【16タイプ】INFJが日本人に多い理由を嫌な視点から語る

16タイプ
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はい、文字通り。春眠ねむむです。

今回はR18G指定……もとい人に喧嘩をふっかけたような、ちょっと過激な内容でお届けいたします。

忖度?ありません。配慮?(多分)ないです。

本当に嫌な視点からお届けするので、覚悟と気概がある方のみご覧ください。では!

そもそも本当に多いタイプなのか

さて、まずは本当にINFJが多いのかを、ちょっと考えてみましょう。

結論から言うと、本物は決して多くはないと思います。世界の標準と比べてわずかに多いくらいの誤差はあっても、やはり希少タイプであることは否めないのではと。

あくまで個人的なINFJ感ですが、世間でいう共感性とは別次元のものを持っているような気がします。

「痛かったね」
「苦しかったね」

どうにも、これだけにとどまらない得体の知れなさを感じるんですよね。裏に潜む不気味なまでの冷淡さというか……。

きちんと共感はするのです。

ただ、その共感に至るまでのフェイズに人間味を感じないのです。どこか「要はこういうことなんだろ」みたいな、冷徹な側面というか、何というか……。

まあその辺りはガチ記事にて語っているわけですが(ダイマ)

ともあれ、そんな不気味さを孕んだ共感を、人口の7%弱に値する人からは感じません。

正直、MBTIとかにどっぷりハマらない人がINFJを名乗る分には関係ないのです。

ただある程度こういうものの知識が溜まってきて、人生の中心になりつつあるときは、もしかしたらちょっと注意が必要かもです。

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INFJが日本人に多い理由

「少ない」という結論を出した以上、多い理由を語るのもおかしな話の気もしますが……主題はあくまで「多い理由」。多いか少ないかではありません。

というわけで、なぜINFJがあんなに溢れているのかをちょっと考えてみましょう。

診断の基準や内容がふわっとしているから

「無料のMBTI診断で出たから、とりあえずそう名乗っている」。こういう方が圧倒的大多数なのは、まずもって間違いないでしょう。

これに関しては、ユーザー側に罪はありません。もっと言えば、INFJ量産を招いた診断サイトも、まあ悪いとは言えないでしょう。

そもそも自分をどう名乗るのも自由である以上、それが人格や周囲に害をもたらさない限りはとやかく言うのもお門違いと言えます。

ですが一応、お題目なので言及しておきます。

まず、N型という存在自体が謎を帯びています。

当人がN型だったとしても、直観機能とは何なのかをうまく言語化するのは無理ゲー。そこまでいかなくても、圧倒的困難であることは言うに難くありません。

明確な判断材料に乏しく、N型という人物像がふわっとして抽象的で、正直誰にでも当てはまりそうなものになってしまうんですよね。

空想に浸り妄想する人はこの世にごまんといますし(当然S型であっても)、うっかりミスは誰にでもあります。

ですが、その妄想だったりうっかりだったりを、N型の特徴として診断に取り入れるしかない。

そこに「日本は協調を旨とするFJ社会」ときました。

もっとも、診断率最多はINFPだったりしますが……ともあれ、あれだけ「希少」と呼ばれているINFJが掃いて捨てるほど誕生する理由としては十分ではないでしょうか。

単純にNiに憧れているから

「あればなぁ」という願望を自分自身に投影してしまう。人間、大なり小なりやっていることです。

これがINFJ、というよりNi(内向的直観)に向かう人も、決してゼロではありません。むしろ中級者くらいになると、その数は爆増するような印象を受けます。

なぜNiに憧れるのかというと、単純に「格好いいから」。

人間誰しも、超能力や超常的な思考力には憧れを抱くものです。

そしてNiの説明。「物事の本質を見る」「未来を予測する」「洞察力」。なんともそそられるワードが並んでいますね。

特にネットでは、「頭のよさ」は強いステータスになります。そうでなくても、なんだかすごい人みたいな印象を抱かせます。

そんな中、物事の本質を見られる自分、未来を的確に予言する自分、鋭い洞察力で何でも見抜く自分がいれば……。

なんか、格好いいですよね。自分が優れた人間になった気になりますよね。

蛇足になりますが、この手の人たちは決まって選民思想にも惹かれがちです。これはINTJの方が何倍も目立ちますが。

おそらくは「そうあってくれ」という強い願いが「違ったらどうしよう」という不安となり、不安をかき消すために優生思想に駆り立てられているのでしょう。本記事ではどうでもいいことですが。

ともかく、Niに強く憧れ、他にも複合的な理由でINFJを名乗りたくなる。そして実際名乗る。このパターン、結構あるのではないでしょうか?

