【16タイプ】S型(感覚)とN型(直観)の特徴と違いについてまとめ

16タイプ
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面白い参考書籍があったので、そこからSとNの特徴・そして違いについて考えていけたらなと考えています。

私自身の考察も含めてザックリとした説明に留めるので、よくわかんなかったらごめんなさい。

今回はちょっとギリギリを攻めてるような気もしないでもないので、あまり細かく語りたくない……怖いです、はい。

ちなみに本日の参考書籍はこちら。

講師用の教材ですが市販されてますし、セーフだと信じたい……!

S(感覚)型の特徴

基本的に確立されてない方法や型破りな方法よりも、事実やしっかりと確立されたもの(前例、実際の体験、伝統的な方法)を好む傾向が強いタイプですね。

また、五感を使った経験や体験を好み、基本的にN型と比べて無駄の少ないソリッドな考え方をしていることが多いです。

妄想や憶測より事実。そんな感じの人たちですね。

具体性と現実的な指標を重視

想像や憶測といった物事の裏側にさほど興味を持たず、それよりも事実や現実、実用性を重視するタイプですね。

事実に即した情報・コミュニケーション・価値観といったものに焦点を当て、事実に反したこと、検証されていないことは安易に信じず懐疑的なところがあります。

基本的に、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を通じて理解できる情報を非常に信頼する傾向がありますね。

また、物事に関しては「今使えるかどうか」「明確にどんな利点があるか」を非常に重視し、費用対効果とか効率、快適さ、セキュリティといったものに価値を置く傾向があります。

