【エニアグラム】アーキタイプ2−5(トライタイプ 258、259、125)

エニアグラム
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今回はトライタイプの中でもアーキタイプにタイプ2、タイプ5を持つ人たちをまとめてみました。

正直ニッチだとは自分でも思いますが……まあこういう路線を進んでる当ブログ故致し方なし。とりあえず見ていっていただけるとありがたいです。

タイプ2、タイプ5の特徴はそれぞれ以下の記事をご参照ください。

タイプ2:助ける人

タイプ5:調べる人

アーキタイプ2−5の特徴

基本的にお人好しで人との付き合いを重視するタイプですが、一定の距離置いての付き合いを重視するという点で他アーキタイプのタイプ2と大きな違いがあります。

つまり人とは関わるものの、ベタベタするのは嫌い。どちらかというとドライな関係やあまりウェットすぎない関係を好む傾向が非常に強いわけですね。

「君子の交わりはその淡きこと水の如し」なんて言葉がありますが、この人たちの理想はまさに君子の交わりそのものといえる……かも?

あかつき
あかつき

不可思議な組み合わせですね。熱血で人と関わりたくてお人好しな性格と、クールで人と距離を置きたい性格が同居しています。

ちなみに付けられたあだ名ですが、
125:助言者
258:戦略家
259:問題解決者

……めっちゃ頭脳に寄ってんな

タイプ2:人と関わりたい能動的エネルギー
タイプ5:人と距離を置きたい受動的エネルギー

ふむ、なんとも不思議な人たちですね。まったく相反する性格が完全に同居しています。

友達は欲しいが孤独でいたい。人と繋がりたいが離れていたい。自分のニーズを無視して他人に尽くしたいが、自分のことだけ気にしていたい。

このように二律背反ともいえる矛盾を抱えたタイプで、それがしばしば二面性となって表出します。特に全タイプが統合退行ラインで結ばれている258には顕著な印象がありますね。

あかつき
あかつき

というかタイプ2もタイプ5も別の思惑から自分のニーズを完全無視しがちですよね。

もしかして一番自分の内面に疎いタイプなんじゃ……?

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各タイプの解説は以下をご参照ください。

では、続けて各タイプごとの違いについて見ていきましょう。

各タイプの性格について

詳しくは各タイプの解説をご覧いただくとして……ここでは各タイプの差異という点から性格を見てみましょう。

トライタイプ258

なんか強い人。普通にしていてもちょっと凄みがあり、実際「戦って攻略」という戦略方針を練りやすい戦略家です。

タイプ2を含有する人らしく人にアドバイスを与えるのを好みますが、何かと好戦的で「こうすればぶっ潰せるぞ」とか「こうやれば楽勝よ」など、なんとも攻撃的なものが多いのが特徴。血の気はかなり多いですね。

一方で相当不安定な面を持っており、慎重で人に安易に自分の情報を明かさない面もあります。ちなみにタイプ8の「弱い自分を否定」という特徴も合わさり、自己ニーズ拒否の三冠王でもあります。
多くは支配者的な立場を望み、不当に扱われたり自分のテリトリーを荒らされることが大嫌いなタイプですね。あと、一番予測がつかないタイプです。

トライタイプ259

もっとも穏やかで柔和な印象を与えますが、同時に自己主張の少ない印象も与えるタイプ。エネルギーは内に溜め込む派。

一方で問題解決にはなかなか意欲的で、単純に「自分が力を貸せば問題はすぐに治る」というケースが非常に得意な人たちでもあります。

また、基本的には人との対立を避ける傾向にあり、自己主張も怒るのもかなりのエネルギーを使うタイプ。原則避けて通ります。
自分を軽く見がちなのが問題点で、非常に柔和ですが受動的な面が目立ちます。

トライタイプ125

もっとも知的に見える組み合わせ。おそらく合理タイプのタイプ1がある影響でしょう。助言者の名の通り、誰かに助言を授けたり手伝うことで真価を発揮する人たちです。

アドバイスの内容もより実践的で細かいものが多く、258ほど攻撃的でもなく淡々としたものが多いのが特徴ですね。

また細かいところにかなり意識を回すタイプでもあり、その点が良い面でもあり悪い面でもあります。
とにかく細かいのが特徴で、自分なりにまとめた手順や方法に強い自信があり、人に対して結構うるさく従うよう要求してきます。

トライタイプ258と259の違い

258:グイグイ主張するタイプ
259:自己主張は最大の課題

自己主張方面で大きな差が出ます。というかそれ以前に纏う雰囲気が大違いです。258はどこか怖そうなオーラを纏っていたり勢いがありそうなのに対し、259はとにかく自己主張が苦手でかなり柔和・控えめな印象を与えます。

肝心な自己主張ですが……やはり258はどんどん主張する傾向がありますね。自分が不当に扱われたと思えばまず弁明や抗議の声を上げますし、場合によってはキレることも考慮に入れています。

一方の259は怒りに対してはかなり慎重。一度怒れば激しいものになりますが、そのぶん溜め込みに溜め込んで無理をしてからでないとまず怒りを表明しないでしょう。

トライタイプ258と125の違い

258:比較的大雑把
125:細かいのとか大好き

そもそも纏っているオーラの差はあれど(258:いかつい、125:控えめで神経質そう)、1番の違いは細かい問題やゾッとするくらい煩雑な問題に出くわした時でしょう。

意外と258はこの手の問題は苦手です。「自分には無理」と悟って協力を拒否することがあります。もともとタイプ8もあってどんぶり勘定タイプなのです。

一方の125は煩雑な問題を解いたり細かい手順を設定するのが大得意。特に難解な問題にぶつかった時は、258よりもよほど頼りになるでしょう。割と平気な顔をして解決策を考えてくれます。

トライタイプ259と125の違い

259:割とお花畑
125:割と他人にイライラ

意外と見分けが難しいところはありますが、259と比べて125の方が何かと神経質でイライラしがちです。

259は控えめで自己主張をあまりしない分不穏分子や無能な人、敵対的な人の全てに対してかなり寛大(というか全タイプ中トップで鷹揚)ですが125は言葉にしないものの内心イライラしていることが多いです。

というか、125の方がやはり空気がピリつきやすいですね。259と違って良くも悪くも人に期待しがちで、期待にそぐわない人間に対し、場合によっては正義の鉄槌を下します。

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筆者:春眠ねむむ
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