【エニアグラム】アーキタイプ2−6(トライタイプ268、269、126)

エニアグラム
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今回はトライタイプの中でもアーキタイプにタイプ2、タイプ5を持つ人たちをまとめてみました。

正直ニッチだとは自分でも思いますが……まあこういう路線を進んでる当ブログ故致し方なし。とりあえず見ていっていただけるとありがたいです。

タイプ2、タイプ5の特徴はそれぞれ以下の記事をご参照ください。

タイプ2:助ける人

タイプ6:忠実な人

アーキタイプ2−6の特徴

このタイプの方向性と言えば、もはやアレですね。いい人

サービス精神旺盛でとにかく優しく気前が良く、人に好かれるという意味では圧倒的な関心と才能を持っているタイプです。

タイプ2:いい人として他人の関心を引きたい
タイプ6:いい人でなければならない

この組み合わせによって、他人のニーズに常に気を配り、時として自分よりも他人を優先する人格を持ったタイプと言えます。

あかつき
あかつき

タイプ2もタイプ6も嫌われ不安の大きなタイプでしたっけ。というわけで、この人たちは嫌われないため、自分の居場所を確保するため、今日もいい人でいつづけますよっと。

ちなみにあだ名ですが……

268:救助者
269:善きサマリア人
126:援助者

おおよそ善人じゃなきゃできないことばっか。ある意味2−6系統の人たちを物語ってますね

タイプ2の「いい人でいなければ自分に価値はない」という焦りと、タイプ6の「周囲に仲間だと認識されなければ生きていけない」という不安。
おおよそいい人属性の出所を述べるならそんなところではありますが、それはそれとして非常に善人属性の強いタイプなのは間違いありませんね。

一方で自分のニーズを軽視してでも人を助けようとするところがあり、それがしばしば問題を引き起こします。

ちなみに「ポジティブじゃないと人は寄ってこないからポジティブにいよう」というタイプ2軸と「あれもこれも怖いからネガティブになっても疑問を持たなければ」というタイプ6軸の対立構造も少しだけあって、時折疑念の目を向けてくることがあるのも2−6の特徴ですね。

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では、続けて各タイプごとの違いについて見ていきましょう。

各タイプの性格について

詳しくは各タイプの解説をご覧いただくとして……ここでは各タイプの差異という点から性格を見てみましょう。

トライタイプ268

とりあえず緊急時の俊敏性は2−6中トップ。救助者の名が指す通り、トラブルの際には1も2もなく人を助けにいけるような人物と言えます。

またタイプ8含有タイプらしくちょっと豪快で豪胆なところもあり、意外と勢い任せな面も存在しています。

2−8の特徴として不当な扱いや感謝が足りないと感じるとルールも序列も何もかも無視してマジギレする面がありますが、それはこのタイプにも確かに備わっていますね。
問題点は外向的な点。これが「人助けをしなければ」という義務感と結びつき、時としてお節介や高圧的と言われるような介入行動に出ることも……。

トライタイプ269

「助けたい」と「邪魔したくない」の対立構造を内部に持ちます。「求められれば助ける」といった感じで、基本的に受け身の体勢でいることが多いですね。

そんなわけで性格も内気で控えめ。イライラした時ももっぱらタイプ9由来の受動攻撃に頼る場面が多くあります。

一方このタイプは自分を持ちたがらないのが特徴。自分の尊厳を踏みにじられても動きませんし、その点は特に268とは大きく異なるポイントでしょう。
あまりに消極的で、問題が決定的になるか相手に「助けて」と言われるまで動けないのが、大きな特徴であり問題点の1つです。

トライタイプ126

意外と入念に準備をして人助けを行うのがこのタイプ。それだけに自分の意見の正しさに結構な自信があるのが特徴ですね。また、ルールや規則は徹底しがちです。

この組み合わせの中では唯一タイプ1要素があるためか比較的自分に厳しく、控えめな裏では結構自罰や自責を行なっていることも。

1−2らしく正しさにはうるさく、自分の意見に従わない相手に結構モヤるシーンも多々見られますね。なんだかんだ、自分ルールには従ってほしいのです。
このタイプも自己犠牲に徹してまで人助けをしようとしますが、同時に自分が周囲に与える影響を考えて不安に思う場面もある自意識過剰タイプでもありますね。

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トライタイプ268と269の違い

268:外向的・積極的
269:内向的・消極的

おそらく2−6のうちどれかで悩んでいるのだとすれば、その雰囲気を見ればあっさり見分けがつくかと思います。特に268と269。これは見た感じからして大きく違います。

268は非常に積極的で外向エネルギーが強いタイプ。一方の269はちょっと内向的で消極的。「邪魔じゃないかな」という点まで考慮に入れて人助けを行います。

また人助けの瞬発力も違いがあり、268の方が明らかに手が早いです。

トライタイプ 268と126の違い

268:実行主義
126:マニュアル主義

人助けの瞬発力や迷いのなさに大きな違いが出ます。268は基本的に人助けの場面では迷いません。大義名分を探し出し、即座に行動できます。

一方で126はマニュアル主義的で、手順やルールがない手探りの場面では迷いながらの人助けになり、ちょっと遅れが生じますね。

雰囲気もちょっと違っていて、126は陽気ながらもちょっと神経質が入っていそうな感じの人物。一方の268は強気でわかりやすくパワフル、そしてちょっぴり支配的です。

トライタイプ269と126の違い

269:実践的でそこまでマニュアル関係なし
126:マニュアル主義

とにかく126はマニュアル主義的で、道徳的な方法や実践方法を確立することに主眼を置きがちです。
一方の269はそんなもの関係なし。とりあえず助けようと思えば小難しいことを考えずに人助けを行います。

また雰囲気やその他の行動は結構似通っていますが、やはり269の方が大人しめでゆったりしており、一方の126はちょっと厳格さが見え隠れしていますね。

また、269の方が受動的かつ消極的で、あまり表立って行動するのを好みません。一方で126は結構積極的、また独善的で「当然道徳に従うよね?」みたいな圧があります。

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筆者:春眠ねむむ
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参考書籍

 

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