こんにちは。なぜかINTP呼ばわりされることが多い春眠ねむむです。ちなみに次点はINFP。
今回はNT型、つまりENTJ、ENTP、INTJ、INTPの4タイプに的を絞ってみましょう。
このタイプは基本的にドライな性格とされており、実際人情味がないかのように語られることが多い人たちです。
ですが、よくよく見てみるとウェットな部分もあるような、ないような?
人間色々な面があるので一概に「どっち」とは言えませんが、今回はNT型のウェットな部分とドライな部分について迫っていければと。
指向の軸は基本的にドライ
まずはっきりさせておきましょう。NT型は4タイプともに基本ドライです。エニアグラムタイプとか関係なしに人とは一定の距離を保とうとしますし、性格面や当人の情はさておいて軸は常に無感情。どれだけ優しくても物事の判断は冷めています。
そういう「判断」「判別」という面では確かに冷たいですね。めちゃくちゃドライです。
感情を置いてけぼりにしてあれやこれやと考えるので、当人の資質関係なしに自然と冷たい人の考え方をするようになります。
「人のことはどうでもいい」「自分さえよければいい」という人たちではありませんが、人間というものを非常に冷めた目で見ており、その判断軸に生の感情や慈悲慈愛が乗ることは少ないですね。導き出した答えを実行するかどうかはさておき、頭の中だけは非情です。血が通っていません。
「この人を助けてあげなきゃ!」「喜怒哀楽こそが自分の生き様!」みたいなことを言い始めるのは相当な異端。それより「この人は誰かが助けなければ落ちぶれるな」とどこか他人事みたいなところがあったり、「感情はよくわからん」と匙を投げたりすることも多いのかなと。
人助けをする際も、積極的であれ消極的であれ他人事思考がどこかにあります。「この人を誰もが見捨てたら……」とかぼんやりと考えながら手を貸したりするかもしれませんね。義理人情に篤くても、「友達だからだ!」みたいな熱い思いに思考を全ベットすることはまずありません。

