忍耐線は、「知名度はそこそこだけど滅多に見ない線」のひとつですね。
実際、私も2回しか見たことがありません。
今回は、そんなありそうでない忍耐線のお話です。っても、なんかもう名前で大体想像ついちゃいますがね……。
あえて名づけるなら「あきらめま線」

忍耐線をあえて島田秀平さんっぽく名付けるなら、反抗線と合わせて「あきらめま線」とでも言っちゃうのが的確でしょうか。
この線がある人は、とにかくギブアップしません。どれだけ舐められようがコケにされようがいじめられようが、簡単には音を上げない。そういう人に多く見られる相ですね。
要するに、ド根性の化身に現れる相です。
我慢強く自制心もあり、どれだけ文句や不満があっても、傷つきながらでもくじけず、文字通り耐え忍ぶ。そういう人に、忍耐線が刻まれていると言えるでしょう。
外面ではどれほど貧弱そうで気弱に見えても、なかなかどうしてしぶとい人が多い印象です。
「結果を出すのは、いつも結果が出るまであきらめなかった人だ」。ちょくちょく成功者の口から聞く言葉ですが、忍耐線の持ち主はそれを地で行く、大器晩成型と言ってもいいでしょう。
ド根性と言っても……
さて、ド根性とは言ってみたものの……必ずしも「耐えてさえいれば絶対に事態が好転する」というほど人生は単純ではありません。
例えばDVを働く配偶者とか、周囲からいじめられてる職場とか……そういうところでひたすら耐え抜いたところで、結局道なんて開けませんよね。
確かに努力を続ければ一定の成果は上がりますが、その成果だって劣悪な環境では他人に奪われ、「無能」の烙印を押されて終了です。
忍耐線が刻まれてる人って、そういう「踏ん張って耐えても大して意味のない場面」でも踏ん張っちゃうことがあるんですよね。
なまじ根性があるばかりに、「まだ大丈夫だから」「自分にはこれしかないから」と、周りが聞いたら痛々しくて見てられない環境でも耐え抜いてしまうこともあるのです。
努力で成功を切り開くのは大事なことですが、やはり努力も環境と運があってこそのもの。まずは自分が努力するための場を整えるのが、気持ちよく生きる秘訣といえます。
特に忍耐線に島や妨害線があるのなら、1度自分の環境を見直してみるのが大事ですよ。
忍耐線の向く先は主に2通り?

さて、そんな良くも悪くも底力マシマシな忍耐線ですが……主にその向く先は2通り。中指の下と薬指の下です。
だいたい、青〇と赤〇で囲んだあたりが、忍耐線がたどり着く終着点ですね。
それぞれ青〇に向かうなら運命線、赤〇に向かうなら太陽線としても扱われます。
どちらにしても、綺麗に終着点まで向かってるのは「報われるだけの努力ができてる証拠」ですね。
中指の下なら土星丘(認められるだけの実力)、薬指下なら太陽丘(納得できるだけの人気や名声)の属性を努力の結果手に入れたことになります。
忍耐線が短い場合は、まだまだ道半ば。人生これからなので、夢や目標を持って、仕事の合間でも、自分の望む未来に向かって頑張りましょう。いつか届くだけのポテンシャルはありますよ!
漫画の主人公並みの根性属性!

というわけで、忍耐線は「超ド根性持ちの傑物」の証という話でした。
実際その努力が正しい物であれ報われない道であれ、人並みなんて話にならないくらいの努力と忍耐を経験した人の証が、この忍耐線です。
もしある人は、どれだけ未熟なものでも「並外れたド根性」の持ち主なのに違いはありません。
どれだけ困難であっても、自分のやりたいことがあれば挑んでみるのが吉ではないでしょうか。
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