ソロモンの環は人の下につけない？
さて、そんなこんなでいろんな書籍で大吉相と絶賛されてるソロモンの環ですが、当然ながら欠点も持ち合わせます。
というのもこの相の持ち主、人の下ではなかなか生きていけないんですよね。
それこそ極端に素質を極めた人だと、快適に過ごそうと思うなら人の上に立って成功するか、野垂れ死ぬしかないかくらいの相と言ってもいいかもしれません。
木星丘の線全体に言えることですが、とくにこのソロモンの環は、非常に強烈な向上心と野心、そして変わり者の証と言えます。優れたリーダーたるもの、やっぱ大概は変人なんです。
歴史上、優れた指導者というのはやっぱり浮きます。変な奴です。中には優等生タイプもいますが、やっぱりどこか変です。
ソロモンの環を持った人も、そういう面があるのは否定できないのではないでしょうか？
そもそもリーダーの相は、自分で努力し、自前で人脈を築き、それらをフルに活かして自分の望みをかなえる相。他人軸では生きたくても生きられません。
どんな特徴にも一長一短ありますが……特に人の下で指示を仰いでいきたい人やのんびり流されるままにやりたい人にとっては、手放しで喜べない相でもありますね。
自負心高い人？
まあ普通にしているだけでも何故か浮いてしまうのがソロモンの環という相の持ち主なのですが……そんな変わり者としての在り方よりもよりキャラ立ちを濃くしている特徴があります。
それが、プライドと自負心の高さ。
「俺こそがやらねば！」みたいな使命感にあふれた熱いものであれ、「こう生きたいな～」みたいな緩い願望であれ、木星丘が強い人は本気でそれを叶えようと色々考えて行動します。
ソロモンの環なんて持っていたら、それこそ「やりたいことはやってみなきゃ気が済まない」「何が何でも夢を叶えたい」という強烈な野心を持たずにはいられません。
仮にそんな野心などなかったとしても、やはり自分のやりたいようにやってしまう性質から隠遁生活を強いられる場面も少なくないかもしれません。
決して願望を人任せにはしませんが、そのぶん「叶えたい」と思った野望には一直線。
組織で担いだ目的を共有しての持ちつ持たれつ、良くも悪くも他人軸気味の日本人とは真逆に近い性質の持ち主であり、日本社会に順応してやっていくのは骨が折れることでしょう。
リーダー気質もいろいろ大変！
というわけで、ソロモンの環の解説は以上！
とにかくカリスマ性が強い人というのは、その人を好きになる人も嫌いになる人も、普通の人と違って圧倒的に多くなります。間違って嫌われやすい環境に身を置いてしまうと……もう目も当てられない惨状にすらなるかもしれません。
ソロモンの環、もしあるという方がいらっしゃるなら、何かしら「こうありたい！」という願望を持たれてはいかがでしょうか？
強すぎる力は、持て余していては疎まれる一方です。どうせなら、適切に使ってしまいましょう。
まあ生きていくのも色々大変ですが……それほど強い相をお持ちの方なら、結果が出るまでなんだかんだで努力もやめられないでしょう。
手相も性格も、変える事よりも付き合い方が肝要です。せっかくの素質、上手いこと使っていきましょう！
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