【手相】運命線は斜めでも曲がってても無くても不思議じゃないから気にしなくていいです

手相解説
スポンサーリンク

手のひらのド真ん中を縦断して中指へと向かっている運命線。仕事運や社会とのつながり、ひいては社会的成功を表すとされ、「あれば仕事に恵まれますよ」とか何とかと言われることもたまーにある、そんな線ですね。

よく「直線で1本、クッキリハッキリ出ていれば吉相」なんて言いますが……本当でしょうか?

今回は、そんな運命線についてちょっと見てみましょう。

運命線って何?

さて、まずは運命線に関して解説していきます。

運命線は仕事運……なんて言いますが、ぶっちゃけ運命線の有無だけでは仕事運は測れません。別にあるから運気が強いとも言い切れないし、反対に運命線が刻まれていない人=無能と定義することも不遇とされるわけでもないです。

では運命線って何かという話になりますが、端的に言えば社会的な立ち位置や社会との関係性のバロメーター的なもの。もっとわかりやすく言えば、社会の流れや組織の空気を自分で作る意欲や力の有無ですね。

運命線が濃い人は、主に自分の力で運命を切り開いていくタイプ。自分が中心になって働く存在感バッチリな人ですね。

反面、薄ければ薄いほど、特定の目標や志を持たず控えめに生きていく協調タイプ。のんびりまったり、「自分が自分が」と出しゃばらず周りとうまくやっていく人たちです。

まあそんなわけなので……実は運命線がバリバリに濃いからといいわけではなく、むしろ結構薄かったり無かったりする人のほうが多いのではないでしょうか。

運命線が濃い人は主役で働きたい人

運命線が生命線や頭脳線なんかと同等以上に深く刻まれている場合、目的意識や使命感が強く、社会の第一線でバリバリ働く人となります。

流れに身を任せてのらりくらりとやっていくのではなく、しっかりとした芯を打ち立てて、目標や目的、あるいは企業の中での出世など……とにかく社会的な役割のためにひたすら仕事ややりたいことに一直線に取り組む人は、運命線が濃くなる傾向があります。

かつての日本人は運命線が早くから濃い人が多かったようですが、社会進出と「働かざる者食うべからず」の精神によって仕事を何より大事にしていたがゆえなのかも知れませんね。

さて、そんな感じで社会の最前線で奮戦する人々なわけですが、当然そういう人が抱える短所も存在します。

というのも、もともと物事の中心に立ってバリバリの現役生活を送るので、まあ我が強い人が多いわけですね。責任感や使命感の強さから自分と違った価値観を許容しづらい傾向があり、独善的、独裁的になることもあります。

ともあれ、総じて実戦部隊や人を指揮する立場の人に多い線と言えるでしょう。

苦労線という別名も?

運命線を「自分で運命を切り開く線」と言えば聞こえはいいですが……よほどの幸運にでも恵まれない限り、運命を変えたり幸運を手にするのには苦労や努力が伴います。

つまり上から与えられた使命であれ自分で決めた信念であれ、それらを貫くには相応に努力を続け、辛酸を舐め続けなければなりません。運命線が濃いってことは、それだけ楽ができないことの現れなのです。

中には、常に苦しい中で耐え続け、結果が出ないまま無駄かもしれない努力や苦労を重ねるばかりという人も……。

運命線は濃く出ていれば仕事運は強くなりがちですが、そのせいで苦労も苦痛も背負いやすい相でもあるのです。

運命線の薄さは協調の証?

運命線の濃さが我の強さに繋がるという事は、薄ければその逆になります。

つまり、運命線が薄いとか無いという人は、我をあまり出さず、人とうまいこと強調して集団に溶け込みながらやっていける人。控えめで自己主張が少なく、人とぶつかることも少ない傾向があるでしょう。

毒も野心もなく、やりたいこともないし人との喧嘩も少ない……そんな人たちに多く見られる相ですね。

目上にとっても扱いやすく下から見ても厳しすぎない人が多いので、自然と人から好かれる人も多い印象がありますね。この辺、太陽線が出ている人に謙虚な特徴かもしれません。

もっとも、やりたいことの無さは上に立った時の覇気の無さやどうしたらいいかわからないという優柔不断さにもつながりますが……ともあれ、普通に働いて普通に給料をもらって普通に定年退職するような普通の生き方をするには、運命線は薄い方がいいかもしれませんね。

出世に関しても自分で道を切り開くことは望まない人が多いですが、上から気に入られてリーダーとして抜擢されるケースなら意外と多いです。

不遇の証としても……

さて、安穏と暮らしたい人に運命線が無いのは吉相と言ってもいいと思われますが……「自分の力で生きていきたい」「自分の力を世の中で役立てたい」という野心を持っている人の運命線が薄い線の場合、ちょっとガッカリしてしまいますよね。

運命線にはモチベーションだったり発揮できる能力も関係している事があります。つまり、本気で何かを成し遂げたい場合はスランプに陥っている可能性も考えましょう。

特に不調の場合は、運命線はうっすらとでも出ていることが多いです。あんまり不調のようなら、英気を養って対策を練り直し、次につなげていきましょう。

さて、解説も済ませたところで、今度は運命線の見方もいろいろ喋っていきましょう!

スポンサーリンク

コメント