HSPと親和性があるから

INFJかつHSP。明らかに本物っぽい人から「お前絶対違うやんけ」という人まで、幅広く名乗っている印象があるセットです。

というのも、HSPの特徴にINFJ要素の欠片と思しきものがいくつか見られるんですよね。

繊細。一人の時間がないと死ぬ。共感力の高さ。深読みしがちな思考。どれも、INFJにもHSPにも当てはまることです。

本物もなんちゃっても多そうな組み合わせですね。普通にシナジーあります。

ところで、世の中には診断も受けていない自称HSPが、今や診断も受けていない自称発達障害を追い越さんばかりの勢いで量産発見されています。

こういう人たちもまた、自分の共感性の高さとやらを「INFJだからなんだ!」と性格タイプに結びつけてしまう。これもINFJが多い理由なのかなと。

もっとも、この中には精神病や人疲れなどによる体調不良を「バカか」と一蹴するようななんちゃってHSPもいるわけですが……本記事に関係ないので省略します。

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共感できるから

「痛かったね」

「苦しかったね」

こういった相手に寄り添う”共感力”こそ、まさに自認INFJの多さのひとつと言えるでしょう。

相手の気持ちに立って考える。これは個人的見立てではFeなのかなと考えていますが(ユング心理学の外向的感情みたいなの)……世間ではそうではない様子。

「相手の状態」という自分以外のものに目を向けることが、一般的に考えられているNiと関連しているのかもしれません。

どうにもS型の説明を読むと、相手の視点に立つなんて容量がないくらい脳みそが小さそうな描き方をされていることも少なくない気がするんですよね。パッパラパーというか。

まあ悪意的に解釈するということは「そうは思わない」ということなのですが……それはそれ、これはこれ。

とにかく、これも(特にFJ型の)誤診を招く理由でしょう。「自分はこんなに頭悪くない」と。

そもそも、「INFJは共感力が高い」とはどこでも言われていること。

とすれば、「共感できるからINFJ」と、「Aの中にBが含まれるならB=Aだ」みたいな単純計算INFJ自認に向かう人も多いのかなと。

「本質を見抜く」という語彙自体が曖昧だから

「本質を見抜く」。この言葉がINFJを量産している元凶(?)のひとつと言えるでしょう。

本質を見抜く。簡単に言えば物事の核となる問題や課題を見つけるということですが……この定義が極めて曖昧です。というか、何をどう頑張っても曖昧にしかならないです。

そのため、Ni騙りに悪用どうとでも解釈できてしまうんですよね。

極端な話、「背中をボリボリかいているということは、つまりこの人は背中がかゆいんだな」。これも、「背中がかゆい」という本質を見抜いたことになります。

その気になれば何にでも当てはまってしまうし、何にでもこじつけられてしまう。

あとは簡単です。何かしらの事柄を引っ張り出して、「あれはこういうことだと見抜いた。つまり自分は本質を見抜いたんだ」。そう判断すれば、INFJやINTJの完成です。

なんだかこじつけっぽいですが……知り合いにINFJを名乗り「笑顔になったということは、何か嬉しいことがあったんだ!私って本質見抜くから!」とかやっている痛い人がいるので、とりあえず「そうやってINFJを自認する人もいるんだな」と。

