まあ普通の解説にも最後にあるあるを追加していますが、今回はその内容のさらに詳細版。ISTJってどんな奴なのかを、改めて考えていこうではありませんか。
で、ついでにそんなあるあるから長所と短所を抽出し、より理解を深めていきましょうというのが今回の狙いになります。
堅物で融通が利かないとされていますが、本当にそれだけでしょうか?その辺も含めて追っていけたらなと思っております。
ISTJあるある
事実に反した妄想や憶測にはイラッとくる
ISTJにとって重要なのは、常に誰がどう見ても正しい真実のみです。そこに余計な憶測も推察も必要ありません。
事実と詳細を理詰めで突き詰めていくことが、ISTJの真骨頂。つまり、余計な妄想や憶測を話すことはその強みの真逆にある行いです。
まず、毛嫌いするでしょうね。特に事実やことの成り行きを否定しかねない内容ならば特に。
基本的に事実や目に見えるものに忠実に生きようとする人たちなので、わけのわからないものは天敵と言えるでしょう。
目に見える結果がなんだかんだ好き
なんだかんだ言って、やっぱりこれですね。目に見える結果が好き。
やはりISTJは事実やしっかりと見えるものが好きです。そのため、目に見える結果や具体的な課題といったわかりやすいものに向かうときに一番能力を発揮できます。
逆を言えば、フワッとした目標やゴールの見えない課題なんかはあまり好きじゃないということになりますね。任されればがんばりますが、基本的にあまりいい顔はしないでしょう。
わかりやすく、しっかりとした目標。これあってこそのSJですし、ISTJは特にそういうのを大事にする人たちといえます。
仕事を結構押し付けられる
ISTJは効率的に仕事をするしっかり者な人たちです。そのため、周囲からは「仕事ができる人」「タスクの取り扱いに長けた人」みたいに思われることが多いです。
ですが、そういう人って基本的に仕事を押し付けられる傾向にあるんですよね。
ISTJは基本的に人の仕事を押し付けられ、内心かなりイライラすることが多いタイプと言えます。
「自分の仕事くらい自分でしろよ」と、内心ではそんなことを思っているISTJも多いことでしょう。
怒っていても何も言えないことが多い
内向型の弱みですね。怒っていても、なかなかそれを外に出すことはできません。
特にISTJは冷静な時ほど「怒りは敵」「怒っても意味がない」と考えがちで、あえて何も言わないことを選ぶ傾向にあるとか。
特に目上の人や押しが強い人に対しては引っ込み思案になることが多く、ついつい無言で許してしまったりすることもあるようですね。
物事の道理を弁えたタイプとも言えますが、過剰に押し付けられたり言うべきタイミングで言えないところが、やはりどこかにあるのです。
ルールや約束は「守るもの」
ISTJは秩序に忠実な人たちです。基本的にルールや約束は何が何でも守らなければならないものであり、例外はよほど理不尽なものでもない限り存在しません。
時間もスケジュールも同様ですね。特に意味もなく歪めてしまうのは、ISTJにとっては御法度と言えるでしょう。
そのため、些細な約束や気分で作られた雑なルールにも正直に従ってしまう時があるとかないとか。
まあさすがにそこまでの思考停止は普通は見られませんが……何にせよ、ルールや約束、スケジュールというものの重みが他のタイプと比べてかなり重いもののようではありますね。
結局「いつもの」に落ち着いてしまう
ISTJだって冒険が死ぬほど嫌いなわけではありません。たまには「ちょっと冒険してみたいなー」くらい思う時があるでしょう。
ですが、結局いつものに落ち着いてしまう。そういう人たちです。
なぜかというと、それが一番実績があるから。なんだかんだ慣れ親しんだやり方やすでに知っていることの方が信頼できてしまうから。
これは仕事に限らず、いろんな場面で発揮されます。
例えば通勤ルートから行きつけの店、食べるものなどなど……あらゆるところで規則正しく、きっちり同じことをしがちな人たちです。
決して冒険したくないわけではないのですが、やはり当たり前のいつもの方法が一番しっくりくるのでしょう。
新しいことはちょっと性に合わない
ちょっとというか、人によってはかなりの抵抗があるでしょうね。
基本的に馴染みのあるやり方が好きな人たちです。というか、それ以外をやろうにも結局あれこれ考えてやめちゃうようなタイプと言えるでしょう。
