「ナンバーワンよりオンリーワン」は綺麗事?実は意外と使える生存戦略という話

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「ナンバーワンにならなくていい もともと特別なオンリーワン」。これは世界に一つだけの花の歌詞の一部ですね。

「綺麗事」という否定的な声も上がっていますが……正直、実際綺麗事と言われてもまあ納得できるものですね。

ですが、個人的にはこの考え方も全然アリ……というか、綺麗事抜きの生存戦略にしても普通にダメではないような気がしています。

ナンバーワンになる難しさ

そもそもどのジャンルにおいても、ナンバーワンは非常に高い山です。

どれだけライバルが少ないブルーオーシャンでも、全国や全世界とステージが広がればそれだけ目指す難易度は高くなります。

自然と何百や何千のライバルを蹴散らして圧倒的な力の差を見せつけ、あるいは時に謀略や汚い手段で相手を地獄に叩き落とし、そこまでやってようやく狙えるのがナンバーワンの世界です。

好きなことでナンバーワンを目指していくなら全然いい。ですが、好きでやってるわけでもない仕事や苦痛の多い事柄でナンバーワンを目指すのは非常に難しい。

正直言えば、狙うだけの価値はあります。

ですが、それを本当に成し遂げるには、強大なライバルたちを出し抜き、圧倒し、「自分に並ぶ者はこの世界にいない」と世界に号令していかなければなりません。

もともとある地力、仲間、経済力、環境、運……こと努力ではどうにもならない絶対的な差に出会うこともあるでしょう。

それらをどう埋めるか、あるいはどうやって無視するか。これも、ナンバーワンを目指す上で大事なことです。

あかつき
あかつき

うわ、ダル……

正直、ナンバーワンにならなくても生きていけますよね。オンリーワンもそうだけど

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オンリーワンはどうなのか

で、一方のオンリーワンはというと……まあ、これまた難しい話だったりするわけですが……。

ともあれ、どんな分野でもナンバーワンを目指しまくるよりは、正直救いはあります。

私が考えるオンリーワンは、一言で言えばアレですね。

一芸を極める。

ある意味、「やっぱナンバーワンじゃねえか!」とツッコミを受けるかもしれない言い分ですが……

ともあれ、自分だけの強みを知り、自分にできることを鍛え、自分にしかできないことに昇華していく。これが、個人的に考えているオンリーワンです。

例えば計算が誰よりも早いなら、経費や必要なリソースの計算を極めていけば並大抵の人には負けない強みになります。

シミュレーションゲームが得意なら、経営やマーケティングなんかを学ぶことで才能を発揮するかもしれません。


極端な話、才能とは使いよう。自分の才能を知り、それを極めてオンリーワンに昇華することで、大きな強みになります。

その強みを前面に出せば、いずれ大きな力になります。売り込む場所さえ間違えなければ、重宝されることにもつながるでしょう。

誰が作ったかもわからない既存のステージでナンバーワンを狙っても、勝つのは必要とされる特定の才能に特化した人間だけです。


自分で需要を作り出す。才能からオンリーワンを生み出し、自分にしかできないことを、然るべき場所でやっていく。

これが、人生を有意義に過ごす秘訣にもなるのではないでしょうか?

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自惚れをオンリーワンとは言わない

軽い与太話ですが……「自分は世界に一人しかいない特別な存在なんだ」とウットリしても、それがオンリーワンであるかは別の話。

才能を間違った場所で発揮するのも、やはりオンリーワンとはなれても必要な存在にはなれないでしょう。


例えば昆虫博士が公務員になって、仕事よりも昆虫のウンチクで勝負しようとしても意味はありません。

「自分には優れた感受性と美的感覚が……」と周囲に対してアピールしても、「その感受性と美的感覚が何の役に立つの?」と呆れられて終わります。


オンリーワンは自分だけの才能をひけらかすのではなく、磨いて、使い所を用意してそこで発揮することで形成されていくのです。

昆虫の知識を極めたのなら、博士や専門家を目指す方がいい。

美的感覚や感受性があるのなら、それを創造活動に向けて作品を世界に出した方がいい。

使い方を考えたり磨くことを怠ったオンリーワンは、基本的に何も生み出さずに終わる結果となります。

オンリーワンからナンバーワンになることも

結局、どこの誰が決めたかわからない常識や正攻法の中に自分の強みと合致する部分があるなら、オンリーワンなんていちいち目指す必要もありません。

ですが、それが難しい、どうしても常識の範疇では無能や落伍者となることを避けられない人もいます。

そういう人たちは、オンリーワンを武器に、自分が強みを使って戦っていける場所を作るしかないです。


世の中とは不思議なもので、大々的に喧伝していくと変な需要を持った人も出てくるものです。

オンリーワンを武器に、あまりに狭いニッチな世界でナンバーワンになる。

これも立派な戦略のひとつだと思いますよ。

狭い世界で、唯一君臨する存在になり、そこでナンバーワンで居続ける。そんな場所があれば苦労はしませんが……極力これに近い形を目指してみてもいいのではないでしょうか。

あかつき
あかつき

まあぶっちゃけちゃうと、ほどほど以上ならオンリーワンとか目指さなくてもそこそこ生きてけますけどね。

オンリーワンだナンバーワンだ、難しく考えるとドツボにはまるっていうのも事実です

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まあ、難しく考えてもアレだ

まあここまでナンバーワンだオンリーワンだと話してきましたが……究極言っちゃうとアレですね。

「オンリーワンとかナンバーワンとかより、自分の才能をどう使うか。これに限る」

ない才能をねだっても手に入りません。謀略や汚い手で分不相応な立場を手に入れても、結局は三日天下がいいところでしょう。


ひとまず、他人も個性も置いといて、もっとシンプルにいきましょう。

得意なものを極めれば非凡につながる。非凡が強い需要につながる。

こういうことです。

昔の漫画ですが……スヌーピーはこう言いました。「配られたカードで勝負するしかないのさ…それがどういう意味であれ」と。

この言葉はかなり残酷でもありますが、実際にそれしかありません。


才能は偏りがありますし、努力は有限です。

それらを自分の得意なものやそれを活かすためのフィールド作りにどこまで活かすか。これがとても重要になります。

自分以外の誰かになろうと頑張っても、苦手なものでナンバーワンを目指そうとしても、やはり飛び抜けた才能と「これさえやれれば死んでもいい」とか言っちゃう狂人に打ちのめされて勝ち目はありません。

それよりも、自分には何ができるのか。贅沢を言うと、できることの中で自分は何が好きなのか。

決まって、物事を好転させる要因は運や環境の他、自分の才能や損しても死んでも好きなことを続けようとする狂気です。

前者はある程度諦めるしかないにしても、後者は自分でなんとかなる範疇です。

得意と狂気がオンリーワンを、そこからさらにナンバーワンを作り出す。

そう考えると、なんだかおもしろくなってきませんか?


そんなわけで、「ナンバーワンよりオンリーワン」はあながち間違ってないという話でした。

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