今回はトライタイプの中でもアーキタイプにタイプ4、タイプ5を持つ人たちをまとめてみました。
正直ニッチだとは自分でも思いますが……まあこういう路線を進んでる当ブログ故致し方なし。とりあえず見ていっていただけるとありがたいです。
タイプ4、タイプ5の特徴はそれぞれ以下の記事をご参照ください。
アーキタイプ4−5の特徴
「よくわからん人」。これが外から見たアーキタイプ4−5の姿でしょう。
双方遊離型かつエニアグラムでは想像世界に生きるとされるボトムに位置するタイプの組み合わせなので、必然的に個人主義的かつ内省的、そして創造的な人物像を作り出します。
基本的にこの人たちは孤独を好みます。言ってしまえば、みんなで面白い体験をするよりも1人であれこれ考え事をする方が楽しいと言う人がほとんど。もし面白体験を好む人がいても、大抵はその体験を噛みしめるために1人の時間を欲しがる人ばかりでしょう。
タイプ4:自分は変わり者(どうせわかってもらえない)
タイプ5:事前準備なしに刺激に触れたくない
こういった背景から引きこもり色を強め、自分の内側に、内側に籠もっていく。そんな感じの人たちですね。

ちなみについたあだ名は、
458:学者
459:瞑想する人
145:研究家
全部引きこもりじゃねーか
とにかく内省的でなかなか自分から表に出ることがない人。そして内面世界が非常に豊かな人。そんな感じの印象ですね。
各タイプの解説は以下をご参照ください。
では、続けて各タイプごとの違いについて見ていきましょう。
各タイプの性格について
詳しくは各タイプの解説をご覧いただくとして……ここでは各タイプの差異という点から性格を見てみましょう。
トライタイプ458
タイプ4とタイプ8のダブル反応型。このせいで内省的・孤独好きながらも非常に強烈でエキセントリックな、一癖ある人物が多いタイプですね。あと、結構レスバします。主張が強く好戦的です。
興味事は狭く深くがモットーの4−5の中でもっともそれが顕著なタイプ。政治や哲学、社会問題などについては何かしら言える人も多いです。
独立心が高く好戦的なタイプで、良くも悪くも自分の主張を曲げず、しばしば自分の考えを押し通す人たちですね。また、難しい言葉を好んで使う等、妙なところで学者タイプの悪癖を晒すことも。
ちなみにプライドも相当高く、望んでいない助けや知性の足りない(と思う)人をかなり軽視する傾向も持ち合わせます。
トライタイプ459
完全遊離型。よって一番孤立しやすく、一番内向きで内省的な人たちと言えますね。458や145がパニックになるとキレたり意固地になるのに対して、こちらはフリーズしたり恥ずかしがったりする派。
「瞑想する人」のあだ名は伊達ではなく、自分の考えや今の感情、気持ちとあらゆるものに精通している面を持ちます。
結構な頻度で静かな時間を欲しがるタイプ。1人の時間がないと普通に死ぬ人たちですね。本人たちも存在感を出すことを望んでいないので、結構人に忘れられやすい人たちです。
また反射で反発する458と違って外敵は基本無視を決め込むスタイル。そんなものより内省と興味事の探究で忙しいのです。
トライタイプ145
458が自分の意見にプライドを持つタイプなら、こちらは自分の知識にプライドを持つタイプ。タイプ1のおかげで非常に精密な思考や行動が可能ですが、自分のやり方以外を軽視する傾向もあります。
物事の仕組みや方法を理解し、人に伝授するのが得意な人たち。特に未解明の領域でマニュアルを作ることにおいては、145に勝るタイプはないでしょう。
一方で知識へのプライドが邪魔して他の人のアドバイスに「余計な口を挟むなよ」とイラついたり(特に不健全時)、自分以外の手順で物事を進める人たちを批判することも少なくありません。
とにかく批判が多いタイプでもあり、それが功を奏する時もありますが、一方で周囲に煙たがられる可能性を秘めています。
トライタイプ458と459の違い
458:結構な激情家
459:好意的でおとなしい
ビビッドな紫色みたいな強烈さを持つ458に対し、459はかなり大人しめで、タイプ9の影響からかあまり批判を行いません。
