【16タイプ】エニアグラムタイプ4のINFPについて考察してみる

16タイプ
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今回はエニアグラム×16タイプ(MBTI)のより詳細な考察回ですね。タイプ4のINFPがどんな人なのか?そこのところを考えてみましょうといった内容です。

実在の人物を参考にまとめてはいますが、結構筆者の考察や想像が含まれていますので、その点はご了承いただけると幸いです。

というわけで、いろいろ考えてみましょう。

どんな人たち?

まず簡単にどんな人たちかを考えていこうと思いますが……簡単にいえば空想に生きる人たちですね。ウィング5の人が75パーセントほどを占めており、結構ふわふわした変な人が多い印象です。

基本的に性格は内向的で繊細。たまーに変わり種みたいな人もいますが、大抵は自分というキャラクターを演じ、その殻の中で人生とか自分の生きる意味みたいな小難しいテーマを考えている人が多いですね。

特定のキャラクターだったり人と違う一面を持つ自分という存在にちょっとナルシズムを覚えたりしながらも、その一方で他人に対して劣等感を持つ人たち。

素直な面とひねくれた面を両方持ち合わせており、堂々と物申す人にめちゃくちゃ反発しながらも結構好きになっちゃうみたいな人が結構多いような……?

とりあえず言えるのは、変わり種でかつ凡庸さを嫌い、不思議な感じのする人が多いという感じです。

あかつき
あかつき

要領を得ない文章ですね……

ぶっちゃけちゃうと、INFPのテンプレにかなり近い組み合わせです。あと4w5も

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自己分析に自信あります

タイプ4のINFPを見てほぼ全ての人に当て嵌まったのは、「自己分析をここまでしている人は自分を除いてそうはいないだろう」という、ある種の自信を持っている点ですね。

INFPもタイプ4も、ともに非常に高い内省能力の持ち主です。というか、もはや内省こそが最大の武器と言ってもいいくらいです。

自分の中で何か哲学を持っていたり、自分という人を研究し尽くして逆張りをする自分にナルシズムを覚えたり、自己無能感に押しつぶされそうになっていたり……正直言って、結構いろんな人がいます。実際、語れないくらい雑多な属性の人を見てきました。

ただその人たちに共通して言えるのが、とにかく内省の結果として高度な自己分析を行えているという点です。

そして、当人たちもそこを拠り所にして自分のアイデンティティを形成している人たちです。

人生の深さを味わう人たち

タイプ4とINFPは、かなり大きな共通点があります。

それが、人生をより深く、よりダイナミックに味わい尽くそうというある種の貪欲さ。

タイプ4がもともとそういう性質を持っているのに加え、INFPの主機能は自分の感情を大事にするFi(内向感情)

自分の感情をとても大事にし、自分の感情を主軸として人生を深く捉え、喜びも悲しみも人一倍ドラマチックに味わう。そんな感じの人たちです。

あかつき
あかつき

自分の感情が行きすぎる人たちもいますけどね。いわゆるお気持ち主義的な感じというかなんというか……

自信のなさが劣等感に

タイプ4もINFPも、どちらも自分に自信がない人たちでもありますね。特にINFPは、自分の能力に頗る自信を持ちにくいタイプとされています。

そのため自分を責めたり自分の能力不足を嘆くことが多く、生きづらさを覚える人も決して少なくないでしょう。

この点が、タイプ4の囚われである嫉妬に深く関わってくることもしばしばあります。

例えば能力ある人に嫉妬して、ちょっと足を引っ張ってみたり、強情になってみたり、拗ねて意固地になってみたり……。

そんな感じで、まあ、めんどくさい性格をしているわけです。そこが魅力でもあるわけですがね……。

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世間での扱われ方

まあ、おおよそマイノリティでしょうね。そんな凡庸な人でもないし当人たちも凡庸を嫌うので、普通の他人扱いはまずありえないでしょう。

特に4w5が75パーセント、約4分の3なわけですから、「変な人」というのもついでに追加でささやかれることでしょう。

おおよそ世間では以下のようなキャラ付けがなされるでしょうね。

  • なんかわからんけど変な人。孤立した人
  • おもしろい天然さん
  • いじられキャラ
  • 最悪の場合はいじめの対象

あるいは変わっている自分を「デメリットだらけだ」と感じ、自分を隠して生きる人もいるかもしれません。そういう人たちは、おそらくタイプ4だと誰も気づかないかもしれませんね。

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考察・ちょっと小難しい話

もともとFiとNe(外向直観)という二大巨頭のせいで、何かとおかしなキャラ付けをされやすいのがINFP。そしてそんな自分を否定しないタイプ4。この組み合わせでヘンテコなキャラにならないことはまずないというのが私の結論です。

で、ここで個人的に問題視したいのが、タイプ4の「自分自身でありたい」という根源的欲求

もともとヘンテコな上にヘンテコな人物を自分だと思い、そんな自分でいたがる。まあ、ほぼほぼ浮いたキャラになるでしょうね。

また(確定ではありませんが)、どうやらINFPタイプ4は小難しい話をする自分というキャラにも愛着を持つところがあるようです。

例えば実際にはついていけないような話についていっているように錯覚する、小難しい哲学の話をするかと思いきやそんな話が好きな自分の話ばかりetc.

なんというか、やはり見えてくるのがFi+タイプ4特有のナルシズムです。

物事を雄大に捉え、そんな自分に恍惚として、「お前たちにはここまでの捉え方ができるのか?」と。そんな感じに優越感に浸るINFPも決してごく少数ではないような気がするのです。

というか実際そこそこ見ますね。少なくとも私はそうです。

とはいえ、この優越感の裏にはいつも自分の中での劣等感があって、「自分なんかが」という気持ちが常に付きまとっている。

世界への嫉妬から少しでも世界を見返そうと、周囲の人に「自分はこんなちっぽけじゃないんだ」と必死に虚勢を張ろうと優越感にしがみつく。私には、そんな姿が見える気がします。

なんだか着弾点が迷子になってしまいましたが……要するにまとめると以下の通りですね。

  • 変な自分にうっとり
  • そんな変な自分自身であり続けたい
  • 哲学的で小難しい自分にもうっとり(?)
  • でも世界には劣等感を常に持っている

私から見てもすっげー雑なまとめ方で申し訳ありませんが、私が思い描くINFPタイプ4像はこんな感じです。

当然、これが当たってるとも限りませんし、外れてるとも限りません。実際のところは当人のみぞ知る、と言った感じですね。

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まとめ・変な自分は生きる上での必需品

ある意味では、こうとも取れるかなと。そんな気がします。

変な自分とは外界から身を守る盾でもあり、自分という存在を表現・演出するための道具でもあり、また自分自身として生きる上での投影先でもあり、自分にうっとりして劣等感を忘れさせてくれる相棒でもあり……

なんにせよ、タイプ4もINFPも単純な性格はしていません。ある意味、最も複雑な組み合わせと言えるかもしれませんね。

と言ったところで、今回はここまで。

タイプ4やINFPの個別の解説も行っておりますので、興味がおありでしたらぜひ覗いてみてください!

筆者:春眠ねむむ
X :@nemukedesiniso
threads:@shunmin.nemui

補足

当ブログで取り扱っている16タイプの考察は、一般社団法人日本MBTI協会(Japan MBTI Association)とは無関係な、春眠ねむむ個人による独自解釈の結果を書き記したものになります。
MBTI書籍を参考にはしておりますが、あくまで独自理論・独自考察となりますので、あらかじめご了承くださいませ。

参考書籍

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