まあまあなパワーワードを見つけました。「ESTJ いじめ」。
なるほど、確かにいじめっ子の印象はないわけではありません。さすがに風評被害ではありますが……。
ともあれ、本当に性格悪い奴ならいじめでもなんでもやりかねません。どのタイプにもクズみたいな奴は存在します。
というわけで、今回はESTJが性格悪いと言われそうなポイント、そしてマジで性格悪いESTJのいじめの仕方について考察したいと思います。
ESTJが性格悪いと言われる理由
結構怒りやすい
まずはこれが原因でしょうね。
合理性を重んじるTe(外向思考)が主機能、つまり人格のメインにあるわけなので、常に自分が考える限り合理的に物事が進められていないとイライラしてくる性格です。
もともと責任感が強く自分の任務に熱心に取り組むタイプなので、そのぶんイライラはかなり溜まりやすい人たちですね。
場合によっては、ちょっとしたことですぐに爆発してしまう人もいるかもしれません。
すべては責任感の強さと合理的に物事を進めたい性分から来るわけですが、他人からしたら知ったことではありません。
こういうところから、性格悪いと言われる可能性は大いにあるでしょうね。
断定口調
物事は情報収集や様子見ではなく、基本的に断定から入るタイプ。これはExxJの特徴です。
で、ESTJはどうかというと、やはりTeによる断定口調が目立ちます。
どうしてもどこかで「自分は全部知っている」という気持ちになるみたいですね。
能動的に物事を決めていくような人たちなので、その過程でもしかすると「仕切りたがり」「勝手に決めつける」と思われるかもしれませんね。
規律や手順にうるさい
非常に細かい性格をしているのも、ESTJの特徴のひとつですね。
基本的にはルールや手順は絶対に守るべきものです。例外はほぼ存在しません。規則を守らない者は悪です。
とにかく規律正しい人なのですが、それが行きすぎるとただ細かいだけの人になってしまいます。
そんなだからこそ中間管理職としては最適なのですが、「これくらい別にいいじゃん」とか思っちゃうタイプの人にっては性格悪い相手になってしまいますね。
エニアグラムタイプ1だと、この傾向はさらに強くなりますね。
筆者もスーパーでバイトしてた時に、モップのかけ方がめちゃくちゃ細かい人がいました。多分ESTJなんだろうな。めちゃくちゃ口うるさく注意されてましたね。筆者どんくさいので
「それって生産性あるの?」とか言っちゃう
視野が狭い合理主義者の悪い癖ですね。
例えば人の趣味とかに対して「生産性あるの?」とか「何か役に立つの?」とか言っちゃう人。ESTJなんかは、まさにそのタイプと言えます。
基本的に合理性と生産性を考えるタイプで、そのために細かなルールや規律を敷いて、誰でも成果を出せるようにするのがこのタイプの得意分野です。
要するに生産性の鬼。そんな人からすれば、生産性のないことは無意味なことになってしまう可能性が普通にあります。
というか私の叔父がESTJなのですが、昔普通に言われましたね。「生産性のない趣味だろ。やめれば?」みたいに。バッサリと。
まあ悪気なんてどこにもないんですが……数字と成果だけであらゆる物事を見るのもちょっと寂しいですね。
自分に厳しいが人にも厳しい
Teユーザーの思考回路は、基本的に分析による批判思考です。よって、ESTJもしばしば自他を批判的に見ています。
ESTJは数字と目に見える成果には強いタイプなので、指標がわかりやすいんですよね。そのため、できてないところがよくわかるわけです。
で、このESTJは基本的にできていないところを見ます。そうやって少しでも至らない点を補強することで結果を底上げするボトムアップ式の思考をしています。
そのため、できていない人やものに対してはとことん批判的。これは対象が自分でも他人でも変わりません。
人は基本的に厳しい人が嫌いです。ESTJはこういうところで嫌われ、性格悪いと言われるようになることも多いのです。
理想や非現実を断固否定
何かにコンプレックスでもあるのでしょうか?これまで出会ったESTJの人は、そのほぼ全員が夢や想像に対して否定的でした。
基本的に事実やそこから得られた分析結果、そして現実的に可能なことのみに興味があるタイプ。