性格も衝撃的、趣味も衝撃的なものを好む傾向が強い458に対し、459は、なんというか大人しいです。多分、見た感じはいい人です。
ですが最大の違いは何かというと、外敵や反対意見を唱える人への対処でしょうか。458は徹底して戦います。高圧的になり、威圧的に対処します。対して459はタイプ9を含有しているためかその傾向はほとんど見られず、どちらかというと無視したり「そういう意見もあるのか」と感心したりします。
トライタイプ458と145の違い
458:無骨で荒々しい
145:どこか洗練されている
もはや印象の違いが分かり易いでしょうか。458はマナーや礼儀を身につけていても、どこかに荒々しさや無骨さを持ち合わせています。あと、145と比べてやはり激情的ですね。
対して145は洗練されてソリッドな印象を与えるタイプで、またどこか上から目線な印象を与えるかもしれません。
その他わかりやすいのは、行動や趣向の違いでしょうか。458は意見の是非や(自分から見た)妥当性などを重視しますが、145は事実や実態、形式の正確さを気にする傾向が強いです。
458の方がぶっ飛んでたり実現性のない話題を好むことが多く、145はそんなことより仕事や物事をしっかりした手順でやっているかを気にします。
トライタイプ459と145の違い
459:おとなしくほんわか
145:どことなくピリピリ
纏う空気は、間違いなく145の方がピリピリしていますね。というか、全タイプ中でもかなりピリピリオーラの強い組み合わせです。
一方の459は、毒にも薬にもならなそうなオーラの人が多いでしょう。なんだか空想にふけっています。
また459は自分の外の世界に表向きは配慮・迎合するタイプですが、145は逆に「お前らが俺の考えに合わせろ」とばかりに人に迫るところがあります。145は正しさと実用性重視、459は自分が空想世界に浸れればOKといった感じですね。
筆者:しゅんみん
Twitter:@nemukedesiniso
参考書籍
エニアグラムタイプ一覧
エニアグラムの基礎知識
ウィング
トライタイプ
コメント
アーキタイプは5-4で間違いないと確信できますがやはり548か549なのか分かりません
現実世界ではめんどくさい相手には無視で対処して絡まれなくなるまで無視します
しかしネットだと反対意見というか意味不明な意見に対しては批判しがちです
特にESFJに対しての当たりが強いです
大人しいという点では確実に549でしょう。
Mil’kx様
いつもコメントありがとうございます!
ふむ……ではこんなのはどうでしょう?
458:自分の意見に否定的な人には強固に主張する
459:ムッとするが主張は基本控える
あくまで個人的な見分けですが、458は自分の意見や正しいと思ったものを譲ることは基本ありません。一方の459は「わかる人だけわかればいい」という気持ちと「本当はわかってほしい」という気持ちが混在し、あまり人に強く出ることはありません。
ペルソナという考え方もありますし、表面上のテクスチャは人間である以上状況によって変わります。が、本質というのはそうそう変えられるものではなく、特にリラックスしている時、適正勢力から切り離された時に出やすいという思想もありますね。
とはいえ、大人しいという点は確かに気になります。458は大人しい裏で激しい感情が動きやすい人たちですが、特に無視を決め込んでいる時のMil’kxさんはどうでしょうか?
正直Mil’kxさんの自認はどちらであるかはあまり想像つきませんが、何かのお役に立てれば幸いです。
自分の意見に否定的な人に強固に主張はしませんが、自分の意見を曲げる気が無いのを態度や行動で示すことが多いです
意見だけでなくて存在自体の否定や何か気に入らないから煽るような人間には正面突破はしませんが自分を曲げずにゴリ押しします 人の短所を客観的に見れる人は中々いないのと 客観=他人の主観 なので何か否定されても直す必要があろうがなかろうが自分は変えません 自分はこうしたいからこうする というスタンスなので他人にあれこれ言わせません 口には出さないけど態度に出すのは459っぽいですね 否定されると冷静でいられなくなってイライラします あなたはこう思うけど私はこうしたい ではなく 口出しするな みたいな