自分の将来像を妄想するから

いや、違うんです。実際に見ると、本当違うんです。

マジモンっぽいINFJたちの会話を聞けば、平気で「このままだと近い未来は〜」とか「この事柄が今後〜」とか平気で飛び出してくるのです。それも仔細に。

すみません。話が逸れました。

ともあれ、「将来こうなりたい」とか、「こういう人生設計で〜」とか、そういった将来像や今後の展望を語れることがINFJを名乗る決め手になった方も多いのかなと。

あるいはネガティブな決め手になると、年金制度の今後とか、単純に今後やっていけるかの不安とかもあるかもしれませんね。

実際、将来についていろいろ考えること=Niと考えるのも、想像に難くないし無理な話でもありません。

この辺り、本当にブログや書籍でもふわっとしているんですよね。特に捉えづらい心理機能なので、どうしても当てはまる人が多い抽象的な書き方しかできません。

その辺りも手伝って、INFJを名乗る人が多くなりがちなのかなと。

ドジだから

それなりにINFJについて学んでいると、「Se劣等」なる文字列を当たり前のように目にするようになります。

Seを簡単に述べるなら、「見たまんまの情報を取り入れたり要領がいい傾向」なのですが、INFJはこれが苦手です。

例えば叩かれない絶妙なラインをすり抜けようと思ってできてなかったりそれこそ当ブログみたいに、些細な挙動の変化に気づけなかったり……。

共感力に富むINFJも、意外と察し力は低かったりするわけですね。

筆者がNiなんて格好よさげな機能を主軸にしているかどうかはともかくとして……

民衆というやつは、物事をデフォルメわかりやすく解釈することを好みます。たとえ正しさが損なわれる結果となっても、自分たちが苦もなく理解できればオールオッケーです。

まあ、私の解釈が正しいかどうかなんて神様に訊かないとわかりません。あくまで「Se劣等という概念も、わかりやすいように加工されて語られている」というのが要点です。

例えばちょっとドジだったり階段でつまづいたりしやすいとか、刷り込みがひどいとちょっと忘れ物をしただけでSe劣等だと思ってしまうわけですね。

もっとも、この辺りは主に厳格な基準が存在しない(分野的にそもそも存在しようがない)ことと、そのせいもあって書籍もブログもふわふわした答えしか出せないことが原因なのですが……。

ともかく、Se劣等のINFJと不器用な自分の姿が合致するのも、またINFJ自認が多い理由と言えるのではないでしょうか。

頑固/こだわりが強いから

信念という言葉もまた、定義が極めて曖昧です。その気になればただのこだわりも信念と言えてしまいますし、頑固に他者を撥ねつけるのも信念ゆえの行動と言えなくもありません。

「INFJは極めて強固な信念を持つ」みたいなことが方々で書かれていますが、これを頑固さ/こだわりの強さと捉えることで、簡単にINFJを量産できてしまいます。

信念と頑固さは表裏一体。当然INFJも自分の信念に準じようとしますし、その頑固さは尋常ではありません。

彼らが「可能な限り多くの人を救済したい」と言い出したら「現実見ろ」と否定しても動きますし、以後嫌がらせを続けてもまず折れません。

まあそこまで頑固な人はまずいないわけですが……それでも、頑固に自分の正義を主張する人はごく少数ではないでしょう。

やはり定義の曖昧さが問題ですね。これでは、全員が片っ端から神の裁定を受けなければ実数を把握できません。

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ネットが集まりやすい場所だから

さて、まるで誤診を疑っているかのような内容ばかりではアレでしょう。「こいつ本物だー!」となるくらい本物している人も多いので、最後にそこにも言及しておきます。

多少現代社会に適応できない人でも、ネットでは似たような人を見つけやすいです。

そのため、特に実社会において「なんだこいつ」と白い目で見られやすいINFJも、仲間や理解者を求めてネット社会に飛び込みやすいことは想像に難くありません。

ネット社会で同志と語り合い、理想を語り、本音を吐露し、実社会では絶望的とも思えた仲間たちと巡り会っていく。そんなストーリーもぽつぽつと見受けられます。

実社会で疲れを感じたINFJが似たような人たちと惹かれ合う。これもまた、ネットではよくある話でしょう。

先ほどまでなんちゃって世間で語られるINFJについて言及しまくってきましたが、ネットに救いを求める中にはあからさまなまでに本物をやっている人も当然混じっています。

そういう人たちは、もしかしたらネットで救いと癒しを得ているのかもしれませんね。

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まとめ

というわけで、今回は正直後が怖いくらい喧嘩を売るような内容でお届けしました。

正直、誤診かどうか、誤認かどうかなんて本当は神様でもなければわかりません。ですが、希少と言われるにはあまりに多すぎる。とすれば、まあ、そういう人もいるのかなと。

そんな感じのふわっとした思いで書き上げた次第です。

今回の記事はあくまで個人的見解です。自認INFJの方も「自分が否定された」と思わず、綾小路きみまろ的なサムシングだと思っていただければ幸いですね。

あかつき
あかつき

いや無理な人は無理だろ。毒盛りまくりだろ。

私もなんか今回口挟めませんでしたよ

ともあれ、こういう記事を長引かせても一利なし。この辺りで私は逃げようと思います。

もし「自分がINFJなのか不安」という方は、参考になるようでしたら以下もご参照いただけますと幸いです(ダイマ)

他にも優しめの記事から爆弾発言満載の記事までいろいろありますので、気に入ったという方はいくつか漁っていただけますと幸いです!

筆者:春眠ねむむ
X :@nemukedesiniso
threads:@shunmin.nemui

 

 

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補足

当ブログで取り扱っている16タイプの考察は、一般社団法人日本MBTI協会(Japan MBTI Association)とは無関係な、春眠ねむむ個人による独自解釈の結果を書き記したものになります。
MBTI書籍を参考にはしておりますが、あくまで独自理論・独自考察となりますので、あらかじめご了承くださいませ。

参考書籍

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