【エニアグラム】「タイプ7 天才」とは何事か

エニアグラム
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面白いサジェストがあったので、今回取り上げてみます。ずばり、「タイプ7 天才」。

なるほど、なんだかわかるような、わからんような……。

今回はそんな感じのタイプ7の話、やっていきたいと思います。

タイプ7が天才?

おおよそタイプ7が天才と呼ばれる理由は、私にも見当がつきます。

おそらくは、天才と言われる所以は以下の2点でしょう。

・早熟
・ジェネラリスト

というわけで、今回は迫っていくのはこの2点についてです。

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覚えるのが早い早熟型

タイプ7の物事への取り組み方は徹底、そして熱中です。つまりどういうことかというと、短期間で熱烈に、集中して物事に取り組みます

そのため、物事の習熟が異様に早いんですよね。

じっくり粘り腰とは言わず寝る間も惜しんでやろうとするため、とにかく数日や数週間という短い期間であらゆることをマスターしてしまう強さがあります。

この点が、タイプ7を天才たらしめている要因ですね。

あかつき
あかつき

一番努力する人って、歯を食いしばる人じゃなくてやること自体を楽しむ人なんですよね。

タイプ7は楽しいことを徹底的に楽しもうとするので、結果として習熟が早くなる。というか短時間でアホみたいな場数を踏む。そんな感じです

例えば知り合いのタイプ7はスキーにハマった時は、主に2回の休みを必ずスキーに全部使ってましたし、お金に余裕があれば休みの前日に泊まりでスキー場に向かってました。

他にも次の日予定があるのに「寝るのは3時間でいいや」とばかりに作曲やイラスト制作に勤しむ人もいるし、ボウリングにハマっては毎日のように通い詰めて1ヶ月でスコアを倍近くまで伸ばす人もいるし……。

本当、タイプ7の「好きを追求する」という力は天才に匹敵する成長率を生み出します。

好きになれば好きなったものにとことん時間を使うので、早熟と言ってもいいくらいの成長率を叩き出すわけです。

いろんなことに手を出すジェネラリスト

そんな感じでとことんハマりこむタイプ7もいれば、一方で多方に同時に手を伸ばすジェネラリストのタイプ7もいます。

先程の例えで出た趣味を例に出すなら、月曜から金曜は仕事の後なので絵や作曲に集中。土日は1日フリーなのでボウリングに精を出す。夜遅くにボウリング場が閉まれば今度は絵と作曲に再び移行。こんな感じのスケジュールでしょうか。

無論、多くの場合睡眠時間が犠牲になります。ですが、当人たちは極めて元気です。やりたいことがあるというのは、それだけで彼らの心の養分になります。

よく「タイプ7は予定をギチギチの詰め詰めで組む」という言いますが、こうやって好きなことを詰め込んだ結果そうなるわけですね。

火がついたタイプ7は、健康とか規則正しい生活というものに一切の関心を払いません。とことんまでやりたいことを追求し、やりたいことの全てを詰め込めるだけ徹底的に予定に詰め込みます。

「寝る間も惜しんで」とはよく言いますが、それを地でいくのがタイプ7なわけですね。

そんな感じでとにかく好きなこと全部を同時並行でやろうとするので、先述の早熟特性がいろんな方面に発揮され、なんかヤバい勢いで成長するジェネラリストが誕生するという感じです。

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でも飽きるのも早い

そんなこんなでものすごい勢いでやり込んでものすごい勢いで成長していく驚異のジェネラリスト・タイプ7ですが、ある程度やりこむと急に頭打ちの状況に陥ります。

というのも、人の成長には限界があります。ある程度極めると必ず壁があり、その壁を突破するには努力と工夫が必要になるわけですね。

タイプ7はそんな壁にぶつかった時、急にそれまで熱を上げていたことに飽きを感じます。で、一気に冷めてしまい、多くの場合はまた別の趣味を探しに出かけてしまうのです。

あかつき
あかつき

本当、急に「飽きた」とか言い出して放り投げますからね。傍から見ると、「あれだけ熱をあげてたのになぜ?」となるわけです。

でもそれがタイプ7なんですよね

上記記事にも書きましたが、タイプ7は今の自分の未来に希望を持てなくなった時、あるいはこれ以上の進展を望めなくなった時、急に物事に飽きます。

これは極めようと思っていたものでも同じですね。

進展や成長がなくなると、「それから次はどうしていこうか」という次のステップが見えなくなります。頭打ちを迎えた瞬間に、タイプ7の未来へのワクワクは詰みを迎えるわけですね。

こうなったときに、タイプ7は物事を投げ出します。本当、急に飽きてやめてしまうわけです。これまでも何度も見てきた光景です。

そうなってしまえば最後。天才とも思われたその才覚は、基本的に別のことに費やされることになります。

タイプ7はそうやっていろんなことに熱中して飽きてを繰り返しながら、自分の心を満たすものを探して生きているのです。

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ある意味では努力の天才?

早熟型の強みを生かしているうちは、間違いなく努力の天才と言えるでしょう。「こうしたらどうだろうか?」とか「こうなれるように頑張ろう」とか、そんな前向きな気持ちで、タイプ7はいろいろなことに向き合います。

しかし、同時に飽きが早い。ちょっとでも頭打ちを感じたらすぐに飽きてしまうタイプ7多数。ちょっともったいないですね。

タイプ7にとって健全化に必要な要素の一つが、「粘り腰」です。頭打ちになっても諦めずに物事に向き合うこと。それが天才としての才能を開花させるための、大事なピースの一つになるのです。

といったところで、今回はここまでですね。

普通のタイプ7の解説も行なってますので、よろしければそちらも併せてご覧くださいませ。

筆者:春眠ねむむ
X :@nemukedesiniso
threads:@shunmin.nemui

 

 

参考書籍

 

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