そもそも友達がちゃんといる人って何割いるんですかね?
私はいません。そもそも友達の定義is何?
各タイプのドライな部分
さて、本題。まずは誰もが想像するドライな部分からどうぞ。
ENTJ
目に見えてドライです。世の中を詰めたい目線で見据えています。
ほぼほぼ万事において「人は人」。人を助けたり優しくするかどうかはともかくとして、よほど親しくならない限り他人に興味を持つことは少ないでしょう。
人を見る目は冷淡そのものです。使えるかどうか、正しいことを言っているかどうかで二分する人が多く、その正しさは自分が考えた合理性のもとに判別されます。極論を言えば、その他の生命体はカスです。
独自の冷淡な法律の上に人を立たせて、その中でよくも悪くも自由にさせます。法律を破らない限り興味はありません。
ENTP
意外なことに血が通った人と冷たい人に二分されるタイプ。ですが一概に思想や思考回路は冷めています。
「物事の善悪は主観でしかない」とか言いそうな人たちで、INTPともども「道徳や良識=善」という考え方にかなり懐疑的です。
様々なアイデアを思いつくタイプではありますが、基本的にそのアイデアに人道的な要素が度外視されています。人道を意識するのは、アイデアが出揃ったり考えがまとまった後ですね。
人道や道徳の垣根を超えて「人を見捨てる・潰す」まで選択肢に加えて動くため、いい人であっても頭の中は穏やかではありません。
INTJ
こちらも割と物騒なタイプ。人によっては血が通っているようにも見えますが、結構「人は人」の生き物です。親しい人以外どうでもいいという人すらいることでしょう。
このタイプの恐ろしいところは、自分が導き出した答えに一切の疑問を抱かないことですね。
多くは人道<自分が思う合理性という図式で成り立った思考回路を持っており、「見捨てるべきだ」と持った人たちは絶対に見捨てるべき人たちとして目に映ります。
その思考回路には結構趣味嗜好や自分の美学が含まれていますが、それらも含めて「合理性」と言い張り、美学や好みに合わない人たちを”合理性”のために切り離す。そんな感じの人たちです。
INTP
思ったよりはウェットな人たち。とはいえ他タイプと比べるとかなりドライです。
内面の計算式は違えど、ドライの方向性で言えばINTJとは割と似ていますね。独自法則のもとに余計なものは切り捨てます。物だけでなく人もです。
結局好みが挟まってしまうのはINTJと一緒ですが、その好みは群を抜いて冷たい、当人たちに言わせれば「客観的な」計算の上に成り立っています。感情はゴミだと思っている節があるかもしれません。
温かみがあるように見えて、何となく冷たい。そんな人たちですね。
ウェットな一面
ドライな一面は以上の通り。では続けて、ウェットな一面を見てみましょう。
ENTJ
気に入った人間というか、自分の懐に入ってきた人間にはかなり甘いです。普通は見せないような顔をします。
特にエニアグラムの特定タイプに当てはまると、庇護欲を掻き立てられたら甘々になってしまうこともあるでしょう。
稚拙なFiが発動し、急に動物愛護や人権問題の解決について何か言い始めることもあるかもしれません。
ENTP
実のところ、目に見える温かみという意味ではNTの中では一番マシなケースが多いのがこのタイプ。中身は別問題ですが。
ウェット要素と言えば、「仲間とワイワイ」というよりはFeによる謎の共感ですね。根っこは冷たいくせに、共感した物事に関しては急に血が通い始めます。
接しやすさと社交性の割に冷酷な人たちですが、限定的にだけ、その優しさや温かみを見せることがあるでしょう。
INTJ
意外と目に見えてアンニュイ&ウェットな人もいるのがこのタイプ。そのあたり、掲げている美学がどうなっているか次第……なのかも?
ともあれ、美学に対しては非常に真摯です。どれだけ冷酷なことを言い放とうとも自分の美学に反することはしませんし、美学に基づいて守るべき範疇の人に非常に優しくすることもあるかもしれません。
いろいろと頭の中で考えているので、その考え如何によって非常に個性が出ますね。稚拙なFiによって個性と美学が担保されています。当人たちにその気はないのが普通ですが。
INTP
思い悩むことも多く、相当ドライにもかかわらず態度はウェットなケースも少なくありません。
Feが遠いところで息をしているので、仲間を欲していないのに無意識的に欲している……みたいなジレンマに陥っているINTPは複数名見てきました。
分析思考まみれの人物ですが、変なところで感受性が強く、残忍な顔をして残忍になりきれない部分があります。
まとめ
何だかんだとお話ししましたが、結局のところどのタイプでもドライな面とウェットな面の両方を持っている点は留意しておく必要があるでしょう。
その上で簡単にまとめるなら、以下の通り。
| ドライ | ウェット | |
|---|---|---|
| ENTJ | ・冷めた世界観 ・放任主義 | ・好意的な人物への評価の甘さ ・突然の愛護 |
| ENTP | ・「すべて主観」という冷めた思考 ・冷酷で残忍な選択肢 | ・外面の温かみ ・共感を起点にしたウェットモード |
| INTJ | ・冷酷な答えへの絶対的自信 ・合理性の追求 | ・美学への真摯さ ・暗めでウェット? |
| INTP | ・客観性の追求 ・目に見えた感情軽視 | ・悩み深くウェットな態度 ・変なところで感受性 |

ドライとウェットの定義を調べ直してからどうのこうの言え……という思いはこの際黙っておきます
NT型と言えど、ウェットなところはウェットです。普通に人情家みたいな人もいますし、ついつい困っている人を助けたり感情をあらわにすることもあるかもしれません。
もっとも、一概にやっていることはドライですが。情緒的サポートなど、よほど特異な人でもない限り期待できません。
ですが、そんな彼らでも大事な人は大事ですし、見ていられないことも存在します。そういう意味では、ちゃんと人間やっています。
どうか他タイプの方はNTを冷酷無情な合理性お化けだと思わず、またNT自認の方も合理性の追求の合間にも自分の人間味を思い出し、感情の存在を認めていくことで、お互い少しは気楽にいられるかもしれませんね。

「ゴーリセイガー」とかやってても、結局その合理性そのものが非合理な可能性を考えましょう。割とそういうのあるから
筆者:春眠ねむむ
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