この度彼女と結婚する流れとなりましたので報告いたします。春眠ねむむです。
さて、この間、彼女もとい妻とこんな話をしました。
「重婚が大々的に認められ、推奨されたらどうなるのか?」
今回は、この話題で意見交換した時のまとめとなります。
重婚によって生じる価値観
まず重婚が認められた際に発生する価値観のお話になりました。
結論からまとめましょう。重婚によって、男の価値は娶る女の人数によって決まるという話に落ち着きました。
大量の妻を囲うということは、それだけ資金力と魅力を持っていることの証左。そのため、強い男=何人もの妻を囲っているという方程式が成り立つということは想像に難くありません。

本当なんつー話をしてんだこいつら
要するに、結婚できない男は雑魚です。下手をすると存在価値すら認められないかもしれません。
同時に、女の価値もより厳格なものとなっていきます。
重婚によって生じる女の価値、それはどれだけ強い男に嫁いでいるかに左右されるというもの。
重婚が認められるということは、当然それだけ強い男に嫁ぐチャンスも多くなります。つまり結婚できない女は、そのチャンスを活かせないクソ雑魚ナメクジという扱いに落ち着くでしょう。
要するに、結婚できない奴はカスです。その価値観は元からある程度あるものですが、重婚可という環境によって加速することが考えられます。
崩壊する強い女への魅力
昨今では、一人で立つことができる強い女像に憧れを抱く女性も多いことでしょう。
ですが、重婚という数多の結婚チャンスの到来によって、その強い女像の価値が暴落します。
先述しましたが、女の価値はどれだけ強い男に嫁いでいるかで決まります。そのため、未婚女性は軽蔑・差別の対象にすらなりかねないでしょう。
昨今でも、女性は自分以上の収入を持つ男性にばかり惹かれるというではありませんか。とすれば、何だかんだで強い男のものになる土壌は整っていると言えるわけです。
男女平等参画社会の到来、そして男性の給与の減少と結婚離れによって、男女とも結婚のチャンスが大いに減りました。これが強い女性像を求めるきっかけとなった契機と我々は考えました。
とすれば、きちんとした生活を供給できる男のもとに嫁げるのならば、何も強い女でいる必要はない。このため、強い女を求めるのは変わり者がすることという認識が生じるでしょう。
重婚による人権問題
重婚によって未婚者の価値が暴落するということは、つまり結婚できない男女の存在価値が損なわれることを意味します。
そのため、結婚できない男性女性に対する風当たりはかなり強くなることが想像できるでしょう。下手をすると、その風当たりのキツさは昔の日本よりも強烈かもしれません。
先述しましたが、男の価値は結婚している女の数で決まり、女の価値はどれだけ強い男に嫁いでいるかで決まります。
とすれば、待ち受けているのは未婚者=ゴミという最悪のレッテル。人権も何もあったものではありません。

私は「人間とはゴミを探して歩き回るものだ」と思っちゃいますけどねー。だって精神疾患者も生活保護受給者も、それなりの数の人からすればゴミじゃん?
そのゴミという役割が未婚者という不特定多数にあてがうことができるなら、人間は喜んでそれをすると思います
結局のところ余っているのは、一人も妻を囲えなかった男と、誰にも相手をしてもらえなかった女です。
生物は種を存続・繁栄させていくことを使命としてプログラムされています。とすれば、余っているのは繁栄ルートから外れた無価値な存在。そんな生物的本能の残忍な価値観が浮き彫りになることでしょう。
いじめは楽しい。これはどの生物でも同じです。魚ですら弱いものいじめを楽しみます。
既婚者に石を投げつけられても、殴られても、最悪刺されても「でもあなた未婚者でしょ?」で終わってしまう。下手をするとそんな社会になってしまうかもしれませんね。
底辺男女でいがみ合う
また、重婚が正義と化すことで、未婚の男女でいがみ合う構図になることも考えられます。
未婚者は悪。その価値観が生じ、人権問題に拡大する可能性についてはお話ししました。今度はその「悪」同士で生じる問題ですね。
なぜいがみ合うのか。理由としては、まず「結婚しようと思えない相手だから」というものが挙げられます。
そんなに結婚が正義ならば余っている者同士で結ばれればいいだけなのですが、おそらく弱者男性も弱者女性もそれはできないでしょう。
なぜなら、相手にある程度以上の魅力を感じなければ心が動かないから。
そこで、男女ともにこう考えるわけです。
「自分が結婚できないのは、余っている奴に魅力がないせいだ」
言い方を変えましょう。
「余り物に魅力がないせいで結婚できず、そのせいで世間にいじめられている」
自分が結婚できない理由=世間から軽んじられる理由を未婚の異性に求め、ひたすら恨むことに終始するわけですね。
こういった社会で余ってしまう男女は、どちらも強者に魅力を感じてもらえなかった人たちです。そのため、せめて弱者を見ようとするわけですが、下手に見てしまった結果、相手の不甲斐なさにイライラしてしまうでしょう。
また、人は「怒りやすい相手に怒り、いじめやすい相手をいじめる」という特性があります。リスクが少ないからです。でなければ弱いものいじめなんて存在しません。
本当は男が憎い。女が憎い。なぜなら自分を社会から軽蔑される存在にしたからである。
でも、強者を恨むのはリスキーですよね。ストレートに恨めばすり潰されて終わりですし、万が一気が変わって自分のところに来てしまう可能性もあり、その可能性を消すのは得策ではないからです。
そこで、男女とも弱者を恨むことで憂さを晴らすようになります。
異性に対する恨みを弱者にぶつける。これによって、少しでも気持ちの安定化を図るわけです。