つまり創意工夫や拡張性よりも、今ここで使えるかどうかを重視するわけですね。

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実践・体験志向

考え・思考・指標といったものよりも、「使えるかどうか」「どう使うか」の方が興味があるタイプです。

要するに、実践志向ということですね。相手がよくわからないことを言い出すと、「で、それ使えるの?」ってなるタイプです。

また、物事は実際に体験してみた情報・実際に経験したことを重視する傾向にありますね。

「こうかもしれない」という想像は原則悪い方にしか働かず(Ni・Neグリップ)、基本的に過去や今この瞬間をよく見ています。

確立されたものを好む傾向

基本的に、未確定でいろいろな可能性を含む事柄を採用する際には難色を示すタイプと言えますね。それよりも型通りの方法の方が性に合っています。

確立されたもの(馴染みのあるやり方、伝統、前例、規範など)を好み、逆に確立されていない方法を用いるときは不安になったり居心地の悪さを感じたりします。

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N(直観)型の特徴

具体<抽象といった感じのタイプです。S型と比べて、何かとふわふわしていて現実が見えていない、一方で想像力豊かで洞察力に優れた一面があります。

基本的に想像や創意工夫、オリジナリティといったものを好み、自分の行動に意味を持たせるために型からはみ出すことを厭わないところがありますね。

個人的には、書籍や書かれてる内容通りではなく考察をよくやってるイメージですね。

具体性よりも意味合いや想像を好む

具体的な情報や明白な事実よりも、「あれにはどんな意味があるのだろう」とか「あれがこうなったらどうなるのだろう」みたいに、割と想像の中に生きています。

また、抽象的な表現にも強く、基本的に憶測にはかなり寛容な方ですね。というより、本人も憶測や想像をよくします。

洞察力が高い人も多いですが、その多くは想像・妄想の産物であり、事実に即した観察眼とは一線を画しています。

また明白な事実にはそこまで興味がなく、それよりも「今後どうなる」とか「どういう可能性が考えられる」という拡張性を重視する傾向が強いですね。

S型が事実のみを追求するならば、こちらは未知の経験や体験を何となく想像できてしまうタイプと言えます。

抽象概念を重視

どう使うかとか実践的なところよりも、考えや概念・理論に対して興味が向きがちなタイプです。

わかりやすく詳細に語られるよりも、むしろ複雑・抽象的で想像力がかき立てられるくらいの方が好みと言えるでしょうね。

たまに未知なる可能性を信じてリスキーなことをしでかすところもあります。

また、明白さよりも、そこを飛び越えた先に真実があるとか思ってしまうところもあります。

N型の多くは本当に抽象的で、全体論や相関性でものを語ることが多いのも特徴ですね。そんなわけなので、具体性や実用性よりも理論そのものに興味を持ちがちです。

オリジナリティに価値を置く

「これにはどういう意味があるんだろう」とか「あれはどういう意図で作られたんだろう」と、いろいろなところで想像を膨らませます。

基本的にみんなと同じ確立された方法は嫌い。同じことをやるよりも、自分なりの方法とか創意工夫、独自理論、自分なりの批評を大事にしたいと考えるタイプですね。

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S型とN型の違い

大きいのは住んでる世界の違いでしょうか。

S型は現実世界にきっちりと根差し、理論よりも使えるかどうか、可能性よりも今どうなってるか、「こうかも」よりも「事実こうだ」を重視する感じでしょうか。

一方のN型は、使えるかどうかよりも概要や理論、具体性よりも全体像、事実よりも今後や考察といった想像力や妄想をかき立てるものに対して興味を持ちがちな印象が強いですね。

他にも、以下のことが言えるかもしれません。

実用性を重視するS型、可能性を重視するN型。

まず何よりどうなっているかを気にするS型、まず何よりそれが何を意味するのかを気にするN型。

体験談を信じるS型、未知の体験を想像するN型。

型を重視するS型、自分なりの方法を重視するN型。

必ずしも察し能力が高いからN型とか、つまらない人間だからS型といった分け方をするわけではないことが、ここからうかがえるはずです。

例を出すなら……

S型N型
想像や妄想ばっかのふわふわした人間は嫌い想像力のないしみったれた人間は嫌い
「ラフレシアみたいな匂い」とか言われると、「ラフレシア嗅いだことあるのかよ」ってなる ラフレシアの匂いは知らないけど「あぁ……ね」ってなる。なんとなくわかる
実際に書籍やどこかのブログに書かれていることは重要な情報源 書籍やブログは自分なりの理論を作り出す足掛かり
自分でいろいろ想像するのは、事実から遠ざかるので危ない 額面通りに受け止めて真実を追求しないのは危ない
なんだかんだ言って、教科書や先人は偉大だ 教科書も足掛かりに過ぎないし、先人もただの人だ
手本やマニュアルから外れた行いはあまりしたくないむしろ手本やマニュアルではなく自分なりのやり方を追求したい

S型は基本的に事実や実体験を好むのに対し、N型は想像や憶測を好む。分けるなら、こんな感じでしょうか。

一応S型にも想像・妄想を働かせるときはありますが、あくまで「妄想は妄想」としっかりと区分けして考えます。

一方のN型は、Ne(外向直観)Ni(内向直観)が優位になってくると、現実と妄想の区別はなかなか苦手なようですね。反面、洞察力や憶測能力は飛び抜けている感じでしょうか。

必ずしも妄想をよくするからN型というわけではないようですね。

まとめ

というわけで、今回はS/N軸の違いについてでした。

今回もやはりそこそこのボリュームになってしまいましたね。簡潔にまとめるとは何だったのか……。

ともあれ、今回見ていただいた通り、N型は察しがいい人、S型は察しが悪い人という単純な区分けはできないです。

また「S型は妄想しない」というのも違う。彼らは憶測も想像も「妄想だ」と割り切っているところが大きいでしょう(S主機能だとよくわからんけど)。

まとめてしまえば、事実や実用・現在を重視するのがS型、物事の裏側や意味、未来の可能性を重視するのがN型という感じでしょうか。

同じものを見て同じ感想を抱いていても、S型とN型ではその先の考え方が随分変わるように思えます。その辺を追ってみても、それはそれで面白いかもしれませんね。

筆者:春眠ねむむ
X :@nemukedesiniso
threads:@shunmin.nemui

 

 

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補足

当ブログで取り扱っている16タイプの考察は、一般社団法人日本MBTI協会(Japan MBTI Association)とは無関係な、春眠ねむむ個人による独自解釈の結果を書き記したものになります。
MBTI書籍を参考にはしておりますが、あくまで独自理論・独自考察となりますので、あらかじめご了承くださいませ。

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