仕事でもプライベートでも、基本的にやりたくない事のひとつに「よくわかんない新しい事」があるタイプと言えるかもしれません。
冷たいと言われてしまうが自覚はない
ISTJは基本的に理知的で冷静な性格の人たちです。そのため、人から「冷たい」「情がない」と言われてしまう時があります。
これは、ISTJ自身が感情を脇に置いた判断ができるからこそ起こってしまう問題ですね。
基本的に言うことは間違っていない。だから反論はできないけど、でも血が通っていないように見える。
特にxxTJの人の周辺で起こりがちな問題ですが、ISTJも同じくこういった問題を抱えています。
その他のあるある
・自覚はないが、「堅物」「頭が固い」と言われる
・↑でも意外とボケれる
・基本的に1人でいるのが好き
・責任感のない人は苦手
・時々暗い未来を思い描いてしまうことがある
・どこかに物事を善悪で判断しようとしている自分がいる
・礼節は気にする方だ
・確立された方法がなんだかんだしっくりくる
・提示された計画通りに物事を進めるのは大得意
・↑でも無茶な計画にはゲンナリする
・自分の感情は基本胸の内にしまっている
ISTJの強みと弱み
ISTJの強み
・着実で堅実
・情に流されない
・計画通りに物事を進められる
・ソリッドでスマートな思考ができる
堅実で非常に冷静なタイプです。そのため、基本的に感情に流されることはありません。
仕事を押し付けられたり推測からいい加減な基準を決められても、その場で怒りを爆発させるタイプではないでしょう。
また、事実のみを追求した非常にソリッドでスマートな考え方ができるタイプ。間違っても推察や予測といったノイズが入ることはなく、非常にわかりやすくまとまった思考ができる人たちです。
やはり一番大きいのは、その着実性でしょうか。
ISTJは自分の思考をしっかりと実現可能で現実的なところに落とし込むことができるので、非常に優秀な人として認識されやすいです。
無理や無茶のない着実なやり方で物事を推し進めるので、基本的に失敗もないでしょう。
また上記にはありませんが、非常に細かく物事によく気づく性格をしています。
スケジュールや手順のズレやわずかな誤差にも気づきやすく、すぐに物事を修正できる優れた能力を持ち合わせていますね。
こと計画通りに何かを進めていく点に関しては、他タイプの追随を許さないと言ってもいいでしょう。
ISFPの弱み
・いつものに頼りがち
・視野が狭い
・頑固になることがある
・押し付けられがち
なんだかんだ、「いつもの」に頼りがちで冒険しない点、それに伴う視野の狭さがいちばんの欠点と言えるでしょうか。
この辺りは着実性とワンオフな気がしますね。
ともあれ、基本的にはいつも通りの方法ばかりに頼るISTJ。新しいやり方や伝統などを否定するやり方にはめっぽう弱く……というか怒りを覚えることすらあります。
その結果、基本的に物事の予測や予知といったものが大の苦手。自分がやっていることを俯瞰できない視野の狭さや間違った結果に進んでいることを予知できない想像力の欠如を招くこともあります。
また、既存のやり方や計画にこだわるあまり非常に頑固になってしまうこともあるタイプですね。
この頑固さが視野の狭さに拍車をかけることが多く、大元の方向性の修正や計画そのものが間違っていた場合の方向転換に苦労します。
また、柔軟な行動も同じく苦手ですね。基本的に遊びを持たせるのはあまり好きではないタイプなので、タイトなスケジュールを立てがちです。
その冷静であまり物申さない性格から色々と押し付けられやすいのも短所のひとつと言えるでしょう。
なまじ有能で多少の無理は押し通せるタイプなので、そのぶん押し付けられる仕事も多くなってしまう傾向にあります。
結果として無理がたたり、過労で倒れてしまう可能性もありますね。
普通のISTJ解説もあります
以上がISTJのあるあると、そこから見た強みと弱みになります。
石頭というほどではありませんが、やはりちょっと融通の利きづらい、しかしそのぶん実行力が非常に高いタイプであると言えるでしょうね。
さて、そんなところで今回はここまで。
普通のISTJ解説もやってますので、もしお時間ありましたらそちらもあわせてご覧くださいませ。
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