【エニアグラム】ヒステリックで自己中極まる女から見るタイプ7の本音

エニアグラム
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タイプ7の話ばかりで申し訳ありませんね。ですが、本当話題に事欠かないんですよ、私の周りで。

というわけで、今回はタイプ7の中でもちょっと闇の部分。私が知っているおそらく(というかほぼ間違いなく)タイプ7のヒステリック&自己中な女性を通じて、タイプ7が何を考えているのかを考察していきたいと思います。

タイプ7の解説は、以下のページをご覧ください。

とある女性の又聞きエピソード

まあ「知ってる」と言いつつ友人が昔付き合っていた女性の話(しかも別の友人から聞いたエピソード)なので、おそらく向こうは私のことを知らないでしょう。その上でエピソードにするのもアレですが、とりあえず参考にでも……

おそらく不健全なんでしょうね。その女性の性格は、聞く限りでは明るいというよりヒステリックでよくキレて、自分のことしか考えていない自己中心的な感じでした。

具体的なエピソードはというと、やはり「相手のことを何も考えていない」。全てはこれに尽きます。

例えば友人が風邪をひいて寝込んでいた時、その女性は「サボってるってことは暇なんでしょ」と強引に旅行に連れて行き、友人は風邪が悪化したのはもちろん風邪の菌を撒き散らした挙句旅費を全額支払わされたり。

彼女が遊びにいく時は一番高い買い物を好んでして、そのつけを支払わされたり(拒否すると殴ったらしい。グーで)。

遊びまわるたびにお金が減って、貯蓄がギリギリになった時にその旨を伝えると「だったら借金するのが普通じゃないの!?」とキレられたり。

あるいは別れる時(女性の側から別れを切り出しています)は周囲にあることないこと言いふらして、孤立という一種の人質をネタに有り金を全額巻き上げようとしたり……(これは未然に防げたけど)

とまあ、こんな感じの方だったようです。

で、ここまでの話はどうでもいい。タイプ7的にはここからが重要なのですが……

その女性、友人が体調不良や自分の都合を話した時に、要約すると以下のような言葉を返していたそうです。半ギレで。

で、今回のこの内容とタイプ7の何が関係あるかというと……

「それが私に関係あるの?」
「聞き入れて私に何の得があるの?」
「私の損失はどうなる!?」

「得られたはずの楽しみを返せ!!」

これですこれ。ここに私はタイプ7の本質があると思ったのです。

だからこそ、今回のエピソードを取り上げました。

あかつき
あかつき

前置き長っ!

軽いジャブにどんだけ文字数使ってるんですか!?

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で、結局何が言いたいの?

「何の得があるのか」
「損失はどうなる」
「得られたはずの楽しみ」

正直全部がキーワードみたいなものですが、あえて抽出するならこの辺りがタイプ7のキーワードなのかなと。

要するに、私が考えるタイプ7の本音はこれです。

損失なく、完全な形で得や楽しみを享受したい

うちのサイト開発担当も言っていましたが、得られるものに傷があるのは嫌なんですよね。無傷で、完全な形で楽しみを得たい。得したい。目の前の幸せを手に入れたい。

タイプ7はそのためにいかなる代償も払いますし、不健全になればなるほどなりふり構わなくなります。

これが貪欲の囚われの正体であり、根源的欲求に対する答えであり、根源的恐れから逃れるためのもっともわかりやすい手段なのでしょう。

本質から見るサブタイプごとの傾向

せっかくなので、この「損失をとことん嫌い完全な幸福を得ようとする」という特徴が、本能のサブタイプによってどう作用するのかも見てみましょう。

自己保存(sp)

「城の番人」の異名の意味は、「自分の得たものを手放したくない(損したくない)」という本音からくるもの。

自分の得た幸せや自分の牙城を何としても死守したい。だからこそ、城の番人なんて言われるわけですし、信用できる人とのつながりを得たいと思っているのかもしれません。

ともあれ、このタイプの本音は人とのつながりでも信頼できる仲間でもなく、それらを使っての「自分の損失を防ぐためのネットワーク」の構築を求めているわけです。

そのため繋がりは自分中心。周囲の友人や取り巻きは自分のため込んだ財宝を守るための兵士であり、盾であり、不健全な時は自分の代わりにダメージを受ける生贄供物でもあります。

ソーシャル(so)

カウンタータイプ 。すなわち「完璧で損失のない得を取りたい」というタイプ7の本質から、あえて逆をいこうとする人たちですね。

つまり、「得したい」「損したくない」という気持ちを持ちながらも、それ以上にそんな自分を「よくないもの」として制御・場合によっては懲罰する気持ちが強い人たちです。

このタイプは誰も損しない場面ならば自分の得を取りますが、「自分が得することによって他の誰かに損失が出る」という場面に対してはかなり敏感です。

だから誰かが損するとわかればあえて自分が損失を肩代わりしますし、「誰を犠牲にしてもいいから最大限得したい」というタイプ7の本質に真っ向から抗っているタイプと言えるでしょう。

セクシャル(sx)

夢想家で、現実の痛みから逃れるための幸せな世界を探すタイプ。言わばタイプ7の「完全な形で得したい」という思いをより濃く体現したような人たちですね。

このタイプは、とにかく自分の楽しみや幸福を最大限得ることに強いこだわりがあります。どこぞのエニアグラム 解説の本で「このタイプは現実に対する補償を求める」とありましたが、まさにそんな思いが強いからこそ、余計幸福に傷がつくことを許せないのでしょう。

「本来楽しめたはずの時間が少しでも奪われるのが嫌」とはタイプ7sx優位の知り合いの言。これが、まさにこのタイプをわかりやすく表現したものなのではないでしょうか。

痛くて苦しい現実への補償として、今得られる最大限の幸福を如何なる犠牲を払ってでも得る。そんな感じのタイプです。

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多分、タイプ7はこういう人

まとめ
「完璧な幸福を」「一切の損失なく」「どんな犠牲を払ってでも得たい人」

当然、今回のはエニアグラムにおける私の個人的な考察に過ぎません。ですが、深く突き詰めるとこういうことなのかなと。

おそらくタイプ7は痛みから逃れるために、常に目に見える中では完璧な幸福を得ようとする傾向がある。

具体的な行動として書き出すと、ソフトクリームは必ずと言っていいほどミックスを頼むし、テーマパークは体調不良の場合でも必ず閉園ギリギリまでいようとするし、自分が楽しむ過程で人が何人倒れようと気にすることはほとんどない。犠牲を惜しむにしても楽しみ抜いた後にする。

重ねて言いますが、これは私自身の勝手な考察に過ぎません。公式が関わっているわけではないので、その点はお忘れなく。

ですが、こうやって実際に形にしてみると、なんだかタイプ7の理解がより深まった気がするのもまた事実です。

筆者:春眠ねむむ
X :@nemukedesiniso
threads:@shunmin.nemui

 

 

参考書籍

 

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