そんなわけなので、夢とか希望とか、あるいは想像世界に対してはとにかく「馬鹿か」と一蹴するツッコミ役になりえます。
もっとも、その姿勢だからこそ高いパフォーマンスを発揮して成果を上げていけるタイプなのですが……理想主義者の天敵なのは否めませんね。
INFJやINFPあたりと引き合わせてみたいですね。まず水と油でしょう。コミュニケーションはどうなるやら……
階級や上下に厳しい
ESTJは階級や上下関係にも厳しいタイプです。特に年下からのタメ口や知らない人からの馴れ馴れしい態度には結構ムカっと来る人も多いかもしれませんね。
特に自分が上に立ったときはそれが顕著に出て、部下には自分への服従を求めます。なぜなら、それが一番統制が取れるから。
別に私利私欲のための犬が欲しいわけではないのですが、人によっては性格悪いポイントです。
当然自分も上に逆らうことはほぼありませんが、同時に部下にも自分に逆らうことを許しません。ひどいと口答えすら許しません。
そんなわけなので、場合によってはものすごく嫌われることもありますね。
マジで性格悪いESTJといじめに関して
さて、今回はもう一つお題目が残っていますね。ESTJといじめについてです。
残念ながら、ESTJにも人をいじめるどうしようもない奴は存在しています。これは全タイプ共通です。
というわけで、ここからは閲覧注意のダークサイド。ガチで性格悪いESTJがどんないじめをするのかを考察していきたいと思います。
カースト分けから始まる
まず何より、始まりはカースト分け。
ESTJは階級や上下関係に厳しいタイプなわけですから、性格悪い奴は進んで上下関係を作り、徹底的にいたぶっても問題ない下の人間を作ろうとするでしょうね。
標的になるのは、まず嫌いな理想主義者のINFPあたりが最有力候補か。
カーストを用いて完璧に上下関係を作ること。ここがスタートラインです。
いじめの基本は規則の悪用
規則や規律をしっかりと守るし、人にも守ることを要求するのがESTJ。
悪いESTJは、いじめに規則を用いることが容易に想像できます。
例えばいじめの対象だけは守れないような規則を作ったり、業務連絡や大事な連絡をあえてしないことで相手を「規則を守らない奴」に仕立て上げたり……。
とにかく自分たちを善、対象を悪に仕立て上げることに力を注ぐことでしょう。
場合によっては暴力もありか
エニアグラムではタイプ1のほか、タイプ6やタイプ8も多いのが特徴のESTJ。
性格悪い奴なら、暴力や恫喝も用いることは可能性として十分あるでしょう。
おそらくこの場合、いじめはただの快楽だけではなく、周囲に対して「逆らえばこうなるぞ」というデモンストレーションの意味も持つことでしょう。
陰湿ないじめは縁遠い?
一方でやらないいじめとしては、陰湿なやつですね。陰口を叩いて孤立させたり、上司や先生に嘘っぱちの讒言をかまして失脚させたりとか、そういうのです。
意外とガサツなところがあるのがESTJという人たち。こういう回りくどいことをする暇があるなら、おそらく多くは直接殴るでしょう。
まあどうしようもない奴になってくると先述のとおり規則の名のもと攻撃しようとする陰湿さは見せますが、せいぜいやってその程度。
意外とからめ手なしにやってしまう人が多いので、バレた時に結構苦労するケースも見受けられます。
もっとも、普段優等生なタイプなので露見することはそんなにないわけですが……。
結局どのタイプにもクズはいる
というわけで今回は「いじめ」という危険なネタの投下を行いましたが、とりあえずいじめなんて全タイプやる奴は一定数いるわけで、ESTJが特別いじめっ子だらけではないというのは明記させていただきます。
実際のESTJはしっかり者で頼りになる人たちが多いです。まあ、大半がお堅くて頑固なのは否めませんが……。
ともあれ、基本的に悪い人たちではありませんし、悪い奴がいるとすればどのタイプにも一定数存在します。
今回の内容だけで「ESTJは悪い奴だ」とは言わず、タイプでなく個人として人を見ていただければと思います。
といったところで、今回はここまで。
普通のESTJ解説も行っていますので、よろしければそちらもご覧くださいませ。
筆者:春眠ねむむ
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