【エニアグラム】タイプ5とタイプ9の共通点と違い

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結構区別が難しいのが、この2タイプ。タイプ5タイプ9です。

正直「似すぎてどっちがどっちかわからない」という方も多い中で、タイプ5を自認するタイプ9、あるいはその逆の人も多いのは正直否めません。

ぶっちゃけ、うちにもどっちかわからない人がちょくちょく来てますね。

というわけで、今回はこの2タイプの違いをちょっと見てみようではありませんか。

あかつき
あかつき

どうでもいいですけど、この2タイプは筆者が最後の最後まで「よくわからん」と唸っていたタイプです。他意はないけど

2タイプの共通点

まずはこの2タイプの共通点を見てみましょう。意外と被るところは多いんですよね……。

2タイプとも遊離型

まずは理論から見える部分を埋めていきましょう。両タイプとも、ホーナイの分類によれば遊離型です。

つまり人から距離を置いて活動したり、そもそも他人とのつながりを求めていなかったりする人たちですね。

ぶっちゃけこれが曲者でして……特に多いのが、「自分は人と繋がりを持ちたくないからタイプ5だ」と結論づけてしまうタイプ9。

1人で考え事をするのが好きなだけではタイプ5だと判断するには早計ですし、何なら遊離型以外にもそういう傾向がある人もいるので要注意(特にタイプ8、お前やお前)。

ともあれ話がズレてしまいましたが……要するにこういうことです。

・マイペースで人に合わせる傾向が希薄
・1人でいることを何とも思わない(むしろ好きまである)
・部屋では結構端の方に居座るタイプ

感情が希薄(な気がしてる)

感情の希薄さも、この2タイプの特徴と言えるかもしれませんね。

例えば何かを喜んでいる時もどこか他人事のように思えている自分がいたり、いまいち喜怒哀楽が激しい人の気が知れなかったり……。ぶっちゃけ、他人と比べてちょっと淡白な感じと言いますか、どちらも荒ぶる感情に身を任せるタイプではありません。

この辺、遊離型仲間であるタイプ4との違いですね。本当近いんだこの2タイプ……。

意外と思索内省ガチ勢

タイプ5は、まあ言わずもがなでしょう。ですが問題はタイプ9。実は彼らも思索ガチ勢。というか、思いっきり知能知性は高い方です。

というのも、どっちも内省しまくりで自分の内面をよく観察しており、MBTIだと内省ガチ勢のINTJやINFJが一定数いるとかいう話もありますね。

実際、この2タイプは時間さえ許せば際限なく物事を考えまくります。考えに考え、考え抜いて普通の人では考えつかない高みにたどり着く。そんな人も多いですね。

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違いから見るタイプ5とタイプ9

正直違いをひとつひとつ語っても結構大変な作業になるので……とりあえず、タイプ5とタイプ9のそれぞれの概要を、お互いの違いに焦点を当てて考えていきたいと思います。

タイプ5

まずこの人たちが人間関係を軽視する要因としては、「そんな暇があるなら調べごとをしたいから」「付き合いの暇があるなら知識を掘り下げレベリング」といった思考回路の持ち主。

要するに、「人といて疲れるから1人でいたい」「気を使いたくないから1人でいたい」「1人でのんびりしたい」という方は、それだけでとりあえずタイプ9の可能性が出てきてしまうというわけです。

この人たちにとって、快適さも経験も意味を持ちません。極端になれば、そんなものゴミ同然です。

囚われに引っかかれば引っかかるほど、「物事は自分の頭の中で起きている」と言わんばかりの脳内の住民になり果てます。

知識や知性に対してプライドが高く、とにかく自分が信じた情報以外は全て頭ごなしに否定する人も出てくるでしょう。元来攻撃型ですし、結構過激派なのです。

キーワードは、「人と関わる暇などない」。人との関わりに無駄感や焦燥感を感じる場合は、タイプ5の可能性が高くなるでしょう。

あかつき
あかつき

あえて難解な言葉を選ぶ人もいますよね。自分の知性を誇示する感じというか。

その辺、言い方がわかりやすく明快なタイプ9との違いですね

タイプ9

平和主義。自分の世界を平和に保つことが全てで、自分の世界がガタガタに崩壊して無法地帯化することを徹底的に嫌っています。

そのため、1人になりたい動機も「自分が穏やかに過ごしたいから」。例えば人付き合いを邪魔だと感じるまではタイプ5と同様ですが、「疲れる」「しんどい」「もっとのんびりしたい」みたいな動機であればタイプ9らしさはグンと増します。

