何をするにも不安ばかり口にして動けない人。今回は彼らの特徴と心理についていろいろと考えていきたと思います。
最後に極力不安を考えないようにする方法も考えていきますので、どうぞ最後までご覧くださいませ。
不安ばかり口にする人の特徴
まずは、口を開けば不安ばかりの人の特徴を1つ見て見ましょう。
ネガティブ思考
まず何より考えられるのが、ネガティブ思考です。
何をやるにしてもいい面を見ることができず、ついつい物事の悪い面ばかりを見てしまうわけですね。
結果として発言はネガティブだらけ。なんせ将来の不安ばかり考えてしまっているわけですから、そのぶん発言もネガティブな不安まみれになってしまうのも道理です。
用心深い
ネガティブ思考で不安しか言っていない人なので、当然のように用心深く警戒心が強い人物になります。
不安ばかり言うわけですから、当然新しいものに対しては懐疑的。騙されることは基本的に少ないと言えるでしょう。
不安が強い人の長所ですね。
たまに騙される
用心深い性格をしているため騙されることは少ないのですが、時としてころっと騙されてしまうことがあるのが、不安の強い人。
というのも、すがるものを求めているところがどうしてもあるんですよね。何かにすがりたい。安心したい。安全でいたい。そんな感じの欲求が、不安を口にする人にはあります。
結果、「これだ」と思った意見にはついつい騙されてしまうわけですね。
パニックを起こしやすい
不安だらけで気持ちがパンパンになっている人は、おおよそ限界まで膨らんだ風船と同じような性格をしています。
要するに、突けば破裂する。不安を煽られるのに弱く、非常にパニックを起こしやすいのも、また1つの特徴でしょう。
素直に成功を喜べない
不安が強すぎる人は、素直に成功や不遇な状況からの脱却を喜べません。「問題Aを解決しても次は問題Bが出てくるし、その次は問題Cが……」と先々のことを常に考える癖があるため、ついつい不安だらけになってしまうわけです。
結果としてどれだけ周囲が歓声や感動に湧き立とうと1人だけ難しい顔をしていたりもしますし、むしろ周囲の楽観視に疑問を持つ人すらいます。
こういう人たちにとっては今の安らぎなどその場限りに過ぎないのかもしれません。
それってもしかして?
ここまで書いて思いましたが、もしかしたらこれってエニアグラムという心理学のタイプ6に近いのではないでしょうか?
彼らは仲間意識が高く、問題に向かって真摯に取り組める人たちです。ですが同時に不安感も強く、一歩間違えば不安ばかりを口にしてしまう人になり果ててしまうこともしばしば……。
よろしければ、以下もご覧ください。何か不安ばかり口にする人に関してヒントとなる
不安ばかり口にする人の心理
不安が大きすぎる
不安が大き過ぎて処理しきれない。だから周囲にもそれを伝える。単純ですね。
もしかしたら不安ばかり口にする人は、その内面には口にしたものの10倍、20倍の不安を抱えているかもしれません。
結局、抱えているものが多すぎるんですよね。だから言わないと気が済まないわけです。
本気で全部失敗すると思っている
不安ばかり口にする人にとっての本音は、「何をやっても難しい」です。だから不安ばかり言うし、新しく何かを始めた場合でも止めようとするわけですね。
不安が強く現状維持に甘んじてざるを得ないのも、この手の不安ばかり言う人あるあるです。
とにかく安心したい
安心したい。でもできないからいろいろと不安を口にする。安心できない未来が見える気がするから、何でもかんでも不安ばかり言いまくってやめさせる。
彼らの心理を言葉にすると、大体こんな感じですね。
結局、中身が不安だらけだからさっさと安心したいんです。手っ取り早く安心したい気持ちが空回っているわけですね。
だから不安を次々と口にし、周囲にそれを共有させ、その中で自分が飛びつくに足りる考えが出るのを待っている。何にでもいいからすがりたくて、すがる先を探している。
ある意味、そんな感じの状態です。不安だらけの人に余裕なんてないのです。
とにかく現状を維持したい
あれにもこれにも不安を言って動かない人は、とにかく動くこと、変わることを危険だと考えているところがあります。
