今回はエニアグラムごとの１６タイプ別性格を見ていこうというものですね。
まずは第一弾。ISTJはどんなエニアグラム別では性格になるのか。今回はそこんところを私なりに想像していきたいと思います。
憶測で色々と言っているので、ふわっとした表現多めです。
ISTJのエニアグラム分布
引用元：https://thoughtcatalog.com/heidi-priebe/2016/01/mbti-and-the-enneagram-2/2/
タイプ１、タイプ５、タイプ６が比較的突出していますね。逆にタイプ２、タイプ７がかなりレアという感じです。
まあ、おおよそISTJの９イメージ通りといったところでしょう。面白いのはタイプ３、タイプ４、タイプ８がそれなりにいる点でしょうか。
タイプ１のISTJ
おそらく日本においてはタイプ６と並んでトップクラスで多いのタイプと言えるでしょう。
なんというか、非常にきっちりした優等生と言えるでしょうね。というか、実際あったタイプ１ISTJらしき人はそんな感じでした。
ISTJの細かいところに目が向く観察眼がさらに研ぎ澄まされたような人で、些細な間違も見逃さず、すかさず物事を修正しようとする人たちと言えるでしょう。
基本的に冷静で理論的、道徳的な人たちで、社会秩序を重んじます。
タイプ２のISTJ
あまり見ないタイプの組み合わせと言えるでしょう。
テンプレのISTJと比べて遥かに人間志向で温かみがあり、人当たりがかなり暖かい人たちです。
ですが同時にやや閉鎖的で、特にタイプ２特有の優しさや暖かさは仲間に向かう場合が多いでしょう。多くは２w１です。２w３にもなれば、もはや下手なタイプ５INFJあたりを探す方が遥かに簡単なレベルで珍しいのではないでしょうか？
基本的にFiがかなり見えやすいタイプとも言えますね。感受性が高く他人のニーズを汲み取るのが巧みな人でしょう。
タイプ３のISTJ
野心家で目に見える結果を追い求めるISTJ。多分最上志向とかめちゃくちゃ高いです。
一般的に無骨で朴訥な印象の強いISTJですが、タイプ３と合わさることで魅力と話術が高まる印象が非常に強いですね。おそらくISTJの中で一番流暢に喋れます。
具体的なわかりやすい結果を求める傾向が強く、数字に強い人たち。その有能さは承認欲求と達成欲の高さに裏付けされており、やもすれば成功のためにもっとも残酷になれる組み合わせの１つと言えるかもしれません。
見た目の美しさやステータス、実績など、わかりやすい成功の指標を求める傾向が強い人たちでしょう。
タイプ４のISTJ
おそらくパッと見はINFP。というのも、Fiと劣等のNeが見えやすい傾向にありそうだからです。知らんけど。
非常に内省的で、ソリッドな考え方を良くも悪くもしないISTJ。その結果として、一般的なISTJよりもさらに1人の時間を求める傾向が強まります。
ISTJらしく理論や理屈を学ぼうとするところはありますが、なんだかんだ言って想像的。芸術を志す等、ISTJらしからぬ行動をすることもしばしばあるかもしれません。
内面は非常に繊細で個人主義的。しかし同時に人をよく見ているタイプでもあり、なんだかんだ言ってINFPと足して２で割ったくらいの感じに落ち着くでしょう。
タイプ５のISTJ
何だかんだ結構多い組み合わせ。街角でもたまに見ます。大体どのサイトを見ても、統計ではタイプ１、タイプ６あたりに次いで多い印象ですね。
この人たちの情報収集過程においては、基本的に主機能であるSiが光っています。というのも、「そんなに調べたのか」と言いたくなるくらい細部かつ膨大な情報量を人に提示することもできるくらい、とにかく凝り性で気に入ったことを調べまくるわけですね。
分析的かつ客観的なものの見方は、まるでNT族。SJを視野狭窄と勘違いし侮っている人の目からは、おそらく一番INTJに見える組み合わせとなるでしょう。
データ分析や矛盾の発見に余念がなく、データや知識を常に磨き上げるガチの知識人です。
タイプ６のISTJ
テンプレに非常に近い人たちで、かなり一般的な組み合わせ。まあ、だいたい６w５でしょうね。６w７はレアキャラです。
タイプ１以上に社会のルールや常識に忠実で、良くも悪くも手堅くて保守的な性格をしています。
目上に忠義を尽くす一方で、友人や家族など大事な仲間にも同時に忠誠を誓う人物。献身的なムーブはFJのようにも見えますが、なんだかんだ約束を死んでも守るなどxSTJらしさが出ることがしばしばあります。
様々な事態に対応することを好む組み合わせですが、同時に不測の事態には弱いタイプでもありますね。
タイプ７のISTJ
タイプ２と並んでかなりレアな組み合わせと言えるでしょう。おそらくISTJを閉鎖的で視野の狭い人間だと解釈している人からすると、ISTJには見えないくらい柔軟で開放的な思考の持ち主に見えることでしょう。
劣等Neが影響して、結構冒険好きな人が多いかもしれませんね。ある意味ではESTPみたいと言いますか、実験と冒険を繰り返すことで自分の可動域を広げていくタイプになるでしょう。
タイプ４と同じくらいソリッドな考え方とはちょっと違う思考回路を見せてくれるタイプでもありそうですね。一方でとっちらかったように見える価値観や作業も、実は彼ら的にはなんらかの法則のもとに動いていたりする……のかも。
性格は比較的明るめであっけらかんとした人が多そうですね。
タイプ８のISTJ
うるさすぎず、どちらかというと裏で糸を引くような立ち位置に収まりそうな感じですね。８w９が圧倒的に多いか。
非常に目標志向が強くなりそうですね。もともとISTJ自体そういうところがありますが、タイプ３と並んで非常に目標に対する意識が高くなりやすいでしょう。
言ってしまえば、有言実行。基本は寡黙な人が多いですが、剛直で競争心が強く、自分が言い出したことは絶対曲げない任侠肌の人がかなりの数いそうな気がするのは私だけでしょうか？
また、タイプ８の「動きながら考える」が板についている人でもあり、意外と柔軟な思考の持ち主と言えるでしょう。
タイプ９のISTJ
寡黙なISTJのイメージとは裏腹に、気さくでいい奴やってそうですね。
ISTJのフォロワー属性が最も生かされるタイプ……かも。あと、Se勢並にダンスとか好きそう。
ISTJは基本的に冷静で控えめな人が多いですが、この組み合わせでは特にその傾向が強まりそうですね。一方で簡単に他者に譲るため、なかなか自分の意見を言うのが難しそうです。
同時にもっとも保守的と言うか、変化を嫌う傾向があるでしょう。下手をすると自分の平穏を脅かす敵とすら思ってしまいそうです。
普通のISTJ解説はこちら
各タイプのISTJの概要はこんなところでしょうか。
やはりどれもタイプが違えば印象が変わります。特にタイプ２やタイプ４、タイプ７のISTJはテンプレから大きく違う、下手をするとFi主軸のxxFPに見えることすらあるかもしれません。
というわけで、今回はここまで。普通のISTJ解説もやっていますので、よろしければそちらもご覧ください。
筆者：春眠ねむむ
X ：@nemukedesiniso
threads:@shunmin.nemui
コメント