このタイプはタイプ5と違い、快適さが超重要。ふかふかの布団で寝ることも美味しいものを食べることも最重要事項の1つです。

もし「1人でのんびりしたい」「もっと人と離れたい。しんどい」みたいに考えていたら、タイプ9の可能性が高まると言っても良いかも知れません。

あかつき
あかつき

どこまでもガッツセンターですよね。タイプ5は快適さなんて必要ないもの筆頭です。2畳間でも自分の知識欲を満たせるなら快諾する人も多いでしょうね

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要するに

要するにどちらも1人でいたいタイプですが、その動機が随分と違いますよという話ですね。

タイプ5:人は自分の知識収集の邪魔になる
タイプ9:人は自分の平穏を見出すので煩わしい

雑に切り分けるなら、こんな感じでしょうか。

他にもエニアグラムに限って言っても、タイプ5が知りたい欲求を突き詰めるのに対し、タイプ9は自分のタイプを知りたいというのが動機になっていることが多いように感じますね。

他にも

タイプ5:合理主義(というか悲観主義)
タイプ9:楽観主義

タイプ5:ニヒリスト
タイプ9:夢想家

タイプ5:過激で苛烈
タイプ9:平和主義

とまあこんな感じに結構な違いがありますが……一番わかりやすいのはやっぱり1人になりたい動機ですね。

ともあれ、各タイプ意外なところで違いが出るものです。悩んだ時は、こういう些細な違いから外堀を埋めていければいいですね。一気にわかりやすくなります。

筆者:春眠ねむむ
X :@nemukedesiniso
threads:@shunmin.nemui

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コメント

  1. Mil'kx より:

    見ていてあれ?と嫌な予感がしましたが5w4と決めつけるには早計な気がしてきました。(どちらかといえば9w8?)
    1人になりたい動機は気を使うのがめんどくさい(まず気を使わない) 自分の領域に土足で踏み込まれたくない 他者は趣味に没頭するのを妨げるから

    既にタイプ9らしい理由な気がしますね。
    ただしタイプ9が嫌いな理由の 思考停止については引っかかりました。
    平穏を保つ為に思考停止するようなことはありませんが外から見たら何も考えてなさそうには見えるでしょう。
    むしろ思考停止が恐ろしいとすら思っています。 タイプ6とタイプ9の思考停止のベクトルの違いも結構興味がありますね。
    個人的にはタイプ6の思考停止の方が怖いです。(偉い人がこう言ったから絶対こうに決まってる!みたいなやつ)

    何年後に自分は生きていけるのだろうかみたいな心配は小学生の時にもした事があります (悲願的になった) しかし、なるようにしかならないから考えるのはやめよう。案外何とかなってきてるのは事実だからその時の自分が何とかするだろう。みたいな楽観的な思考をし出すことも。
    タイプ9の快適さの例にあったふかふかの布団 ふかふかではなくともソファーに横になってゲームしたりYoutubeを見てゴロゴロするのは好きですね。
    549 594より954の方が近いでしょうか。

    • 春眠ねむむ しゅんみん より:

      Mil’kx様

      いつもありがとうございます!

      ここでは明言できませんが、とりあえず「タイプ9の可能性がある」あるいは「本能センターがそこそこ以上に強い可能性がある」ということは言えるかもしれませんね。

      タイプ6とタイプ9ですか。承知しました。そちらも今度まとめてみましょう。

      うーん、ちょっと今この場でタイプ診断は難しいかなと。というのも、そういうのを有料でやってる人がおりまして、その人達の仕事をタダで奪うと後が怖い……

      とりあえず言えるのは、「楽観視の仕方に思考センター味を感じる」ことくらいでしょうか。お力になれず申し訳ありません。