手っ取り早く安心する最強の方法は、「自分たちのいる場所が安全だ」と思い込むことです。どれだけ危険な場所にいても本当は潰れそうになっていても、「いや、大丈夫だ」と言い聞かせる。これがある意味最強です。
で、とにかく安心したい人たちは大概がその安心を覚える最強の方法を実践します。その1つが、強固なまでの現状維持というわけですね。
挑戦や変革を悪だと思っている
さて、現状維持が最強だと思い込むことにしている不安だらけの人ですが、最後のダメ押しが変革・朝鮮の否定です。
「挑戦するのは良くない」「変えるのは良くない」「だって今のままが最高なんだから」。
ここまで思い込めれば、もはやある意味最強です。改革に対して不安感を覚えたり文句を言ったりし、挑戦しようとする人がいれば「よくないよ」と制止する。
現状維持を最良の手だと常に考え、そこから一歩も出ないことで、不安で爆発しそうな自分の心を守る。
ある意味不安ばかり口にするのは、現状維持というバリアが剥がれそうになった時です。
現状維持以外の方法が確立しそうになった時、あるいは現状維持に限界が訪れた時。そういう時にこの手の人たちは不安を延々と吐き出すようになっていきます。
例外:こういうのもいますね
例外的に、以下のような人も中にはいますね。こう言う人からは速やかに離れた方がいいです。
失敗を願っている
おおよそ悪意に満ちた人なのか、それとも不安だらけの人が変な投影を身につけてしまった結果なのか……どちらにせよ、人の失敗を願うばかりに呪いとしてネガティブな不安を撒き散らす人も中にはいます。
それで相手のやる気が削がれればそれでよし、仮にやるにしても気持ちよくスタートは切れませんね。おおよそ、失敗の確率がちょっとは上がってしまいます。気持ちって何事にも結構重要なので。
そんなこんなで、人のやる気を削ぐためにあえてネガティブなことをばらまいたりぶちまけていく人もいると言うわけです。
妬みややっかみなのか、あるいはどこかで何かされた恨みなのか、あるいは何もできない自分を相手に投影して安心したいだけなのかは人それぞれと言ったところ。
ですが一概に言えるのは、明確に悪意があると言うこと。まず離れた方がいいパターン、しつこいようなら何かしら対抗手段を講じた方がいいかもしれないパターンですね。
面白がっている
こちらも悪意といえばまあ悪意ですね。不安を煽り、反応を見て面白がっている愉快犯パターンです。
別に悪意があるわけでもない。ぶっちゃけどうでもいい。ただ反応を面白がっているだけ。ある意味では、一番性格的にイっちゃってるパターンです。
正直相手をするだけ無駄ですね。雑音くらいに思っておけば、自然と目の前からいなくなる相手です。餌を与えないのが1番の対処法です。
不安を感じないための方法はあるのか?
エニアグラムのタイプ6っぽいとこの記事のどこかで話しましたが……おおよそ彼らへのアドバイスと同じものが、不安症の人にはいえます。
不安ばかりを感じてしまう人にとって重要なのは、まずリラックス。落ち着いて、深呼吸でもして、温かいお茶でも飲みましょう。大丈夫です。そんな今すぐ決めないとヤバイ問題なんてそうそうありません。お茶する余裕くらいはあります。
で、お茶した後に冷静になった頭で、「何が不安なのか」「どうして不安なのか」を探ることですね。
そうすれば、自ずと「あれ、何でこんなものに怖がっていたんだ?」とか「案外大したことない?」というものが出てくるはずです。それらこそ、除外しても構わない不安要素と言えます。
あとは、冷静な頭のまま情報や選択肢の取捨選択をしっかりしていけば、自然と不安ばかりに支配されててんてこ舞い……なんてことは減るはずです。
とにかく大事なのは、リラックスしてから問題を考えることですね。リラックスして問題を咀嚼する時間は、強引にでも作るべきだと思います。
どうしてもという場合は、問題や不安を話せる人を作ることが大事ですね。カウンセラーでも医師でも、誰でもいいです。そういう人を1人でも2人でも作っておけば、少しは気が晴れるはず。
とにかく気楽さが足りていないことはしっかりと自覚し、そのためにのほほんとした対応を身につけていきましょう。その態度が堂に入った頃には、もはや不安ばかりを口にすることはなくなるはずです。
最後に
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