【手相】手相の濃い人と薄い人って何が違うの?薄いと悪いの?線の濃さと影響力を解説

手相の基本
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自分や他人の手相を意識して見ている人ならば、「人によって手相の濃さが違う」……と感じる場面も少なくないかと思われます。

実際、手相は人によって形も違いますし、当然出てくる線の濃さも違います。

では、手相の濃さと薄さがどういう関係性を持つのか考えてみましょう。

「線が薄いと効果も薄い」はある意味正解

事実、薄い線はその恩恵も効果も薄まる傾向があります。

ですが、あくまで恩恵が薄い理由は自分の行動によるもの。要するに薄い線は、そもそも恩恵を重視していないから薄く出るといっても間違いありません。

例えば運命線が薄い人はそもそも仕事や使命に重きを置いてないプライベート主義者ですし、財運線が薄かったり存在していないとそれだけお金に価値を置いていない証になります。

というわけで、普通は存在しているはずの線も、別段「無い/薄いから悪い、不幸だ」とは限らないのが実際のところですね。

いちばん大事なのは、自分が満足できる生き方ができること。何も大きな仕事を任せられるとか、人々が羨む大成功を収めることが必ずしも幸せとは限らないのです。

手のひら全体が薄い線だと他人軸の人

特定の線が薄いとか無いとかではなくあらゆる線が全部薄い人は、言わば他人軸の人と言ってもいいかもしれません。

自分の力で運命を切り開くとか実力に物を言わせて世の中を闊歩するようなタイプではなく、人からの影響を受けたり人々に気遣いながら生きていくタイプの人ですね。

他人軸はなんだか世間からは責められていますが、実はそれそのものが悪いというわけではありません。自分軸も行き過ぎれば傍若無人ですからね。

他人軸の人は、とにかく場の調和を乱すことを嫌います。手相がうっすーいシワみたいになってる人もこういった類いの人で、周りを気遣って行動しますし、人のちょっとした変化にも敏感です。

言ってしまえば繊細でナイーブな人というわけですが、一般的に言われる「優しい」の基準をあらかた満たしているので、まあ1人はいないと潤滑油不在で組織も回りませんよね。

ただし繊細すぎてちょっとしたことでも傷つきやすかったり、見ないといけない汚いものからもつい目を逸らしてしまう傾向もあり。

どんな線でも一長一短あるってことですね。

シワだらけだとストレス過多

手相が薄い人の中には、薄い線がいっぱいあってシワシワになってる人も多いです。

もともと細かいところまでつい気になってしまうタイプなので、そのぶんストレスもため込みやすいんですよね。

手相における横線は、一般的にはストレスや障害の多さだと言われています。

つまりあんまりにもシワだらけな人は、それだけ些細なことでも障壁やストレスになりやすい暗示。

他人軸も繊細なのも長所としてとらえれば非常に心強いものですが、何にでも危機感を覚えてしまったりちょっとやそっとの事でも気になって何年も引きずってしまっては、さすがに生きづらいですよね。

無暗に効率や損得で人と関わらず、気の合う人だけの小さい環境で身を休めることも大事かもしれませんね。

線の濃さは自己主張の強さ!

では、逆に手相が濃ければどうなるかというと、それだけ我が強く自己主張が激しくなるという感じですね。

いい意味では信念が強いとか負けん気が強い、ダメな方に傾くとワンマンの暴君にすらなり得ます。つまり、図太くてめげない、自分が主体になって周囲の世界を回すタイプの人というわけです。

エネルギッシュでリーダーシップがあったり、大人しくてもなかなかどうして芯が強かったり……とにかく、自分というものを強く持っている自分軸の人ほど、手相全体が濃くなりがちというわけです。

