の主役でいることに心地よさを感じるタイプです。

「自分こそが中心人物」と言わんばかりの圧を周囲に与え、自分の存在を大いにアピールしていきます。

そのため非常に注目を集めやすく、どこに行っても目立つ存在と言えるでしょう。

逆に自分に注目が集まらないとふてくされたりシラけてしまう一面を持っています。

物欲やステータスへのこだわり

なぜそうするのかは両タイプとも全く別物ですが、とにかく物欲があるタイプ。大量のお金や高い名声、こうステータスに対しては並々ならない欲を持っています。

特に共通する部分は、お金や名声に関する欲望ですね。

両タイプともとにかく欲しがりで、大量のお金やリソースを欲します。豪奢な暮らしをしたがる点も近しいポイントですね。

タイプ3もタイプ7も求める動機は違えど、とにかく豪華に部屋を飾ったり洗練された派手な服を身にまとったり、高級車を欲しがったりする傾向が強いです。

余計な物事が嫌い

要するに「余計なものに縛られたくない」という気持ちですね。余計な物事に縛られて無駄に時間を過ごすことを、タイプ3とタイプ7は特に嫌います。

特に子供の世話や親の介護なんかは、それこそ名声と関わりがなければさっさとほっぽり投げて自分のやりたいことに集中したがるでしょうね。

ちょっと冷淡に見えるかもしれませんが、両タイプとも有限な人生において余計な時間を過ごす暇はないと考えがちであり、ちょっと生き急ぎ気味です。

そのため、目的と無関係な他人や余計な物事に時間を割いている暇はないと考えがちなのです。

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違いから見たタイプ3とタイプ7

正直違いをひとつひとつ語っても結構大変な作業になるので……とりあえず、タイプ3とタイプ7のそれぞれの概要を、お互いの違いに焦点を当てて考えていきたいと思います。

タイプ3

一番わかりやすいのは、なぜ富や名声を欲しがるのかという点ですね。

タイプ3が富や名声を欲しがるのは、ひとえに承認欲求のためです。

要するに、他人に褒めてもらったり「その辺の奴らとは違う」ということを証明したいから、お金や名声を集めようとするわけですね。

タイプ3は承認欲求と優越感の生き物です。常に人と比べ、自分が優れているかどうかを確認しています。

そして優れていなければ多くの努力を必要とし、余計なものを全て振り切ってまで仕事や努力に勤しむこともあるでしょう。

そんなわけなので、タイプ3はしばしば「余計なものに縛られたくない」と感じます。そんなものに時間を割くくらいなら、自分が他人より抜きん出るために努力していきたいのです。

自己主張の仕方にしても、タイプ7とは随分違います。

タイプ3が特にしたがるのは、自慢や自己PRといった自分語り。要するに自分の承認欲求を満たすための活動ですね。

タイプ3はおそらく全タイプ中最も話の中心でいたがるでしょう。そのため、自分が注目されなかったり誰にも相手にされないと大きなショックを受けてしまいます。この点はタイプ7にはなかなか見られない特徴ですね。

あかつき
あかつき

タイプ3はどっちかというと周囲の驚きや自己優越感のために物を欲しがる感じですね。

高級車そのものが欲しいんじゃなくて、高級車を乗り回すことによって得られる周囲の注目が欲しいんです

タイプ7

タイプ3が名誉と自己優越感の生き物だとすれば、こちらは純粋な物欲の生き物と言ってもいいかもしれません。

富や名声が欲しいのは、純粋にそれが欲しいから。刺激的な体験ができるなら、富でも名声でもなんでも欲しがる人たちです。

例えばディナークルーズに出かけるにしてもインスタ映えや周囲の羨む顔を考えているわけではありません。単に行きたいから行ってるだけです。

高級車にしても、あったほうが刺激的な経験になるから欲しているだけ。そこに深い意味はありません。

タイプ7がほしいのは、常に刺激と興奮。それらが自分の幸せを運んでくれると信じているからです。

タイプ7が派手に着飾るのもデカい宝石の指輪を身につけるのも海外旅行に出かけるのも、全てそうしたいから、あるいは単純な物欲によるところが大きいです。

タイプ3が他人と比べて洗練されていることに優越感を覚えるなら、タイプ7は他人より純粋に高価な物や面白そうな物を持っていることで優越感を覚えます。

自己主張する時もタイプ3とは大きな違いがあります。タイプ7は、純粋に「あれが欲しい」「あれがしたい」という要求を他人にぶつけることが非常に多いです。

そうでなければ、「盛り上げていこうぜ!」みたいなパリピ的言動をすることも少なくありません。

とにかく純粋な物欲と興奮に生きる人たちというわけですね。

あかつき
あかつき

タイプ3が他人を自分の引き立て役と考えるなら、タイプ7は他人を欲しいものを出してくれる自動販売機か何かだと思ってる感じでしょうか

要するに

どちらも欲しがりで自己主張が強いタイプですが、その動機が大きく違うというわけですね。

タイプ3:承認欲求や優越感
タイプ7:物欲や興奮欲しさ

他にも

タイプ3:澄ました感じ
タイプ7:飢えた感じ

タイプ3:洗練された趣味
タイプ7:とにかく多趣味

と言ったように色々違いはありますが、とりわけ大きいのは上記の物や名声を欲する理由でしょう。

ともあれ、各タイプ意外なところで違いが出るものです。悩んだ時は、こういう些細な違いから外堀を埋めていければいいですね。一気にわかりやすくなります。

筆者:春眠ねむむ
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