【エニアグラム】アーキタイプ1−3(トライタイプ 135、136、137)

エニアグラム
スポンサーリンク

今回はトライタイプの中でもアーキタイプにタイプ1、タイプ3を持つ人たちをまとめてみました。

正直ニッチだとは自分でも思いますが……まあこういう路線を進んでる当ブログ故致し方なし。とりあえず見ていっていただけるとありがたいです。

タイプ1、タイプ3の特徴はそれぞれ以下の記事をご参照ください。

タイプ1:改革する人

タイプ3:達成する人

トライタイプ1−3の特徴

何というかまあ……どれも仕事人タイプですね!

タイプ1:強烈なほど高い労働倫理
タイプ3:みんなから認められる成果への欲求

主に混ざり合うとすれば、ここでしょうか。妥協を許さず、寝食を忘れて正しい過程を経て正しい成果を得ようとする仕事人。このアーキタイプのイメージを語るとすれば、こんな感じでしょうか?

効率的に、かつ倫理的に、かつ効率的に。その上で思考センターの各タイプからもう1つ。こんな感じで、労働に対して非常に高いハードルを設けやすいタイプです。

あかつき
あかつき

135:技術者
136:監督
137:システム構築者

やば、全部仕事関係やんけ!

ちなみにハーモニクスの分類によれば1も3も合理型。つまり合理的思考・客観志向の傾向が強いタイプでもあります。

妥協も甘えもない。ただ目の前のことに、合理的に打ち込む。あるいはその通りにやるだけで最短で結果が出るマニュアルを作り出す。

まあ何にせよ、タイプ1の非常に強い道徳心や倫理観が、タイプ3の成功志向承認欲求に組み込まれたような感じになるでしょうか。

成功志向が高く、それと同じくらい労働倫理も高い。そしてそんな自分にちょっぴりナルシズムを覚える……そんな感じの人たちです。

総じてハードワーク気味かつ倫理と効率の両方を兼ね備えていない人を見下しがちなのが玉に瑕ですね。

スポンサーリンク

各タイプの詳しい説明は以下の記事をご覧ください。

続けて、各タイプの違いについて見てみましょう。

各タイプの性格について

詳しくは各タイプの解説をご覧いただくとして……ここでは各タイプの差異という点から性格を見てみましょう。

トライタイプ135

人といるより、1人で黙々と作業を進める人が多いですね。技術者というあだ名通りの人物になります。

超合理主義者でとことん凝り性な人たち。最高効率・最短のシステムを作るためにコンセプトを徹底的にバラし、客観性も網羅性も見失わない形で徹底理解しようとします。

頭が痛くなるようなコンセプトやシステムにも割と平然と立ち向かえるメンタルの持ち主ですが、同時に細かく事象を分解しようとしすぎるあまり「木を見て森を見ず」な状況に陥りがちでもあります。

トライタイプ136

タイプ6由来のためか、責任感が非常に強いタイプ。どちらかというと人々を管理・指導し、チーム全体を成功に導くのが天分のようですね。

成功志向であると同時に保守的なところがあり、特に革新的なアイデアにはちょっと難色を示しがちな意外な点があるとかないとか……。

管理能力が高い分自分(というか自家製マニュアル)に従わない相手がいれば力づくで従わせる癖があり、またタイプ6の不安症からか完璧主義的・かつワーカーホリック的でもあります。

トライタイプ137

135をフリーランス、136を部長。とするなら、このタイプはベンチャー社長か起業家と言った方がいいでしょうか。

斬新でありながら効率的な方法を編み出すアイデアマン。何事においても何か1つは成し遂げる方策を考えつく頭の回転の速さがウリですね。

自分のビジョンを強く持っているタイプであり、そのビジョン通りに行かないとイライラする性格の持ち主。また、中道と言うより革新かつ保守といった志向であり、その時々でコロコロスタンスが変わることもあります。

あかつき
あかつき

ちなみに全タイプ成功志向・かつ承認欲求高めです。その方向性が違うことが多いけど

スポンサーリンク

トライタイプ135と136の違い

135:1人で仕事を進めるフリーランスタイプ
136:部下を管轄する部長タイプ

おおよそ得意とする仕事の進め方が違います。135は自分1人で黙々と仕事に打ち込むのが得意なタイプ、一方の136は部下を管轄し、チームで成功を目指す部長タイプになりますね。

また完璧主義の方向性も違い、135はとにかく状況や目標・コンセプトの理解に完璧主義的で細かくものを見ます。一方の136は結果に完璧主義的で、非常に高いハードルをみんなで飛び越えられる歩法を模索します。

とりあえずの見分け方は個人プレー向きか、チーム線が得意かといった感じでしょうか。

トライタイプ 135と137の違い

135:システムの分解・解析が得意
137:システム構築・構想が得意

どちらかというと135の方が分析屋。というか135はトップクラスの分析屋ですね。いろいろなシステムや事象をバラして1つ1つを細かく識別、システムに組み込みます。

一方の137は細かな部分ではなくもっと大きな部分ですね。

例えば135が「この分野でのマーケティングを成功させるにはあそこをこうしてそれから……」と考えるのが得意なのに対して、137はそもそも「この分野のマーケティングをうまくやれば成功する」という大コンセプトみたいな部分を作り上げようとします。

また、135と比べて137の方が良くも悪くも外向的。人当たりもよく、また八つ当たりする時も基本人です。

トライタイプ136と137の違い

136:保守的で「方法」を考える
137:どちらかというと革新的で「やること」を考える

保守と革新の対立構造……とまではいきませんが、概ね斬新なやり方を提示してくるのは137の方でしょう。

何より、「部長」と「社長」の差が大きいですね。

136は「この大目標を設定するならこの中目標、そしてこの中目標を達成するならこの小目標」と細かくマニュアル設定する傾向にあります。
一方の137はもっとザックリしていて、「この最終目標を達成するならこの大目標!」といった感じ。

また、16タイプ(MBTI)では136がSJ的なのに対し、137はどこかNJ的ですね。

筆者:春眠ねむむ
X :@nemukedesiniso
threads:@shunmin.nemui

エニアグラム新着記事

【黒いエニアグラム?】タイプ8の天敵・タイプ2
【エニアグラム】タイプ4とタイプ6の共通点と違い
【黒いエニアグラム】タイプ4がめんどくさい理由
【エニアグラム】タイプ1との付き合い方……というより留意点
【エニアグラム】タイプ4の感受性は本当に強いのか?

>>もっと見る

参考書籍

 

エニアグラム解説

エニアグラム解説総合ページ

エニアグラム初心者向け解説はこちらから!

 

 

タイプ一覧

タイプ1 タイプ2 タイプ3
タイプ4 タイプ5 タイプ6
タイプ7 タイプ8 タイプ9

 

 

コメント