今回はエニアグラムごとの16タイプ別性格を見ていこうというものですね。
ENFJはどんなエニアグラム別では性格になるのか。今回はそこんところを私なりに想像していきたいと思います。
あくまで憶測と想像で語っているので、ふわっとした表現多めです。
ENFJのエニアグラム分布図
引用元:https://thoughtcatalog.com/heidi-priebe/2016/01/mbti-and-the-enneagram-2/15/
ExFJは人間関係を意識するためか、タイプ2がぶっちぎりで多い組み合わせと言えますね。意外なのはタイプ3も結構な数いること。やはり「魅せる」というのに憧れるんでしょうか。
逆にタイプ5、タイプ9はほとんど見かけませんね。確かに部屋でおとなしくしているタイプではなさそうですが……。
タイプ1のENFJ
まあ、おおよそは1w2でしょう。1w9となればかなり稀です。
Feをみんなのためとか政治よりも、周囲をより良い方向に導くための道具のように使っていそうなENFJですね。まずもって高潔な指導者のような立ち位置に落ち着くでしょう。
ENFJ自身、自分より他人に意識が向きやすいタイプなため、タイプ1と合わさることで他者をどうにか導いていい方向に直していこうという心が働きやすいかもしれません。となれば、本能はセクシャル優位が多いでしょうか?
タイプ2のENFJ
ENFJらしい組み合わせですね。実際、私が確認したどのグラフでもいちばん多い組み合わせでした。2w1が13%ほどなのに対し、2w3は87%ほどいるとか。
基本的には、ENFJの説明通りの人。社交性があり話術に優れ、その優れた魅力によって周囲を魅了します。
でありながらも、性格は基本的には至って利他的。自分を犠牲にしてまでも他人のために尽くす、ちょっと無茶なところもありますね。
またタイプ2だけあって、自分のことは「他人を助けて認められた時しか価値がない」と考えがち。そのため、時折自分の体調など鑑みずに他人に尽くしたり、他人に尽くしすぎるあまり自分の面倒を全く見ることができなかったりすることがあります。
ボランティアや慈善事業、そして様々なコミュニティ活動に非常に精力的な人たちです。
タイプ3のENFJ
意外なことに、タイプ2に次いで多いのがこの組み合わせ。ウィングは若干3w2が多いですね(55%)。
非常に組織的でやる気があり、自分をどう魅せるかわかっている人。その明るさと華やかさから自然と目立ち、自然とリーダーになることも少なくありません。いわゆるカリスマというやつですね。
タイプ3は数値化された目標や自分の価値を高める目標が大好き。なぜなら、そうやって人に評価されることが自分の存在価値だと思っているからです。
ガツガツした姿勢と目標志向が合わさり、このタイプはENTJあたりと間違えられることも多いとか。
一応見分ける方法はあって、ENFJの方が状況に合わせて自分を変えるという戦略を取りがちな面があるようですね。
誰が言ったか「社交的なカメレオン」。ENFJって結構柔軟というか、人や状況によって性格を変えるのが上手いんですね
タイプ4のENFJ
特にNiの強烈なENFJ。その人にはわかりづらい感じの生き方や姿から、INFJやINFPに見間違われることもあるかもしれません。
Feも持っているには持っていますが、それより周囲に溶け込まず自分の色を全開に出していきたい人たちと言えるでしょう。
とはいえ、やっぱりそこはFe民。自分の個性や色を他人を不快にさせないように配慮しながら売り込むことにかけては非常に優れた才能を発揮するでしょう。
通常のENFJと比べて、ちょっとツンデレ気質で不安定なところを持つことが多いかもしれませんね。
タイプ5のENFJ
まず混ざり合うことがかなり稀な組み合わせ。あるとしても生涯に1人2人に会えるか会えないかくらいでしょう。
Tiつよつよ民。妙に人当たりがソフトなENTP、あるいは下手するとINTPにも見えるかもしれませんね。実際、結構似ていると思います。
一方で「無能は嫌だ」というタイプ5特有の恐れとFeが結びつき、「役に立ちたい」という願望の強さから優れたアドバイザーとして覚醒することもあるでしょう。大半は自分の興味事で手一杯でしょうが。
基本的には自分の中での善悪観とか、道徳とか、そういうのに興味を持つでしょうね。
ちなみにグラフがなかったので完全に直感ですが、5w4率がかなり高そうです。
タイプ6のENFJ
Niとタイプ6は、私の個人的な見方として噛み合わせが悪いように感じます。なんせ不安をNiで直視してしまうわけですから。ENFJも例外ではありません。
つまり、妙に嫌な予感とか悪い直感を発動させるタイプという感じですね。それがなまじ妥当性を帯びているため、自他を混乱に巻き込みやすいのも特徴です。
ですが一方で、Feという意味では非常にバランスがいいのかもしれません。
というのも、社会的に使うのも友人のために使うのも、果てはその使い方(忠誠、絆、所属など)も色々あるからです。
なんか食事みたいな原理ですね。いろんなものを食べてると栄養バランスが良くなるみたいな……
タイプ7のENFJ
ある意味では対立関係にあるのが主機能にあるFeとタイプ7。と言うのも、タイプ7が自分中心に考えておりある意味自己中心的なのに対し、Feは周囲を優先しがちだからです。
だからと言って混じらないのかといえばそんなことはなく、このタイプの組み合わせは「自分も楽しい、他人も楽しい」を最上とする考え方を常に持ち続けています。
そのため、どちらかといえばタイプ2みたいに見えることもあるかもしれませんね。タイプ2にも明るくて楽しそうな人はいますし。
まあそんなことを言いましたが、根っこはやはりタイプ7。結局は自分が楽しいかどうかを優先しがちなので、そこで判別できるかもです。
タイプ8のENFJ
多くの史料では4番目に多い組み合わせ。ちょっと意外ですね。もっとも、その多くは8w9でしょう。
その性格は、多くが世の不義と不公平を許さず戦うパワーファイター。タイプ8はタイプ1と混同されることもよくありますが、まあ彼らのエネルギッシュさを混同することは基本ないでしょう。大人しくしていても内面はエネルギーに溢れています。
総じてSeが高くなりがちなタイプのように思えますね。Fe-Seで場を席巻し、自分の意見を多く通そうとか、自分の正義を押し通そうとか考えがちでしょう。
Feが優しさよりも人心掌握や心理操作なんかに向かうので、ある意味ではFeチックには見えないかも。
タイプ9のENFJ
Feが優しさやふんわりした他者との繋がりに現れやすいタイプ。
基本的に他人とのつながりを求めていますが、タイプ9の「平穏でいたい」という欲求の方が大きく、両者が対立した場合は基本後者を取るでしょう。
Fe民によくある善悪、他者への配慮、環境の統制のに非常に価値を感じるタイプ。ですがそれらは平穏であることのにのつf技であることが多いですね。
「物事はつつがなく行われるべき」という思いも強く、しばしば現実逃避する人もいるかもしれません。そういう意味では、9w1が多いかもしれませんね。
普通のENFJ解説はこちら
というわけで、今回はENFJのエニアグラムタイプ別の見比べでした。
Feが強かったりFeを道具として使ったり、案外性格タイプによってやることが変わりますね。
というわけで、今回はここまで。
普通のENFJ解説もやってますので、よろしければそちらもご覧くださいませ。
コメント