【エニアグラム】タイプ1の囚われ「怒り」について

エニアグラム

久々のエニアグラムですが……最近類型論のリクエストが結構届くのでそろそろ本腰を入れてまとめていきますよっと。

そんなわけで、今回まとめていくのはタイプ1の囚われとされている「怒り、憤怒」についてですね。

怒りといえば、普通は烈火の如きマジギレとか雷みたいな怒鳴り声を想像してしまいますが……どうやらタイプ1の怒りはそんな単純なものではないようです。

「じゃあ結局怒りって何者やねん」というところを、今回はいろいろまとめていきましょう。

タイプ1解説はこちら!
スポンサーリンク

THE・フラストレーション

タイプ1の怒りは、「コラー!!」とか「ふざけんなテメェ!!」みたいな、単純でわかりやすいものではありません。

キレるというよりはフラストレーションに近く、「こんなに頑張ってるのにどうしてできないんだ!」「どいつもこいつもやる気あるのか!?」みたいな愚痴に近いところから発生していきます。

タイプ1の特徴といえば、完璧主義と最低妥協ラインの高さ

設定するハードルの高さもさることながら、「これくらい当然」とばかりに自分にも他人にも努力するよう迫ります。


ですが、誰でもそんな「友情・努力・勝利・大成功!」みたいな熱い展開とか、「死ぬ気で努力すればどんな壁でも越えられるんだ!」みたいな熱血を求めているわけではありませんよね?

そんな自分と周囲の温度差が、タイプ1にとって大きなストレスになります。

「なんでみんな頑張らないんだ!」

「自分だけがどうしてこんなに熱くなってるんだ!」

「私はこんなに頑張ってるのに何も進歩しない!」

とまあ、そんな思いを抱えながら、イライラや鬱屈とした気持ちをどんどん溜め込んでいく。

これがタイプ1の囚われが「怒り」と言われている原因ですね。

あかつき
あかつき

結構ネチネチ指摘はしてくるんですが、基本的にマジギレはしないんですよね、タイプ1って。

知らずの間に地雷を踏み抜いてるかもなので、正直ちょっと怖い……

怒りは敵、怒りは敵……

タイプ1はこんな感じで、やる気がない(本人目線ではそう見える)周囲や不甲斐ない自分に内心ではキレ散らかしていることが多いタイプ1ですが、意外にも心の底ではマジギレすることがほとんどありません。

何なら、怒りを自分でもまったく自覚していないことの方が多いです。


というのも、理想が高いタイプ1にとっては、感情的になってキレ散らかすのはみっともないこと。
特に、感情的にキーキー喚き散らすのは論外です。

何より口うるさい自分がダメ人間だと筋が通らないので、「怒らず理屈で人を諭せる大人」でいようと無意識レベルで心に決めているのです。

だからこそ、口うるさくネチネチ言うことで相手の行動を自分の理想通りに近づけようとする。

あるいは完全に怒りを「そんなものない!」と否定して抑えつけようとする。

こうやってタイプ1は無自覚のうちに怒りを溜めていき、「どうして私だけが頑張っているのだろう?」という本音の愚痴すら誰にも打ち解けられずにフラストレーションをガンガン溜め込んでいくわけです。

正しさ大暴走……なことも

タイプ1の望む世界は、「みんなが清く正しく、より良い世界に向けて粛々と、全力で努力していく世界」。

人によって正しさや良い世界の定義はマチマチですが……中身がどうあれ、正しさを究極的に突き詰めれば「みんなが良心と規範を守る秩序立った世界」に行き着くのではないでしょうか。

その結果、100点満点中99点であってもマイナスされた1点を気にしてしまったり、ひどいと「これは−1点だ!褒めるに値しない!」とか言い出すこともしばしばです。

あかつき
あかつき

なんか孔子の食生活が頭に浮かびましたよ……
煮崩れしたり切り方が綺麗じゃない食材、味付けがちょっとでもマイルールと違う食材は死んでも食べない。

うーわ、絶対タイプ1だろ、あの人……

「正しいもの以外認めない!」

「正しくないものは無理やりにでも矯正する」

……と、中には熱血の使命感やその裏にある「思い通りにならない奴は許さん!」という怒りが暴走し、細かいところや明らかにどうでもいいところでも急に火が灯ることもあるかもしれません。

静かに、諭すように、でもネチネチと本音や毒舌も(無意識に)混ぜながら、自分の正しさを強要する。

あるいはどんな事情や理由があれ、正しくない奴を悪として切り捨てる。

さすがにここまでくると不健全気味ですが……正しさへの執着が強すぎてたまに暴走するタイプ1も意外と見かけます。

怒りはある程度外に出すべきだね!

タイプ1自身が怒りとどう付き合うかというと……やはりまずは怒りを認める。それ以前に気付けるようになるところからのスタートになるでしょうか。

やはり内心不満だらけなのに「絶対怒ってないし、間違ったことを否定しているだけだ」では、自分の感情を押さえつける一方です。

あかつき
あかつき

まあそもそも感情が悪で「こうあるべき」が善って考えもあるんでしょうがね。

でも感情を抑えつけた結果、もれ出た感情が「こうあるべき」に上乗せされるのって、本末転倒じゃないです?

飾り気なしの正直な気持ちをぶちまけても、これまで作り上げてきた自分の人格を否定することにはなりません。

むしろ正直な気持ちを無視し続ければ、それだけ「こうあるべきだ」という理想も気持ちに反応して暴走していくでしょう。

結局、嫌でも感情と連動して、「こうあるべき」という気持ちも動いているのです。

たまには正論や理想を抜きにして愚痴ったり相談することも、今の自分の段階やレベルに気づき、成長していくための大事な要素になりますよ。

まずはストレッチでもして心身をほぐして暖かい風呂にでも入ってから、信用できそうな奴(理想どうこうではなく「何となく人間的に」が重要!)と酒でも飲みながら愚痴ってみてはどうでしょう?

この時、相手には正しさや賛同を求めないこと。そのためにも、飲み交わす前に景気よく唱えましょう。

「酒の席では無礼講!」

あかつき
あかつき

マジで何させようとしてんだ、この筆者は……

絶対の裁定者ではなく1人の人として、相手の意見を「それは違う!」「これは正しい!」ではなく、「こういう考えもあるのか」「私はそう思われてるのか」という視点で見れば、新しく気づくこともあるはずです。

タイプ1に必要なのは「正しさを見極める賢さ」よりも「相手の正しさを認める余裕」です。

正しさを選ぶ力なんてものは、タイプ1である時点で必要以上に備わっています。

ならば次に必要なのは、「相手の事情や相手ルールを理解すること」。

これを理解できれば、タイプ1は今よりさらに素晴らしい人物になり、言葉にもより説得力や重みが出るはずです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました