【黒いエニアグラム】タイプ2の「優しい」という刷り込みと自己暗示

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人気がないタイプの1つ、タイプ2。

正直ほとんど風評被害のようなものですが、それでもネット民が有能気取りで自認しやすい「孤高の人」とは相容れず、仲間を弱さだと語る仲間を作れないだけの痛々しい人たちからは散々に叩かれていますね。

失礼。別に悪口をぶちかましたいわけではありません。風評被害の話はこの辺りにしておきましょう。

とにかく、人に優しく、明らかに仲間と共に歩むことに特化したタイプ2。彼らはなぜ優しく、時として人に阿り、また強烈に感謝を求めるのか。その辺りについて話していければなと。

タイプ2の自己認識

手持ちの書籍には、不健全なタイプ2について以下のような旨のことが書かれていました。

どうなろうと自分を道徳的な人間だと言い張る

ぶっちゃけましょう。これが答えです。

タイプ2は「自分は道徳的な人間である」という刷り込み、「善良でなければならない」という暗示の中で生きています。

あかつき
あかつき

道徳で!飯が!食えるか!

はい。道徳で飯は食えません。飯は食えませんが、メリットはしっかりと存在しています。

そのメリットの一つに、陶酔と安心感があります。

「自分はクズじゃない」「なんていい奴なんだ」。こんなふうにどこかで思うことで、自分は決してダメな人間ではない、素晴らしい人間なんだと言い聞かせることができます。

これが、タイプ2が優しさを発揮する目的の一つですね。

「自分は道徳的だ」と思うことで以上のようなメリットを享受し、自信を持とうとしているわけです。

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なぜ自信が必要なのか

感情センターの特徴の一つとして、自己肯定感の低さが挙げられます。

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「自分は自分。それだけでも素晴らしいんだ」などと思うことはなく、常に自分の欠陥に思い悩み、その欠陥を穴埋めする理想の姿を心の中に見出し、その姿と自分を比べて愕然とします。

タイプ2の場合、その理想の姿が「いい人」というわけですね。

人間、自信がなかったり怯えていたりする人こそ声高になっていくものです。

つまりタイプ2の「自分いい奴!」は自分が善人ではないことに対する恐れの表れであり、その恐れを穴埋めするために善良さを求めるわけですね。

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「愛情深い」という刷り込み

このように、タイプ2はいい奴という刷り込みを自分にしていきます。そうすることで安心を得たいわけですね。

刷り込みの多くは、恐れや不快感、そこから来る認知の歪みによって生成されていきます。

タイプ2の場合、「悪い奴であることが怖い」という恐れから「いい奴」という自己像に固執し、自分が善良であることを自他に刷り込んでいくわけですね。

実際、タイプ2はいい奴です。気が利きますし、心も優しいですし、付き合い方を間違えなければ心地よく関われるタイプの1つです。

ですがその優しさや善良さの裏には「いい奴ではない」という恐怖がうごめいており、時として「いい人であろう」と過度に気負ってしまうわけですね。

感謝されないことは不快

積極的に感謝を求めているかはともかくとして、タイプ2にまつわる記述の多くに「感謝されなければ不快感を示す」というものがあります。

これは「自分の善良さが大して評価されない」ということに対する怒りであり、その裏には「感謝されるに値しない=言うほどいい奴ではない」という恐れがついて回っています。

タイプ2は道徳的だったり善良だったり、とにかくいい奴でなければ不安な気持ちを抱く人たちです。その「いい奴」ムーブを真っ向から否定されたりスルーされれば、自然と「自分はいい奴ではないのかも」という可能性が思い浮かびます。

この「自分はいい奴とは言えない」という可能性を、タイプ2はひどく恐れるわけですね。

感情センターのキーワードであるアイデンティティは、タイプ2だと「いい奴」という自己認識になるのです。

自己認識と周囲の評価に差異があった場合、自己認識という名のアイデンティティは強く揺るがされることになります。

つまり周囲から感謝されない状況に陥ることは、タイプ2がしがみついている「いい奴」という自己評価を破壊しかねない事態というわけですね。

なぜいい奴?

なぜいい奴というムーブに繋がるのか。それには、タイプ2が持つ根源的恐れが関わっています。

自分は愛されるに値しない

タイプ2が恐れている自己認識はこれですね。

タイプ2が欲しているものは愛です。そして周囲からの寵愛を得るためには、悪人であることは非常に都合が悪いです。

悪逆非道は単体としては強いですが、周囲に心服されることはない。

逆に善良な人間であれば、あるいは周囲に敬愛され、好かれるかもしれない。

クズと善人。どちらが愛されやすいかを考えれば、答えは明白です。

タイプ2は人と深い繋がり、それも心からの繋がりがほしい。それが無限の愛へと繋がっているから。そんな感じで、いい奴=愛される人を目指すわけですね。

愛情はタイプ2を巡る大きな命題の一つです。愛情を中心に回っている手前、愛されやすい人格を形成していくことは想像に難くありません。

「愛されるには自分から愛する」とはちょっと違うかもしれませんが、タイプ2が人を愛して優しくする裏には、「愛されるに値する人でいなければ」という強い強迫観念が眠っていることでしょう。

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まとめ

というわけで、今回はタイプ2の優しさという自己暗示についてまとめてみました。

タイプ2は素でいい人であることが多いですが、同時に「いい奴」という自己暗示が崩れると暴発してしまう危うさも内に秘めています。

無論、こういった自己暗示、強迫観念は心の根深くに潜んでいるものです。表層意識でその自己暗示を理解するのは難しいでしょう。

ですがその言動の節々を見てみると、「いい人でいたい」という願望が見え隠れするのもまた事実。

ただの「お人よし」「厚かましい人」では終わらないタイプ2。意外と深いタイプですよ、本当。

今回はここまでですね。他にも色々な記事をまとめていますので、興味がおありでしたら、あと1記事でいいのでお付き合いいただければと。

筆者:春眠ねむむ
X :@nemukedesiniso
threads:@shunmin.nemui

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