今回はISFPの恋愛に関してのお話ですね。
奥手とか向いてないとか散々言われていますが、そこんところどうなんでしょうか?
人からざっくりと聞いた話ではありますが、一応実話もあります。そこも踏まえて、今回は考察していこうと思います。
ISFPの恋愛観
まずは恋愛観に関して見ていきましょう。ISFP、いったい何を考えてるんでしょうか?
相手を選ぶときは感覚重視
基本的には、相手を選ぶときは感覚重視です。要はフィーリングですね。
例えば相手の肩書とかスペックとか、そういうものには基本的に興味を示しません。直感と感覚を信じて相手を選びます。
基本的に額面通りに相手を見るタイプなので、見た感じから選ぶ人が多いでしょうか?
顔とか自分に合った人だと直感で思ったかどうかとか、そういうので選ぶ人が多いですね。
で、割と直感でいい線いっちゃうんだよなー……。何なんでしょう。野生のカン?
顔とか雰囲気とか、そういうすぐわかるもので選ぶ人も結構見受けられますね。
それでいて結構な可能性で正解を引き当てるのだから、その直観力には脱帽です。
未来や将来より断然「今」派
ISFPだって、当然未来や将来について考えることもあります。
ですが、基本的には今この瞬間がとても大事。ひどいと、むしろ今しか見てない人すらいるくらいです。
例えば好きだから付き合う、好きだから積極的に距離を詰めるみたいに、今この瞬間どう思ったかによって行動する人が結構多いです。
基本的に内向型で内省する時間もひとりでいる時間もあるし、独立した価値観を持っているタイプですが、その行動力は目を見張るものがあります。
ラテン系とかそういう感じではないのですが、自分から追いかける恋愛においては結構今を大事にする人が多いですね。
追われる恋は意外と奥手?
追う恋では積極的なISFPですが、追われる恋になれば意外にも消極的というか奥手です。
これは相手を見極めているとかそういうのではないのですが、どうしても追われるとついつい引っ込み思案というか、内向らしい警戒心が出てしまうようです。
アタックされると、ついつい「本当にこの相手でいいの?」とか「この人がどんな人かよくわかんないのに!」とかいろいろ考えてしまうとのこと。
行動的で相手を追いかけることが多いISFPですが、追われるときはかなり冷静というかいろいろ考えてしまうようですね。
基本的に聞き役志向
ISFPは、基本的に自分から喋る方ではありません。どちらかといえば聞き役に徹することの方が多いでしょう。
というか、大体無口な方ですね。自分から積極的に話しかける方でもなければ、ベラベラ喋る方でもありません。
それでもよく喋る瞬間があるとすれば、自分の好きなことや今熱を上げていること、本気で自分が考えている理想について話しているときでしょうか。いわゆるFi(内向感情)に関連することですね。
Fiに響かないことや関係がないことに関しては、たとえ興味があってもあまり口を開きません。そういう意味では、完全な聞き役と言えるでしょうね。
言葉よりも行動派
ISFPは聞き役適性が高いタイプです。間違っても、話し手として優れたタイプではありません。
では、愛情はどのように表現するのか?基本的には行動一択でしょう。
私の知り合いの友人の話になりますが、彼女は自分が気に入った芸術家と一夜を過ごそうとあえて終電を逃そうと画策したことがあります。
まあさすがにその目論見は失敗に終わりましたが……ともあれ、大なり小なりISFPにはそういうところがあります。
相手に一途で、かつ普段の大人しさや寡黙さからは想像できない行動力を発揮する。少なくともこういうところはISFPの特徴のひとつです。
相手の理解者でいたいタイプ
よほどヤバい人間でなければ、ISFPは相手を理解することに努めるタイプと言えるでしょう。
当然、好きになった人相手ならば、よりその傾向が強くなります。
相手のやりたいことややろうとしていること、趣味や趣向などをしっかりと理解し、支えていこうとする人たちです。
心の優しい人が多いので、実際付き合うとかなり良い関係を築きやすいことでしょう。
Fi的にどうしても理解できないものには難色を示しますが、基本的には嫌な顔せず理解に努めるタイプではありますね
恋愛は奥手?