当然こういう人のほうが行動力がある分運気が高まる傾向もありますが、一方で人に譲らないせいで敵に囲まれる危険も……。

結局ほとんどの相はあろうがなかろうが一長一短。手相は濃くても薄くてもいい点とダメな点があるわけですね。

手相はコロコロ変わるもの

まあさすがに生命線と頭脳線、感情線の基本3線が変わるのはよほどでない限り滅多にありませんが……運命線含め、その他の線は良く変わります。

例えば乱雑で何本も切れ切れになっていた太陽線が突然1つに繋がるとか、逆にあったはずの財運線が消えるとか、そういう事は割とあることなのです。

なので、自分の手相の薄さに悲観するとか、思っていた線が無くて落胆するといった必要はありません。その時になればどこからか生えてくることもあるのです。

かくいう筆者も、学生時代にあったはずの自殺の相がいつの間にか消えていた……という経験があります。

今の手相に一喜一憂して「これが最終決定だ」と思わず、「今の状態だとこんな感じかー、へー」くらいに思っておきましょう。

欲しい線は生えてきそうな行動を試み、あってほしくない線は消えるように動いてみればいいのです。

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どうしても手相を濃くしたいなら自我を強く持つ

個人的には、本人に気になる程度の実害が発生しない限り別段薄くてもいい気がしますが……やっぱり濃くてハッキリした手相にあこがれを持ってしまう人も少なくありませんよね。

となれば、手相を濃くしそうな行動や習慣作りを最後に考えてみましょうか。

とはいえ、あくまで自分らしく自信が納得できる生き方が理想です。その点はお忘れないように……。

手相を濃くしたいなら自分で決断すべし

まあ手相が濃い人にあこがれるなら、まずは自分の意思で何でも決めるというのが1番大事なポイントですね。

簡単なところだと今日の晩御飯とか、今度の休みに遊びに行く場所とかですかね。そういう影響力の無いところから自分で決めていくと、決断力も身に尽きますよ。

とにかく「自分はこれがしたいんだ!」という主張をすることで、手相も濃くなっていくでしょう。

譲れないものを持つ

「これだけは譲れない」というこだわりを持つのも、手相を濃くするポイントかもしれません。

譲れないものができれば、それだけ自我も自己主張も強くなります。こだわりを否定する人に対してもついつい抵抗してしまうことも少なくないですからね。

我の強さは、こだわりの強さにも通じます。自分のこだわりには絶対に譲れないという線引きをして、決してそこは譲歩しないように決めましょう。

親元で暮らすなら離れるのが吉

親元で暮らしていては、どうしても重要な決定に親が干渉してきてしまいますよね。

その点では、ひとり暮らしはいろいろ大変で面倒なことも多い一方、嫌でも自分で決定する環境に置かれるため決断力を身に着けやすいです。

我が子を思うとついつい手を出すべきでないところにまで干渉してしまうのが親心。親の支援を受けられない環境は不安も多いですが、自由の中で色々と決断する練習をするのも手相を濃くする手段の1つです。

いっそ海外移住も手か?

日本では自己主張をしない事、自分が損して目上を立てることがある意味常識ですが、海外ではそうはいきません。

みんな日本よりは好き勝手やってる国も多いので、自然と自己主張や自助の精神が芽生えていくものです。

ぶっちゃけ自分で書いてて「手相を変えるためにここまでやるか?」という気持ちはぬぐえませんが……濃淡以前に、何かしら人生に大きな影響を与える刺激があるかもしれませんね。

手相の濃淡で良い悪いを決めるのは早計

まあいろいろ言ってはみましたが……結論を出すならそういうことですね。

手相は全体のバランスで見るもの。あくまで濃淡は「世間の一般や常識からみてどうか」を表すばかりで、直接的に幸福や不幸に繋がるものではありません。

言ってしまえば、ただの個性です。わざわざ気にするものではありません。

「手相を変えたい」と願うならば、ただ漠然としたものよりも、「かなえたい理想がある」とかで今の自分をどうしても変えたい時くらいにとどめる方が吉です。

無理して自分を変えた先に、果たして自分が望む幸福が待っているのか……そのあたりを慎重に見極めてから、自分を変える決断をしましょう。

宣伝になりますが……

最後に宣伝になってしまって申し訳ありませんが……私も手相鑑定の有資格者の端くれ。手相の鑑定も、現在承ってます。

自分の気持ちがわからない、どうすれば自分が幸せになれるかわからない等お悩みでしたら、デキる限りお力になりましょう。

占いに絶対的な信頼を置くのはいささか危険ですが……ちょっとした人生の羅針盤替わりしていただければ幸いです。

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