今回はエニアグラムサジェスト回。「エニアグラム タイプ4 かわいい」というよくわからないサジェストを見つけたので、どういうことなのか追っていこうと思います。
とか言ったところで、なんとなくわからなくもないんですがね。おそらく恋愛的なアレだったり小動物的なアレだったりするわけでしょう。
といったところで、今回はタイプ4をかわいいという視点から見ていくことにしましょう。
タイプ4のかわいい要素
妄想ウサギでかわいい
一応聞くところによると、MBTIではINFPやINFJが多いとされるタイプです。
つまりどういうことかというと、結構妄想たくましいタイプというわけです。特にINFPなんかはその辺顕著で、暇があれば妄想している人たちも少なくありませんね。
その上、ちょっとメンタル的には強くないです。残念ながら。
ただ、そういうところが可愛いという声は探せば案外ありそうですね。
繊細でちょっとアンニュイで、色々と妄想にふけっている姿。そういうのを見ている人は見ているわけです。
無理してそうでかわいい
ちょっと無理してる時、タイプ4ならばそこそこあると思います。
例えば社交の場だったり、見栄の張り合いだったり、人についていくのだったり……とにかく人間関係では、結構無理することがあるタイプなのです。
特にタイプ2やタイプ3と同じくらい承認欲求を持ちながら、彼らほど世間に順応する器用さが少ないですからね。ついつい自分の妄想力や独自性を武器に、世間で必死に戦おうとするわけです。
そういうちょっと必死なところが、もしかすると健気でいじらしく見えるのかもしれません。
そもそも見た目がかわいい
タイプ4は基本的に世間の流行り廃れには乗らず、むしろそれらにあえて逆行して自分を貫くことをよしとしているところがあります。
例えば今世間ではMBTIが流行っていますが、あえてこうやってエニアグラムの記事をあえて覗きにきたり……とか。まあ、そんな感じの結構な天邪鬼さんなわけです。
ですが、そんな天邪鬼だけあって、とにかく世間では目立ちやすいです。で、その中でも特にセンスが群を抜いている人たちは、それは周囲の目線を一気にかっさらっていけるでしょうね。
見た目がかわいいというよりは「見た目がかわいい人がよりモテやすい」という話な気がしますが……要するにそういうことです。
なんだかんだ真面目でかわいい
タイプ4といえば不真面目な印象を受けますが、意外と統合先にタイプ1を持っているため真面目なところがあります。
例えば何かしらのルールを大真面目に守ったり、周囲がだらけきっても勤勉で真面目な態度を崩さなかったり。
もっとも、内面ではそんな勤勉で真面目な自分に特別な価値を感じたりもしてるわけですが……とりあえず意外なところで勤勉かつ真面目な点には変わりがありません。
そこからは、ある意味子犬を助けた不良現象ですね。「意外と真面目なところもあるじゃないか」と周囲から一目置かれ、可愛がられます。
というか、そんなものなくても「変なところで真面目でかわいい」という評価に落ち着くこともしばしばあるわけですがね。
古風な価値観を馬鹿にしながら古風な価値観に縛られるタイプ4もいますね。
ある意味真面目なので、ついつい常識とかそういうのを気にしてしまうところもあるようです
いちいち必死でかわいい
……と、こう書けば悪口ですが、これもタイプ4の魅力のひとつなので書き記しておきます。
タイプ4は基本的に「人生無駄なし」の人です。どんなしょーもないことでも必死にその場を生きる人も少なくありません。
というかアレですね。「自分ほど人生を色濃く全力で生きてる人は存在しない」と胸を張れるくらいまでは全力で生きようとします。
そのため、基本的に当人たちが「どうでもいい」と切り捨てない場所に関しては全力です。あらゆることを味わい抜こうとする「深い」人たちです。
そんな全力な姿勢を見て、「どんなことにもいちいち全力になっててかわいい」と思う人が出てもおかしくありません。
人間、たとえうまくいかなくても全力な人間を見ると案外感情移入するものです。
持論いいっすか?
うまくいかない人間に対して「甘えてる」「やる気がないだけ」と非難する人がいますが、ああいう人たちの8割はその人を見る気がないだけだと思ってます
タイプ4、どうしてかわいい?
とりあえずそれっぽい部分を出してみたので、ここからはまとめていきましょう。
タイプ4が可愛い理由として、簡単にまとめると大体以下の3つが浮かび上がってくると思います。
・全力さや必死さ
・繊細ウサギ
・センスのよさ
それぞれどういうことなのか、改めて見ていきましょう。
全力というか必死さをかわいいと感じる?
タイプ4は、なんというか必死です。いろんなことに対して思い悩んだり傷付いたり嘆いたりしながら、人生の深さを味わい尽くそうとします。
その姿勢は、人から見ると必死に見えるんですよね。
で、周囲は思うわけです。「何をあんなに必死になっているんだ」と。
ただ、同時に「あんなに必死になるなんてかわいいところもあるな」と思う人もいる。なぜなら喜怒哀楽を激しく表し、ちょっと子供っぽく、それでいて全力だから。
どこか、鳥の雛が羽をバタバタさせて必死に飛ぼうとする姿と重なるところがあると思います。
そういうところが「かわいい」とされる理由なのかもしれませんね。
崩れそうな繊細さも魅力?
タイプ4といえば妄想力たくましいタイプであると同時に、どうしてもメンタル的にはそこまで強くない、というかかなり弱いイメージが付き纏います。
まあ実際のところは豆腐メンタルかつゾンビメンタルなのですが……今回はそこのところは置いておきましょう。
とにかく、人に「守ってやらなければダメだ」と思わせるのが上手いんですよね。当人にその気があるかないかを別にして。
人間、どうしても庇護の対象とみなせば相手がかわいく見えるものです。でなければ親は子供の面倒を見ませんし、タイプ8は自分の子分を守りません。
タイプ4はある意味、庇護の対象として人に取り入っている。だからかわいいと言えるのではないでしょうか?
ちなみにタイプ4はこれを天然でやりますが(実際よく傷つくしよくへこむ)、中にはそんな庇護対象の地位獲得を計算してやれるタイプも存在します
見た目とセンスが良ければ当然かわいい
かわいい系の女性と一部男性に限定されますが……見た目とセンスに恵まれていれば、当然「かわいい」という評価を得るに至ります。
特にタイプ4なんかは独自のスタイル・独自のセンスを持っています。おしゃれに気を遣うことに自己価値を見出しているタイプ4なんかは、それはもうお洒落の研究には本腰を入れるでしょう。
そうやって自分だけの洗練されたスタイルを確立していった結果、世間からはその優れた見た目とスタイリッシュなセンスを「かわいい」と称賛されることにつながるわけです。
承認欲求も結構強いんで、意外とインスタ女子やってたりもするかもしれませんね
タイプ4はかわいい。多分
そんなわけで、今回は「タイプ4 かわいい」について私なりに考察を重ねた回でした。
確かに言われてみると「かわいい」と言われる要素は結構多く、素直な感想として全タイプ中トップクラスに「かわいい」と言われやすいタイプなのかもしれません。
特にそのちょっとアンニュイな繊細さと独自の美的センスは、他タイプにない武器です。その上で色々と必死にやっているところを見せられると、案外コロッと落とされる人も少なくないのではないでしょうか。
などと言ったところで、今回はここまで。
普通のタイプ4解説もやってますので、もしよろしければそちらもあわわせてご覧くださいませ。
筆者:春眠ねむむ
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threads:@shunmin.nemui
参考書籍
エニアグラム解説
タイプ一覧
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