「人に優しく」は防衛戦略として最強?お人好しのメリット3つ!

人間関係いろいろ
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「人に優しく」

これだけ聞くと、ただの自己犠牲のような気がしますよね。

人に優しくしたいと思っている人も「優しさなんてゴミ」と息巻いてるような輩も、究極的には「優しくする=単なる損」と考えている人は多いです。

ですが、長い目で見ると本当にそうでしょうか?

今回は防衛戦略と銘打って、優しさがもたらす長期的なメリットを考えていきましょう。

情けは人のためならず?

優しさがもたらすメリットを考えると、まず真っ先に思いつくのは恩返しでしょうか。

情けは人のためならず。

誰かに優しくすれば、めぐりめぐって自分への優しさとして返ってくる。だから人には優しくしましょうね、と。

で、実際のところ、誰かからの恩返しが期待できるかどうかですが……正直、確率は「絶対」と言うには微妙です。というかぶっちゃけ厳しいです。

というのも、世の中にはいろんな人がいますよね。

  • 優しさに感謝してくれる人
  • 恩を返そうにも返す方法がなくて悶々とする人
  • いろいろ理由をつけて頑なに感謝しない人
  • 完全にスルーする人
  • 「そんなの当たり前だから」ともっと優しさを要求する人
  • 「足りないから」「求めたものと違うから」と八つ当たり気味に仇で返してくる人
  • 「恩返ししたくないけど自分が悪者になるのも嫌だから」と謎に敵視してくる人

誰かに優しくしてもらったときの反応も、思いつく限りだけでもこれだけあります。

あかつき
あかつき

おい最後……

まあ私もそういう奴見た事ありますけど……

というか恩人を冤罪にハメたガチクズもいましたけど!!

当然、全部が同じ確率できれいに分別されるわけではありません。

ですが、これだけいろんな反応を見せる人もいるのです。当然、それだけ優しさが自分に返ってくるわけでもなく……。

私個人の体感で申し訳ありませんが、ほんの少しでも恩を返してくれる確率は、せいぜい半分いけば恵まれてる方なのではないでしょうか。

恩を売る相手を厳選すれば確率は上がるでしょうが……とりあえず困っている人を無差別に助けた場合、それが報われる確率は高くありませんね。

ですが、優しさにはそんなデメリットよりも大きなメリットが存在します。

だからこそ、「人に優しく」はやめてはならないわけです。

人に優しくするメリット

さて、ではここから本題。人に優しくするメリットについて、本気でいろいろ考えてみましょう。

早速、人に優しくすることで得られる恩恵について上げてみましょう。

人に優しくするメリット
・信用されやすい
・敵を作りにくい
・味方が多くなりやすい

一見すると、何だか地味ですね。しょーもないメリットに感じた方もいるかもしれません。

それもそのはず。優しさはそれだけで何かを簡単に変えてくれるものではありません。

人に優しくすることのメリットは、何か悪いことが起きた時にこそ実感しやすい守りの力なのです。

当然、周囲に無条件で見下されていたり全員クズだったりと特殊な状況では力を発揮してくれませんが……誰かに嫌がらせをされたり面倒な対人トラブルに巻き込まれた時、何かしら効果を発揮してくれるはずですよ。

メリット1:信用されやすい

まず優しい人は他人からも好かれやすく、何かと味方ができやすいです。

みんな、つるんでもメリットのない相手より一緒にいて何かプラスになる人を好みますよね。
そんなゲンキンな人間の特徴が、優しさという長所に見事にブッ刺さる事も少なくありません。

優しい人とは多くの人にとって、一緒にいると何かいいことをしてくれるかもしれないプラスの存在。

一緒にいるだけでいい事があるおトクな存在なので、特殊な事情がない限りは非常に重宝してくれます。


もっとも、「都合のいい奴」として面倒ごとを押し付けられる事もあるかもしれませんが……人に好かれやすいのは事実なので、それだけでいろんな人と関わりができやすいものです。

あとはひたすら「恩が返ってくるかこないか」の半々のくじ引きを無意識のうちに延々とやっているのがお人好しという存在なので、恩返しを受ける確率も自然と高くなっていきます。

あかつき
あかつき

まあ恩を返すだ返さないだの話以前に、向こうから耳寄りな情報を届けてくれたりいろいろ助けてくれる事も多いですけどね。

見せも個人も一緒です。お得意様を大事にしたいんですよ

メリット2:敵を作りにくい

人に優しいお人好しは基本的に恩義しかバラまかないんだから、わざわざ周りがお人好しを嫌いになる理由はありません。

大事にされる……かはわかりませんが、みんな敵に回って四面楚歌……なんて状況、よっぽどでなければ起こることはありません。


当然どんなお人好しでも(お人好しだからこそ?)嫌われる事もあるでしょう。

ですが、どれだけ嫌ったところでそれは少数派。いや、むしろ多数派でも、「嫌いだからいじめて傷つけて排除しよう!」とは思ってもなかなか行動できません。

何といっても味方は多いし、よっぽど考えて大義名分を考えないと、悪者いなるのはお人好しを攻撃しようとした側です。

敵を作っても攻撃される可能性は低いし(リスクが高い)、そもそも敵がそんなにいない。

これも、お人好しの強みのひとつですね。

メリット3:味方が多くなりやすい

敵がいないし攻撃リスクも高いとはいえ、そんなもの知るかとばかりにいじめや攻撃をしてくる輩も中にはいますね。

例えばお人好しの性格の悪い逸話をでっち上げたり、ある事ない事吹聴したり、周りを脅して無理やり味方につけようとしたり……。

普通に生きてればヒヤヒヤものですが……「嘘でも何でも嫌いだから潰す!」とめちゃくちゃな奴に目をつけられた時も、お人好しは強いですね。


例えば誰かをいじめているとか変な噂を流されても、「それ本当?あんな人がそんな……」と、ほとんどの人がちょっと冷静になって噂の真偽を確かめようとします。

何なら、「あいつに限ってそんなわけがない!」と強く思う人もいるでしょう。

変な噂やでっち上げの被害妄想を信じる人が少ないので、一度得た信用を他の人に壊されにくいのです。

あかつき
あかつき

もっとも、裏切っても怖くない人というのもお人好しの一面です。

みんな裏切った方がメリットが大きいと思えば、あっさり手のひら返して悪者認定される事もありますね……

ただ、それを込みでも裏切られるリスクは低いです

お人好しの築いた信頼は最強?

まあいろいろとデメリットもありますが……長期的に見れば、お人好しは強いです。

人間、どれだけ頑張っても得た信頼を失うのは一瞬です。簡単に悪事や欲に負けたり、傲慢になってしまうものです。

お人好したちは、ある意味無意識のままに自分の名声や信頼を守る最適解を導き出し、実践しています。

自分から結果を出していくサバイバル力という面では正直長所とも言い難い特性ですが……自分が影響力を持てば持つほど、お人好しという性格は強みになっていくわけです。

そういう意味では、日頃から人に優しくするのも大事な事ですね。

時として非情になるのは大事かもしれませんが、それ以外の場面ではお人好しの優しい人でいたいものです……

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