目を疑うようなサジェストを見てしまったので、今回は悪ノリしてネタにします。
「ISFJ 恋愛 できない」「ISFJ モテない」「ISFJ 友達いない」。
どれも強烈すぎますね。個人的には、どれもウソだと思ってます。おおよそISFJを嫌っている人たちのネガキャンか、本人たちによる自虐でしょう。
今回は、これらのサジェストがなぜウソなのかを個人的に検証してみようと思います。
ISFJが恋愛できない=ウソ
まずは恋愛できないのがウソな理由から見ていきましょう。
馬鹿正直な人間に恋愛できない奴はいない
ISFJは、基本的に惚れた相手には一途で従順です。というのも、当人の性格が超真面目。「恋愛とは」とか「恋人とは」みたいに、ちょっと古風な価値観を持ち合わせていることが多いタイプです。
つまり、恋愛でフランクな真似……もっと言えばキープや浮気といったことがなかなかできないわけですね。
馬鹿正直であり誠実。他の相手になびくのは、きちんと相手と別れてから。ある意味、律儀なタイプと言えるでしょう。
こういう人に恋愛する権利がないとは、正直ちょっと思えないです。
半歩後ろを歩くフォロワー体質
まあ、ISFJの恋愛観ですね、これは。
基本的に相手についていくのが好きなタイプです。いろいろ決めてくれる人が相手だった場合、ちょっとほっとするところがあるでしょう。
まずもって、こういう人は一定の需要があります。なぜなら、自分が主体になっていろいろ決めたい人たちも世の中には結構いるから。
ISFJ当人たちがどう思うかはわかりませんが……意外と自分主体で決めたい人たちとの相性はいいのです。
でも常識がない人とは付き合えない
なんだかんだ言いましたが、これです。
いくらいろいろ決めてくれても、あまりに常識がない相手、道徳観念が終わってる相手とは付き合えません。
相手がそういう人だと思った場合、ISFJは完全に忌避的な態度をとることでしょう。
暴言暴力なんでもアリな人とか、誰でも嫌やん?
まあ、この人たちはちょっとその辺厳しいところがありますけど……
ISFJはモテない=ウソな理由
続けてISFJがモテないのがウソな理由ですね。これに関してはどうでしょうか?
道徳的な人には一定の需要
いつの時代でも、道徳的でいい人には一定の需要があります。よく「いい人=どうでもいい人」とは言いますが、世の中そんな人ばかりではありません。
なんだかんだ言って、見てる人は見ているものです。
ISFJはモテモテハーレム(逆ハーレム)を作れるほどのモテ力を発揮するタイプではありませんが、よく見ている人ほどISFJの魅力に気付いてくれる傾向はあると思います。
常識的なところも一定層からのポイント高い
常識的で飛び抜けたことを嫌うところも、一定層から間違いなくポイントを稼げる点でしょう。
ISFJは基本的に、奇をてらったことを嫌います。仮に奇をてらったことをする人がいれば、それはそういう集団に属しているのが原因です。
この「飛び抜けたことをしない」というのは、同じく道徳性を気にしている人からのポイントが高いことを意味します。
少なくとも嫌われることは少ないので、人押しや何かしらひとつアクセントを加えるだけで一気にモテ度が加速する可能性を秘めています。
大人しさも見方によってはポイント高い
少し似たタイプであるESFJと比較しましょう。
ぶっちゃけてしまえば、あちらの方が押しが強く、残念ながらモテるチャンスは多いでしょう。
ですが、彼らは常識的な面がありながら、時として常識というものをよく考えもせずに人に押し付けるところがあり、正直悪い意味でも押しが強いです。
ISFJはその点、「なんだかなぁ」と思ってもあまり顔には出しません。注意するにしても、基本はやんわり。
「優しい人が好き」は、みんなよく言っている言葉です。優しさがすぐに結果に直結することは少ないですが、最後の一押しで効力を発揮することは多いでしょう。
やろうと思えば深い話にもついてこれる
残念なのは「やろうと思えば」にすぎない点です。とはいえ、その気になったISFJはINxxの小難しい話についてこれるポテンシャルはあると思うのです。
というのも、第三機能は理論性と関係するTi(内向思考)微弱ながらもしっかりと活きている機能です。
悲しいのは「日本ではそんな物なくても活きていける」点と「生きていけるから磨く必要がない」点ですが、もし磨けばターゲットにINxPあたりは入ってくるはず。
個人的には(本当に個人的な願望に過ぎませんが)是非磨いてほしい能力ですね。
ゆーて「参考書や教科書によれば……」とか「常識的に考えれば……」みたいな思考で生きていける以上、磨くメリットは薄い気がしますけどね。
基本的に小難しい話は事実だけを求めるSi(内向感覚)が強過ぎて難しいのかな……?
友達ができないのも同様の理由で否定できる
もう「モテない」と同じような理由なんでザックリとしかやりませんが、同じような理由で「友達いない」説も否定できると思います。
そもそも常識的な人や道徳的に劣っていない人が嫌われる理由って、それこそよほど奇特な人に目をつけられたとか道徳や常識を人に押し付けたとか、あるいは常識や道徳を盾に一方的に誰かを攻撃したとか、そういう理由しかあり得ないと思うのです。
で、ISFJは誰かを嬉々として攻撃して楽しむタイプなのか。正直、全員がそんなクズみたいな奴である可能性は無いでしょう。というかありえません。
そう考えると、やはり嫌われる理由は「変なのに因縁つけられたから」がぶっちぎりだと思うのです。
正直、そんな変なのに「お前友達いないだろ」とか「みんなお前のことを嫌っている」みたいに言われても、気にするだけ時間の無駄だと思いますよ。
「友達いない」という孤独感を味わいやすい?
などと言ったところで、一応「友達いない」について思い当たる節はあります。
というのもこのタイプ、本音を話せる相手があまりに少ない。
ついつい周囲の顔色を伺ってしまうところや相手に合わせてしまうところがあるので、気づけば誰にも本音を話せなかった……みたいな話を聞きます。
そういう意味では「友達いない」は正解かもしれませんね。
実は結構人を信用しないタイプだったり?
ISFJ、案外モテる可能性
内向的で控えめなため「案外」の範疇にとどまってしまいますが、案外モテるタイプだったり?というのが、私の個人的な感想になります。
このタイプ、なかなかどうして人の良さが光るんですよね。
恋愛も友情も、最終的には相手に優しいかどうかで好きか嫌いかが分かれます。なにせ自分をぞんざいに扱う人を好きになる人は希少なので。
その点においては、ISFJは問題ないでしょうね。目に見えて優しい人が多いです。
あと一歩突き抜けるためには、どう個性を出していくかが鍵となることでしょう。
といったところで、今回はここまで。
普通のISFJ解説もやっておりますので、よろしければそちらも合わせてご覧くださいませ。
筆者:春眠ねむむ
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