孤独。つらい人にはつらいものですよね。気にしない人も中にはいますが、あまり長期間人と話していないと、気が滅入ってくるのもわかります。
とか言って私は案外孤独が平気な方ですが……それでも、一生人と関わりを持たないように生きれば地獄を見ます。
さて、今回はそんなわけで、孤独な時期の過ごし方について考えてみたいと思います。
そもそも孤独は悪いものなのか?
寂しさがダイレクトに心の不安定につながる場合は別ですが……中には、「孤独は悪いものだからどうにかしたい」という方もいらっしゃるでしょう。
ですが、あえて問いたい。本当に孤独って悪いものなのでしょうか?
実際に寂しいと思える瞬間はあります。誰だって、どこかで人肌恋しいと思ってしまう時は来ます。
ですが、孤独は同時に気楽さも運んでくれます。
誰もいない。だから気を遣う相手もいないし、無理して合わせる相手もいない。
気楽でいいですよね、孤独。私は大好物ですよ。一生孤独成分を摂取して生きていたい
そう。肩肘張る必要がないのです。
こう考えると、孤独も案外悪くないかもしれませんよ。
孤独を乗り越える方法3選
さて、そうは言ってもきつい時はきついのが孤独というやつです。ここからは、孤独を乗り越える方法を考えていってみましょう。
と言っても、口にするだけなら簡単な話ですがね。
・孤独を受け入れる
・交友関係を作りに行く
・集まりに参加する
これだけです。
孤独を受け入れる
まずは(極めて個人的に)簡単だと思える方から。
孤独を受け入れて、逆に楽しんでしまいましょう。
先述の通り、孤独は別に悪いものでも、無条件でつらいものでもありません。
ただ目の前の些細なことを楽しみ、しょーもないことに感動し、好きなことをして、好きなだけ孤独を過ごしてみてください。
孤独とは仲間のいない時間であると同時に、邪魔者やちょっと嫌な相手も存在しない、自分ひとりの時間です。
好き勝手やってるうちに人が鬱陶しくなり、癖になって孤独から抜け出せなくなってしまうかも?
友達作りで孤独脱却!
続けて(極めて個人的に)難しい方。というか私個人としてはかなり苦手です。
その方法は、要するに友達でも作りに行きましょうよということですね。
今時は直接会う以外にも、SNSやネット経由で非常に友人を作りやすくなっています。かくいう私も、ネットで知り合った人とはかなり親密にさせてもらってますね。
とりあえず急場しのぎの友達作りくらいなら、割と難しくないと言ってもいいです。
すごいなとか関わりたいなという相手を探し、素直にその相手に話しかけ、自分の本音で褒めてみて、そのまま話し込めばとりあえず知己と呼べる関係にはすぐなれます。
あとは数を取るか質を取るか。そこはあなたの選択次第……
友達作りの方法も(苦手ながらに)後日まとめてみましょう。もしよろしければ、そちらを参考にしていただければと……。
ボランティアでもいかが?
最後に中間くらいのやつ。ボランティアにでも参加してみてはどうでしょう?
そうでなければ、地域の交流会でも何かの会食でも、とりあえず人と出会って何かができれば何でも良いです。
「人と一緒に何かする」って、意外と一体感を感じさせてくれます。その一体感から、案外仲の良い人が出てくることもあるのです。
無論、誰とも仲良くなれなくても無駄なんてことはありません。「社会の一員として機能している」という自覚は、案外孤独をほぐして気を楽にしてくれるものです。
何かの集まりに行っていろんな人と交流してみて、それで友達と言えそうな人ができればそれでよし。できなくても、今後の糧になってくれます。
嘘だと思うかもしれませんが、騙されたと思って試してみてください。意外とちゃんと効果ありますので。
ちなみに孤独と孤立は別物です
Googleの予測検索で気になるものがあったので、追記で述べさせていただきますが……孤独と孤立は似て非なるものです。全然違います。
孤独
一人ぼっちであること。あるいはそのさま
孤立
助けがなくただ1人であること
ほら、全然違う。
ちょっとちょっと!ほとんど同じに見えますけどー!?
要は孤独とは周囲に誰もいないこと。一方の孤立は、周囲に人がいてなお相手してくれない様子のことも含まれます。
孤独は誰もその人のことを気にしていませんが、孤立は結構敵視すれすれというか、きっかけ一つでどう転ぶかわからないところがあるものです。
しょーもない違いですが、参考程度にでも……。
孤独はある意味チャンス?
物は言いよう感半端ないですが……孤独とは、つまり同時にチャンスでもあります。
まず、自分がひとりでいる方が楽なのか、あるいは仲間といる方がいいのかを理解するチャンス。
次に、1人で何でも好きなように楽しむチャンス。
そして最後に、新しい仲間と出会うチャンス。
ここまでお読みくださったあなたが孤独を好きであるか嫌いであるかは、この際どちらでも良いでしょう。
ただ、孤独が好きであれ嫌いであれ、せっかくなのですから、孤独をうまく使っていきましょう。その方が、きっと嘆き苦しむより幸せな気持ちになれます。
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