【エニアグラム】アーキタイプ1−7(トライタイプ 127、137、147)

エニアグラム
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今回はトライタイプの中でもアーキタイプにタイプ1、タイプ7を持つ人たちをまとめてみました。

正直ニッチだとは自分でも思いますが……まあこういう路線を進んでる当ブログ故致し方なし。とりあえず見ていっていただけるとありがたいです。

タイプ1、タイプ7の特徴はそれぞれ以下の記事をご参照ください。

タイプ1:改革する人

タイプ7:熱中する人

アーキタイプ1−7の特徴

秩序と混沌、厳格と適当、義務と遊び。良心と自分の幸せ、制約とアンチ制約。

おおよそ水と油、矛盾だらけで交わらないように思える2タイプが融合した姿がこのアーキタイプですね。

もっとも、この2タイプは統合ー退行の関係にあります。ある意味、交わるのは自然なこととも言えるのですが……それにしても、極端な組み合わせですね。

ともあれ、いくら自然に混ざり合うとは言えストレスがかかりまくることには変わりありません。この矛盾した性格を全部併せ持つこのタイプはとにかくイライラしやすく予測不能で、何かと悩みやすいデリケートな性格になります。

タイプ1:厳正な世界への理想
タイプ7:幸せな世界への理想

この相反する理想がぶつかり合うことで、この1−7のアーキタイプを含むタイプは非常に複雑な性格を示しやすいというわけですね。

あかつき
あかつき

例の如く2つ名を見てみましょう。

127:教師
137:システム構築者
147:空想家

特に147が顕著ですが、どれも意味を突き詰めると「自分の理想を人や社会に当てはめる人」ですね

そう、とにかくこのタイプはどれも理想主義者で、「今よりもっと良いものを」と強く求める傾向が強い人たちばかりです。

ある意味では非常に改革的・革新的な人たちと言えるかもしれませんね。

あかつき
あかつき

革新や改革は、現状への不満やイライラから生まれてくると言われています。

もしかして大きな矛盾を抱えてイライラしているこのタイプが革新的な理由って……?

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各タイプの解説は以下をご参照ください。

では、続けて各タイプごとの違いについて見ていきましょう。

各タイプの性格について

詳しくは各タイプの解説をご覧いただくとして……ここでは各タイプの差異という点から性格を見てみましょう。

トライタイプ127

タイプ2の影響からか、良心優位型。このアーキタイプの中ではもっとも社会の一員として動いていきたいと考えている人たちで、何かと人間関係や良好な関係構築を意識しているタイプですね。

楽観優位型なのでとにかくポジティブな世界(みんな仲良し、みんな前向き等)では非常に有能で心強いタイプですが、半面ギスギスしたネガティブな場ではやる気を削がれてしまう面あり。

ユーモアや面白さを非常に意識しているのも、極力ポジティブで愉快な関係を維持したいからなのでしょうね。とにかくネガティブに弱く、タイプ1らしさをあまり見せないのがこのトライタイプ の特徴と言えます。

トライタイプ137

感情否定点のタイプ3が含まれているだけあって、ビジネスライクな関係で効率や成功の確率が上がるようなシステム作りに精を出すタイプと言えます。

タイプ7があるとは言え合理優位型なので、思考回路は理性優先。感情的なやりとりを好まず、「そんなことより結果出せよ」みたいな感じのタイプになります。本人も結果を出すための思案や行動が楽しいと感じていますね。

タイプ1由来の完璧主義や理想主義が出やすいタイプで、ワーカーホリック気味なのがこのタイプの弱点と言えるでしょう。やはりタイプ7があってもアーキタイプ1−3なのです。

トライタイプ147

タイプ1らしく理想主義かつ完璧主義者。それでいてタイプ4の感情を共有できる深い関係を求めるユニークさ&情緒主義、そしてタイプ7の楽観主義かつ面白さや幸せへの理想の高さ。いろんなものがぐちゃぐちゃに混ざりやすい、非常に不安定でナイーブなタイプと言えるでしょう。

自分のニーズ最優先で行動する(タイプ4、タイプ7)ため、周囲からするとエキセントリックでコロコロ気分が変わる人。ですがその分創造性は群を抜いており、自分の欠乏感やイライラ、欲求不満を創作物ににぶつけるとしばしば大作が出来上がります。

良くも悪くも気分屋で読みづらいタイプ。また自分の理想が何で何が必要かを理解していますが、それをおいそれと人に話さない秘密主義的なタイプでもあります。

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トライタイプ127と137の違い

127:人間関係重視
137:成功・結果重視

127は人間関係重視タイプ。生産性の高いタイプですが、一方でその場の空気によって士気が大きく変わってくる人たちですね。具体的には、ポジティブであればあるほど士気が上がります。逆にネガティブだと心が死にます。

一方の137はその点ドライで、とりあえず結果を出せる状況ならなんでもよしといった面がありますね。人間関係よりも目標志向。そこが大きな違いになります。

また、127が人を導くのに適しており鈍臭い人でも守ろうとするのに対し、137は割と平気で切り捨てる面がありますね。137は優しさなどより有能さに主眼を置きやすいのです。

トライタイプ127と147の違い

127:陽気で溌剌とした人物
147:ちょっと物憂げでダウナー入ってる

纏う雰囲気がおおよそ違います。127は陽、147は陰の気です。また、147の方が苦しみや絶望といったものに圧倒的に耐性がありますね。

127は周囲に人がいないとダメなのに対し、147は割と1人でも平気。というより、周囲に対してあまりポジティブな気持ちを向けません。

127は娯楽を通じて人に何かを教えたがるのに対し、147はそんなことより今足りないもの、理想に対して必要なものが何かを考えたり将来のビジョンについて考える方が性に合っていますね。

トライタイプ137と147の違い

137:実利主義
147:理想主義

おおよそ生き方には大きな違いがあります。137はとにかく結果を出すシステム作り、実用的なことを考えるのに向いていますが、147はそれよりも理想や最終着弾点に重きを置いた思考をしています。

全体的に147の方が感情面での浮き沈みが激しく、一方の137は基本的に一定のテンションを保つことができるタイプという違いもありますね。

物事の全体像や細部を必要に応じて見分ける力は圧倒的に137が強く、147のフォーカスは常に理想に向いたままだったりします。

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筆者:春眠ねむむ
X :@nemukedesiniso
threads:@shunmin.nemui

 

 

参考書籍

 

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