【エニアグラム】アーキタイプ3−7(トライタイプ 378、379、137)

エニアグラム
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今回はトライタイプの中でもアーキタイプにタイプ3、タイプ7を持つ人たちをまとめてみました。

正直ニッチだとは自分でも思いますが……まあこういう路線を進んでる当ブログ故致し方なし。とりあえず見ていっていただけるとありがたいです。

タイプ3、タイプ7の特徴はそれぞれ以下の記事をご参照ください。

タイプ3:達成する人

タイプ7:熱中する人

アーキタイプ3−7の特徴

現実においてはかなり強力なアーキタイプのひとつ。と言うのも、3も7も自己主張型でなおかつ何かを追い求めるような人たち。

タイプ3:成功を追い求める
タイプ7:幸せを追い求める

この2つの組み合わせにより、「楽しみながら成功する」「何者にも勝る幸福を手に入れる」という点に関しては他の追随を許さない、非常にエネルギッシュでカリスマ性ある、快活な人柄を生み出しています。

あかつき
あかつき

ちなみにですが、タイプ3の「自分のいい面しか人に見せない」という特徴も、タイプ7の「ポジティブじゃなきゃ嘘」精神と合わさって強化されています。これがカリスマ性の根源ですね。

なお2つ名は

378:有力者
379:大使
137:システム構築者

と、どれもなんだか人の上に立ちそうなものになっています

これはとある378の話ですが、幼少期は「人生は良いものだ」という持論をナチュラルに固持しており、人のくらい話やシリアスな相談も「こうすればいいじゃん」という正論でぶった斬り、しかもその人たちをどこかで利用する気持ちがあったと独白しています。

ぶっちゃけ、3−7系のトライタイプには割とある話のような気がします。

というのも、自己主張型はどこかに自己中心的な面を持ちます。

イメージするなら、タイプ3の「褒められたい」タイプ7の「幸せになりたい」という本音に、「人を押し除けてでも」という強い思いがプラスされる感じでしょうか。

その自分本意な思いの強さとタイプ3由来の合理タイプらしい思考が重なり、このアーキタイプは陽気ながらもどこかクールで独立性を保ったタイプになりがちです。

各タイプの詳しい説明は以下をご覧いただくとして……

では、続けて各タイプごとの違いについて見ていきましょう。

各タイプの性格について

詳しくは各タイプの解説をご覧いただくとして……ここでは各タイプの差異という点から性格を見てみましょう。

トライタイプ378

トリプル自己主張タイプ。ある意味では3−7系の自己中心性や陽気&クールな性格をもっとも強く持ったタイプと言えます。

非常にせっかちで制約やルールを嫌い、時には契約を反故にすることも辞さないなど、もっとも強烈で自分本意な人物。その一方でタイプ8の影響か公平意識もどこかであり、不公平を前には正義の味方を始める面も。

全てをすり潰して自分の道の礎にするロードローラーみたいな人物で、自分本意な面が目立つ人物です。ですが一方で理知的な雰囲気を出すこともあり、案外人はこのタイプを慕います。まあ、その慕う人すらも自分の野望の生贄にしかねないほど強烈な人たちではありますが……。

トライタイプ379

ゴリゴリイケイケ派な378と違い、タイプ9が入っているためかちょっと控えめで自己主張もパンチも3−7にしては弱めな人たちです。

このタイプの人はとにかく明るく華やかで楽しい空気が好きで、人助けや周囲への貢献はするもののあくまでそれらは「明るい空気の維持」が目的だったりします。

3−7の中ではかなり柔和で「いい人」ですが、あまりにポジティブに固執するあまりちょっと自分本位が入る面があります。具体的には、真面目に話を聞かないとかネガティブの徹底排除とかですね。
また、自分のイメージを大事にするタイプ3らしさも含有されています。

トライタイプ137

タイプ1が含有されているだけあって、大の完璧主義者。仕事を効率よく回すだけではなく、自分の仕事を楽しく回したがったり、あるいは改革意識が高かったりと理想にはうるさいタイプです。

現実より自己主張の378やポジティブ万歳な379と違い、こちらは視座が高い”風”なのが特徴。「自分は現実を知り尽くしている」みたいな顔をよくします。

非常に高い精度でシステムを作るハードワーカーかつ理想主義者。しかしその理想の高さゆえに脱落者を”意図せず”出しやすいタイプでもあり、理想と現実のギャップから非常にイライラしやすい人たちでもあります。

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トライタイプ378と379の違い

378:とにかくコントロールされたくない
379:外部圧力も案外平気

とにかく外圧に対して反応的で、人から操られたり人の意思のために行動することを嫌うのが378の特徴。一方の379は、タイプ9の影響からか意外とそう言うのも平気です。何ならそれを良しとする可能性すらありますね。

というかそもそもオーラが違います。378の方が379よりイケイケです。どっちもタイプ7があるとは思えないくらい大人しく理知的な人もいますが、思考回路が違いすぎます。

また逆境に対しても考え方が大きく違い、379は逆境を嫌うのに対し、378は気にしません。そんなもの吹っ飛ばします。

トライタイプ378と137の違い

378:実は現実主義
137:実は理想主義

ぶっ飛んだことを言う可能性が高い378も、根っこの部分は現実主義的で具体的な例や方法を考える可能性が高いでしょう。対して137は現実主義に見えてもかなり理想主義的で、話す内容は概念的だったり観念的なことも多いかもしれません。

あと、言い方ですね。378はぶつ切りでぶっきらぼうに正論を語りますが、137は正論のように理想論を語ることがあります。

また、勝負に燃えやすく負け惜しみも多いのが378。137は多分負けても酸っぱいぶどう理論を展開することが多いでしょう。

トライタイプ379と137の違い

379:深く考えるのが嫌い
137:準備完璧主義

深く考えると、それだけ嫌なことやネガティブな事象にも目を向けることになります。379は、とにかくこれが嫌い。だからか、深く考えるより即興で何かやることに秀でた人物が多いです。

一方で137は「酸いも甘いも噛み分けている」というアクションをするだけあって、しっかりと物事を考えて完璧に近い仕上がりを求めるのに定評ありですね。

また、137の方がより仕事熱心(というか1−3がとんでもなく仕事熱心)で、379は全タイプ中もっともポジティブ志向と、方向性がまるで違います。あと、137の方が陽気でも空気はピリピリしていますね。

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筆者:春眠ねむむ
X :@nemukedesiniso
threads:@shunmin.nemui

 

 

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