なんというディストピア!一周回って見てみたいです
重婚によって生まれるビジネス
最後に、重婚制度によって生じるビジネスに話題が向かいました。
それについてもまとめてみましたので、ついでにご覧いただければと。
おひとり様用結婚指輪
まず最初に思い浮かんだのは、おひとり様でも「結婚してますよ」と周囲にアピールして人権を獲得する、「一人用結婚指輪商法」。
これは今婚約指輪を取り扱っている指輪専門店がやりそうな商売ですね。
やり方も簡単です。ペアリングの片方を、それぞれ男女に販売するだけ。新しい金型もデザインも必要ありません。
つけているだけで周囲に結婚をアピールできるので、買うお金が残っている未婚者が周りに人権を認めさせる手法として多用されることでしょう。
これはお金を持っている独身貴族が人権を得る方法としても活用されそうです。
求婚指輪
主に男性向けの商法として、「求婚指輪」なるものが販売されるようになるかもしれません。
どういうものなのかというと、「高価な指輪を特定の指にはめることによって、結婚できるだけの資金力をアピールする」という狙いがあります。
孔雀の雄が綺麗な羽を広げるのと同じ要領ですね。指輪を買う資金力を女性に見せて未婚女性を惹きつけようという感じです。
とはいえ、未婚男性の大半が求婚指輪をつけることになる可能性が想定されるため、結局指輪の価格次第では無意味に終わってしまうかもしれません。
整形手術の需要拡大
なんだかんだで顔、そして体である程度の魅力を補うことができるのは事実です。
そこで、整形手術の需要も、重婚によって拡大するかもしれません。
顔はもちろん、女性ならば胸やお尻の整形が多そうですね。
また、整形とは違いますが、体作りつながりでフィットネスジムも需要が高まりそうです。
パチンコ・競馬業界の需要拡大
指輪すら買えない、整形のお金もない。そんな男女が向かう先は、博打による憂さ晴らし。
昨今でも、お金がない人たちは博打に憂さ晴らしを求めます。
未婚による人権のなさという異常レベルのストレスから逃げる手法の一つは、パチンコや競馬といった、なけなしのお金に夢を託す現実逃避となるでしょう。
まあそんなことをしていては貯まるお金も貯まらないのですが……人間、追い詰められると目先しか見えなくなるものです。
目先の膨大なストレスを処理することによってどうにかやり過ごし、お金を失い、さらにストレスを溜め込み……。
この負のスパイラルによって、博打は今以上の需要を生むようになるでしょう。
母性講師・母性検定
これも以前妻と話したことなのですが、「女のモテポイントは顔、胸、尻、母性」とのこと。要するに、母性だけでもあればそれだけ結婚チャンスがあるかもしれないということです。
そこで、女性に母性を仕込むための母性講師なるものが出てもいいかもしれません。
同時に、母性の度合いを示す母性検定なる資格が誕生する可能性もあります。母性検定に合格するということは、それだけ母性をアピールできるチャンスが生じるということになりますからね。
とはいえ、母性検定の合格証書を道ゆく男性に見せるわけにはいきません。
そこで妻が怖いことを言っていたのですが……合格証書代わりに専用の首輪をつけさせるとのこと。確かに、これならば男性にも見えやすいでしょう。
ただ、これは今考えついたことなのですが、首輪の模造品も結構出回りそうですね。場合によっては、母性検定もたいして意味をなさなくなりそうです。
最後に
こんかいのはあくまで妻と二人で並べ立てた妄想です。決して現実味のある話ではありません。
また、私個人としては未婚者を見下す意図はないことも明記しておきます。
「完全にディストピアじゃん」と笑いながら考察しまくっていましたが、こうして並べてみると、実際に訪れたら笑い事ではすまない最悪の世界が誕生しそうですね。
重婚を可能にすれば、少子高齢化が少しは抑えられるかもしれません。ですが、なんか大事なものを消し飛ばしてしまっているような……?
一国民として、そんな世の中が訪れないことを願うばかりです……。


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