今回はトライタイプの中でもアーキタイプにタイプ１、タイプ４を持つ人たちをまとめてみました。
正直ニッチだとは自分でも思いますが……まあこういう路線を進んでる当ブログ故致し方なし。とりあえず見ていっていただけるとありがたいです。
タイプ１、タイプ４の特徴はそれぞれ以下の記事をご参照ください。
アーキタイプ１−４の特徴
何というか、不思議な人ですよね。タイプ４らしくちょっとふわふわしており、それでいてタイプ１のピリついた雰囲気も同時に持ち合わせたタイプ。
何かとフラストレーションを溜めやすく、ちょっと不安定になりがちなタイプでもあります。
そもそもタイプ４がタイプ１の退行先ですからね。いろいろ堕落しそうな心とかイライラとかあるわけです。
あ、ちなみにこのタイプの２つ名は
１４５：研究者
１４６：哲学者
１４７：空想家
です。思想に関するものが強いですね。この辺、タイプ４要素にかなり引っ張られてる？
このタイプはフラストレーションの二重苦に悩まされるタイプでもありますね。
タイプ１：至らない自他へのフラストレーション
タイプ４：周囲に劣る自分へのフラストレーション
この辺り、タイプ１の囚われ「怒り」とタイプ４の囚われ「嫉妬」の合わせ技とでも言えばよいでしょうか？
理想の姿に届かぬ自他にイライラ、いわゆる「普通」に届かぬ自分にイライラ。
「芸術は不幸から生まれる」という言葉の真偽は置いておいて……このタイプはまさにこの言葉通り、イライラからか深く洗練された思想を築き上げるのです。
この創造性の高さは、他タイプの追随を許しません。
また、何気にタイプ４の気分屋属性とタイプ１の生真面目属性がぶつかり、二面性や矛盾に苦しむ人たちでもあります。
各タイプの解説は以下をご参照ください。
では、続けて各タイプごとの違いについて見ていきましょう。
各タイプの性格について
詳しくは各タイプの解説をご覧いただくとして……ここでは各タイプの差異という点から性格を見てみましょう。
トライタイプ１４５
知的で遊離型優位。基本的に１人で動くタイプで、ちょっと気難しく知的分野へのプライドが高い、分析・学習タイプでもあります。
創造的というよりは学術的でちょっと頭の固いタイプですが、この１−４らしくNi力高めで、特に未知の分野において様々な繋がりや考察においては非常に力を発揮します。
他者にピリピリして接しナチュラルに批評家なため、時として本人たちの性格の良し悪しとは無関係に嫌われることも……。
トライタイプ１４６
反応型優位タイプ。すなわち情緒が強いタイプ。知的欲求や知力への自信はありますが、どちらかというと自分が考える最高の倫理に役立つことを求めます。
また確実主義的であり、自分で何かを作り出すというより「存在するものの確実性をジャッジし、その上で、確実なものを使うためのガイドラインの制定」という形で創造性を発揮する人たちですね。
人道主義者でもありますが同時に批判的でもあり、情報に対して注意喚起を促しすぎて周囲に避けられることも……。
トライタイプ１４７
パーフェクト防御型。そんなことより理想主義者的な面が目立ちます。型破りで破天荒な人柄を見せることが多く、その点において他タイプたちとは一線を画します。
外部のシステムに対しては１４５：中立、１４６：恭順隣がちなのに対し明らかに対立的。いつも「ここが足りない」と不満を持ち、それを解消するために思索を巡らします。
気分屋で予測不可能な上に細かな説明を省くため、他者からはそこが問題視されてどれだけ頭が良くても「無謀でバカ」と思われやすいのが難点ですね。
トライタイプ１４５と１４６の違い
１４５：未知の分野を拓く創造性
１４６：既知の分野を測り使う創造性
どちらも創造的ですが、１４５が未知の分野を理解・咀嚼し開拓していくのに創造性を発揮するのに対し、１４６は既知の分野をジャッジし、扱っていく方向性で違いが生じています。
１４５は未知の分野を踏み慣らして広げていくのに対し、１４６は正しい運用のためにガイドラインを制定したり人の長所を伸ばすときに創造性が光りますね。
また１４５はどちらかというと能力主義・個人主義的で自分の知性を磨くのに対し、１４６は人道主義的で人の長所を伸ばす手助けをしたり、周囲に対して倫理観を重視した裁定を行いがちです。
トライタイプ１４５と１４７の違い
１４５：学術的で知的分野を極めたい
１４７：革新的でよりよい状況を作りたい
１４５と比べ、明らかに１４７の方が外向的かつ行動派ですね。
１４５はタイプ５の影響からか引っ込み思案で、あまり創造的なところを人に見せません。それに対して１４７は創造性がダダ漏れ。漏れすぎてエキセントリックな変わり者の性格を形成しています。
１４５は静かに何かしら学術的な分野を極めていくタイプ、１４７は革新を声高に主張しながらズイズイ突き進んでいくタイプですね。
トライタイプ１４６と１４７の違い
１４６：人道や人の生き方に対して高い理想
１４７：システムや状況に対して高い理想
どちらも理想主義者で今に満足しないタイプ。ですが、その向く先はまるで違います。
１４６は人道主義者で倫理的。基本的に自分や他人と言った「人」に対して強い不満を溜め込み、より良い形を目指そうとします。
一方の１４７が不満を覚えるのは「状況」や「システム」。つまり今この瞬間のやり方や場合によって目的そのものに介入し、より良い形に変えようとします。
また１４６が引っ込み思案で批判的な面をあまり表に出さないのに対し、１４７はガンガンに主張し、自分の想像した世界を現実にしようとします。
筆者：春眠ねむむ
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