さて、そんなISFPですが、恋愛は奥手かと言われると基本的にそんなことはないと思います。
芸術家とワンチャン狙ったISFPの話もありますし、やはり自分が狙った相手には意外とアタックを仕掛けることも多いのかなと。
ただ、それでも追われる恋はどうにも苦手というか、そこで奥手になることがあるようですね。
自分が気に入った相手でなければ警戒していろいろと探りを入れたり慎重になってしまうようで、意外と告られてテンパったり困惑したりすることもあるようです。
こればっかりは前例から考えるしかないのであまり言えることは少ないですが……とりあえず以下の感じが私の考えるISFP像でしょうか。
追う恋→積極的
追われる恋→奥手
ISFPは恋愛に向いてない?
最後に、個人的にびっくりしたワードがあるので取り上げてみます。
「ISFP 恋愛 向いて ない」。
ISFPが恋愛に向いてないとは、正直なかなか驚きのワードだと思いました。本当にそうでしょうか?
まあ追われる恋では奥手なところがありますし、そういう意味では「向いていない」と言えるかもしれません。
ただ、追う恋になれば逆に積極性があるのがISFPというタイプです。間違っても、向いてないということはないのではないでしょうか?
とは言え、これだけで終わりにするのもアレですね。せっかくなので、恋愛に向いてなさそうなポイントをいくつか上げてみましょう。
ISFPが恋愛に向いてないとされそうな点
・追われる恋では消極的
・先のことを考えるのが苦手
・聞き役で話し手になれない
・面食いで理想が高い場合がある
追われる恋では消極的
このページで何度か出てきたワードですね。
追われる恋は、基本的に承諾すれば成就するものです。そこで易々と承諾しないのは、それだけで恋愛上手ポイントというか成就の可能性を下げることにつながります。
もっとも、易々と承諾しまくるのもそれはそれで問題ですね。ここに関しては長短あると思います。
先のことを考えるのが苦手
2人の将来とか未来とか、そういうのを考えるのが苦手なタイプです。
基本的に今が良ければそれでいいという考え方なので、特に将来どうしたいかを考えていたり結婚まで視野に入れたお付き合いでは評価を下げる可能性があるかもしれませんね。
遊びの恋愛も大事ですが、せっかくなら少し先のことを考えてみてもいい……かも?
聞き役で話し手になれない
モテるポイントの一つに、優れた話術は間違いなく入ってくると思います。
ISFPは基本的に朴訥であまり喋る方ではありません。残念ながら、話術で人を惹きつけるタイプではないと思われます。
もっとも、モテモテになりづらいというだけで、狙った人を1人ひっかけることに関しては才能がある方だと思います。その才能を大事にして生きれば問題ないでしょう。
面食いで理想が高い場合がある
相手の額面や美的な要素を重視するSe(外向感覚)を補助機能に持つISFP。当然、面食いでちょっと理想高めの人も多いでしょうね。
実際、高嶺の花ばかり狙ってもうまくいかないのは間違いないです。
ただ、ISFPは現実が見えていないわけではありません。大半の人はしっかりと自分に合った相手、現実的な相手を狙っているはずです。
言うほど向いてないか?
とりあえずISFPが恋愛に不向きとされそうな点を並べてみましたが、正直言うほどではない気がしますね。
まあ内向的で気持ちが内向きなので、確かに恋愛強者にはなりづらいタイプでしょう。
ただ、強者になれない=向いていないというのは、些か暴論なのではないかとも思います。
おおよそISFPの人自身がそう思ってこのようなキーワードを打ち込んだのでしょうが……気に病むことはありません。
ISFPとして以前に自分らしくしていれば、そのうちいい人に出会える可能性もあります。
交友の輪を広げていけば、いいこともあるのかも?
ISFPは意外と積極性あるタイプ
ISFPは内向的で大人しいイメージが強いためどうしても消極的な気がしますが、意外と気に入った相手がいれば積極的に動けるタイプです。
その上で思いやりもあって自分のことを理解しようとしてくれる。なんだか、良妻賢母的な印象を受けませんか?
実際、私は男女問わずそのような属性があるタイプだと認識しています。
そう考えると、恋愛に向いていないと言うよりは単純に相手を探し当てられないだけと言うのが正しいのかも。
ともあれ、相手が見つかればISFPは献身的に相手を支えられる人たちです。その良さに気づいてくれる人がいれば、きっと恋愛もうまくいくと思いますよ。
といったところで、今回はここまで。
普通のISFP解説もやってますので、よろしければそちらもご覧くださいませ。
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