INFJは共感力が高い。これはあらゆるサイトで言われていることです。
実際、INFJ自認の方の中には共感性に誇りを持っていらっしゃる方も多いですね。その実そんなに高くない人も含めて
で、私の中では、ここで一つの疑問が生じます。
INFJの共感性とは?
一般論だけを語れば「人の痛みに寄り添う力」などと言って終わりですが、せっかくですし、一般論とは違った私なりの形で掘り下げてみましょう。
INFJとは
まずは私の中でINFJがどうなっているのかを簡単にまとめましょう。
端的に言えば、信念と共感が同居した人たち。
強い信念とともに相手への共感・同化する側面も持ち合わせており、非常に複雑な人物像を醸成しています。
信念に基づいたビジョンを形成し、そこに突き進む。同時に他人に強く共感する側面もあり、その2つの要素が混ざり合ったり場面によって出たり引っ込んだりするので、完全な理解は非常に難しいと言えるでしょう。
以下、私が考える詳細なINFJ像です。興味がおありの方はどうぞご覧ください。
INFJの共感性
さて、それでは本題に入っていきましょう。
結論から入ります。INFJの共感性とは、自我を保ったままの相手の気持ちへのトリップ。
淡々と相手の気持ちと同化し、淡々と同じ痛みや同じ苦しみを分かち合う。
相手が苦しいか、辛いか。あるいは嬉しいか、楽しいか。
これらは、確かにINFJならば容易に汲み取ることができるでしょう。汲み取れない人も中にはいるけど
ですが、その視線は間違っても同情とは違う。
ただ静かに相手の気持ちを飲み込み、静かに共感をする。これがINFJの共感性です。

たまに天邪鬼もいますけどね。相手の気持ちを汲み取っても、意地でも同調しない奴が
「痛かったね」ではない
INFJの共感は、「痛かったね」「苦しかったね」。こんな言葉では言い表せません。
言ってしまえば、相手の心へのトリップ。相手の心に入り込み、覗き込み、どんなものか把握する。これがINFJです。
俗に言う「手に取るようにわかる」に近いものですが、それ以上の踏み込みはしません。
本当に淡々としています。淡白です。必要以上の同情はしません。

そもそも「痛かったね」「苦しかったね」は共感ではなく同情です
下手をすると同情しないかもしれませんね。相手の気持ちに同調するでもなく否定するでもなく、ただ淡白に同じ気持ちを味わう。これだけです。
そこにはわざとらしい同調も考えなしの感情共有もありません。単なる共感を相手の気持ちとのリンクがあるのみです。
同調の危険性を知っている
INFJはそこらへんの考えなしとは違い下手な同調の危うさを知っていることが多いです。
そのため、同じ気持ちを味わうまでしても同情することはそこまで多くない、同調にもなればさらに回数は減ります。

今日はずいぶんと喧嘩をふっかけますね。疑似INFJに親でも殺されたんか⋯⋯
正直言って、かなり異質ですね。そのへんの人に紛れていても、感情リンクのそこから先、同情や同調までは踏み込まない。
距離を置いたところから相手と同じ気持ちを味わうだけで、相手への同情や同調を示すことにはかなり慎重です。
基本的に人との距離はあまり近くないのがINFJの実態。「共感」などという言葉からは想像できないくらい淡白です。
性格が淡白というわけではない
「INFJはそんなに淡白じゃない!」という方のために、ここで一つ擁護。
INFJの共感は、確かに淡白です。ですが淡白なのは共感という一分野においてだけ。さまざまなINFJが世の中にはいますし、当然淡白な人から気のいい人までいろいろいます。
ただ、共感という一分野においてはかなり冷静ですね。
安易に踏み込まず、離れたところから相手を見て、淡々と共感し、同じ気持ちを味わうだけで同情も同調もほとんど示さない。そういう人です。
INFJには天性のカリスマがあることも多いです。人に好かれ、愛される術を知っていることも多いでしょう。
ですが、根っこは一人。誰かに共感を示すことはあっても、それ以上は原則踏み込みません。
中には「INFJだから」という理由で神秘的な雰囲気を想像あるいは演出しようとする方もいますが、違うんです。神秘ではなく、わかる人にしかわからない冷たさなのです。
当然、見えない人からすると単なるいい人である確率も高いでしょう。INFJは安易に人に同調しないことが多いですが、別段突き放すわけでもありません。
普通に人気者も多いですし、人から距離を置いたところに佇んでいても別段嫌われることは少ないでしょう。
人に関心が薄い?
とはいえ、ここまで書いて思ったこともあります。
「INFJ、人への関心が薄い?」
これは憶測ですが、実際そうかもしれません。なぜなら、必要以上に相手に踏み込んだり肩入れしたりしないから。
好感を持たれる性格をしていたり温和で調和的な性格をしていたりと基本的に”いい人”属性ですが、それもどことなく仮面のような気すらしてしまいます。
実は一人の時間が好きだったり、必要だったりするのかもしれません。みんなと一緒では疲れると言う意見も割と聞きます。
「共感力が高い=四六時中人と一緒にいたい」と考えている方もたまーにいらっしゃいますが、多分そんな単純でうさぎみたいな性格をしていません。一人の時間は人一倍必要としている可能性も高いでしょう。

いわゆる共感疲れみたいなやつですかね。対人のスタミナはタフではないです。むしろもやし寄りです。「そんなことない!」と激昂されてももやしです
まとめ
INFJの共感は「苦しかったね」という同情でも怒りの共有にいよる同調でもありません。本当に淡々としています。
わからない人には優しい人やいい人に見えるケースが多いですが、わかる人にはその冷たさがわかります。
意外と、本当の意味での喜怒哀楽もかなり薄いのではないでしょうか?
今回は私個人の主観によるINFJ像をお話ししてきましたが、実際にINFJではないかと思われる方は、大抵同情や同調を見せずネイ◯ィオフェイスで人の話を聞いているんですよね。
対話技術が高いと相槌を打ったり相手の感情に合わせた表情をしますが、それにしても一定の距離感に気づく人も少数ながらいるのかなと。
確かにカウンセラーとしてはやり手かもしれませんが、それは相手に下手に同調・同情せずに距離を空けて対策を考えるからこその適性なのでしょう。
INFJの不思議な共感。こうやって考え直してみると興味深く思えてきますね。
筆者:春眠ねむむ
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