ここ数年、流行を通り越して当たり前になりましたよね。孤独とかおひとり様とか、とにかくひとりぼっちでいろいろとやることが。
今や生涯未婚率も2割前後となっており、一生結婚しない人も「探せば普通にその辺にいる」というレベル、下手をすると異性とのお付き合いすらしたことがない、友達と言える友達がいないなどという人も珍しくない時代に突入してきました。
かくいう私も、孤独や孤立、ひとりぼっちとは何か縁がある身でして……と、この話は別にどうでもいいですね。
とにかく、今やひとりぼっちがある意味当たり前。実際、このページを見ている方の中には「一生ひとりで生きていこう」と考えている方も多いのではないでしょうか?
今回は、「ひとりで生きるために」というテーマで色々語っていこうと思います。
ひとりで生きる覚悟って本当に必要?

中には「自分には相手も友達もいないからひとりで生きなければ」と悲壮な覚悟を見せる人もいますが……ひとりで生きることを考える前に、まず思うのです。ひとりで生きるのってそこまでの覚悟が必要なのでしょうか?
人間万事塞翁が馬とも言いまして、世の中はいったい何が起こるのかわからないもの。運命や宿命の類だって、もはや覆せないレベルの絶対的な結果が出てこなければわかりません。
それこそ家族もお金も帰る場所も失って路頭に彷徨うような状態からテレビに出る億万長者になるような夢物語は望みはゼロに等しいですが、友人1人くらいはそんな天文学的確率の強運を発動しなくても見つかるものです。
今はたまたま誰も仲間がいないだけ。自分を見てくれる人も興味を持ってくれる人も今この場にはいないだけ。
よほどのクズでもない限り誰からも等しく軽蔑される人間はいませんし、私が「こいつクズだな」と思った人たちですら一応仲間らしき人はいました。
そういうもんです。
今はたまたまひとりで生きてるだけ。だったらひとりでないとできないことを楽しもう!そう思った方が建設的ではありませんか?
仮に一生ひとりで生きることになったとしても、それはそれでひとりでいることを楽しめるほうが、「どうせ誰もいない」と心を固く閉ざすよりずっと気が楽です。
「絶対に自分だけで生きてやる」と固く覚悟するのは、本当にひとりのほうが気楽だとか、人がわずらわしく思えた時くらいにしておきましょう。
ひとりで生きるにしても多くの人に囲まれて生きるにしても、自分の心を偽って固く決意してまでやるものではありません。
合わない人や世間に無理に染まる必要もなし
というわけで「ひとりで生きるのに覚悟や決意は必要ない」というのが個人的な考えですが……逆に「孤独を捨てる覚悟」というものも、同じく必要ないように思えます。
例えば周りがうるさいから結婚する覚悟を決めるとか、周りと価値観が違って生きづらいから自分を捨てるとか、そういうのですね。
人生は周りのためのものではなく、あなた自身のためのものです。ほかにも道がある中で、無理に悲壮な覚悟をして生きる必要もないと思いますよ。
結婚したくないなら周りに宣言したうえでその手の話をシャットアウトすればいいし、しつこく言うようなら連絡を断つことを考えてもいい。
人に損失を押し付けたり汚した無理矢理に尻を拭かせることがないのなら、世の中何をしてもいいのです。
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