今回はトライタイプの中でもアーキタイプにタイプ4、タイプ8を持つ人たちをまとめてみました。
正直ニッチだとは自分でも思いますが……まあこういう路線を進んでる当ブログ故致し方なし。とりあえず見ていっていただけるとありがたいです。
タイプ4、タイプ8の特徴はそれぞれ以下の記事をご参照ください。
アーキタイプ4−8の特徴
このアーキタイプ全体がもはや個性の塊と言っても過言ではありません。なんというかどのタイプも強烈過ぎます。
タイプ4:気まぐれで個性を求める
タイプ8:強烈で力を求める
この2タイプが合わさったことによる化学反応で、とにかく一度会って本音で喋ったら忘れられない人と言ってもいいくらい強烈な人物像になることでしょう。
その性格は気まぐれで自己主張が強く、ちょっとキレやすい一匹狼。個人主義的で、自分のアイデンティティややりたいことを邪魔する奴はとことん薙ぎ倒して進むブルドーザーみたいなアーキタイプです。
強烈でビビットですよね。しかも両方反応型でかつ過激なことを遠慮なくやるから、周囲は大抵止められないです。
ちなみにそれぞれの2つ名は、
458:学者
468:真実の語り部
478:使者
です。どれも強烈なメッセージを残しそうな濃いメンツですね
人によっては「気まぐれで自己中心的」とか「自分のことしか考えていない」と思ってしまうような、主張が強くちょっとギラついた人たちですね。ペルソナとか通用しなさそうな人物です。
総じて自分に正直でかつ強烈な色合いをした人たち。現実の物差しで測れない濃さがこの人たちにはあります。
では、続けて各タイプごとの違いについて見ていきましょう。
各タイプの性格について
詳しくは各タイプの解説をご覧いただくとして……ここでは各タイプの差異という点から性格を見てみましょう。
トライタイプ458
自分の「持論」にうるさいタイプ。とにかく主張が強固で、言い出すと徹底的に打ち負かされるか細部まで納得させられるまで止まりません。
このアーキタイプの中では内向的であまり人に自分を見せず、そのくせもっとも強烈なものを持っています。
議論屋で強固な主張を持つタイプ。そして自分の主張を基本的に曲げない人たちですね。敬意を持てない人間に対して慇懃無礼なところがあり、しょっちゅう難解な言葉や比喩表現を好んで多用する様子が見受けられます。
傍目からは何を言ってるのかわかりませんし、そうすることで周囲をふるいにかけているところもありますね。
トライタイプ468
自分の「直感」がうるさいタイプ。騙されてるとか危険だとか思ったら、まず騒ぎ始めるのがこの人たちです。全反応型で、とりあえず危険があると何か言わずにはいられません。
物事の矛盾を探すのが非常にうまく、常に自分の周りや人々に危険やめちゃくちゃなところがないかと探し、しばしば悪意を持った(と当人が思っている)人の行動や言論を台無しにします。
誰が言ったか(キャサリン氏だけど)炭鉱のカナリア。安全でないと感じればすぐに反応を示す核弾頭タイプで、危険をいち早く察知する反面杞憂であっても迷わず警鐘を鳴らす人たちです。
いつもうるさいのは478の方ですが、有事に一番うるさいのはこの人たちかもしれませんね。
トライタイプ478
自分の「主張」がうるさい人たち。458の持論と違って、こっちは思ったこと感じたことを包み隠さず何でも話します。
良くも悪くも話が道を進むタイプ。ブルドーザーという言葉が一番似合う、我動邁進タイプですね。一方で従来のやり方を嫌う側面も見え隠れします。
徹底的に物事を自分で進めようとするタイプ。自分流の理想を自分流のやり方で達成するのが夢と言っても間違ってはいないでしょう。
一方で他人の意見とか状況を無視しがちな、アーキタイプ7−8によくみられる弱点も色濃く持っている人で、とにかく人のことを考慮に入れません。
トライタイプ458と468の違い
458:静かに内省するけど変人
468:瞬間湯沸かし器
458は非常に物静かで、変人要素は内包する世界や自分の主張を明らかにする時に現れます。それ以外は秘密主義と言ってもいいくらいでしょう。
一方の468は、思い立ったらすぐ行動の人。基本的に危険を感じた時や人の欺瞞に気付いた(と感じた)時は動かずにはいられず、大抵の場合すぐに騒ぎ始めます。
また、活動に精力的なのも468の特徴。458は主張こそ強固なものの、そこまで派手に動くことを好みません。どっちかというと引きこもり気味です。
トライタイプ458と478の違い
458:迎撃戦法
478:とりあえず殴る
458は、基本的には内向型が多いタイプです。そのためか内省と思索を繰り返すことに多くの時間を使い、秘密主義的で「主張に意を唱える奴を殴る」といった感じのスタンスです。
一方の478はとりあえず動いてみるスタンス。誰の目にも明らかになるように自分の立場や思想を明かしますし、攻撃も主張も「とりあえず」で行う台風の目みたいな人たちでう福分。
また478は子供っぽく明るい顔つきをしがちなのに対し、458はどこか渋くてシニカルな感じが滲み出ていることが多いです。
トライタイプ468と478の違い
468:危険のない世界
478:自分の力を存分に振るう
上記は理想の違いですね。468の方が切羽詰まっており、とにかく危険や悪意のない安全地帯を作るために奔走しますし、反射で動きます。
一方の478はマイウェイを突っ走る人。自分の力を信じ(時に過信)、自分の力で道を切り開くことを良しとする暴走特急タイプと言えます。
また敵意を持つ相手も468の方が多め。一方の478は自分の道を阻もうとする相手だけを敵(というかただの障害)とみなします。
筆者:春眠ねむむ
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