不幸続きの人生に疲れました……毎日どうして……

世の中
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と、ついつい暗い気持ちになってしまうこと、あると思います。

特に世の中理不尽なもので、不幸な人間には「お前は一生苦しみ続けろ」とばかりに連鎖的に不幸ばかりが直撃してきます。

当然自分の心がけや行動次第で防げるものも少なくはありませんが……すべての不幸がそうだったら、一体どれだけ楽だったものか……

今回は、そんな不幸続きの人生に嫌気が差したという方が少しでも気楽になれるように、私もこれまでの経験や知識をフルで動員していきたいと思います。

掛け算でさらにつらい気持ちになる

私の人生経験上、不幸の体感的なキツさは以下の方程式で決まると考えてます。

不幸のつらさ=実際の不幸×本人の気持ち

「いやいやそんなことを言ってもキツイんだ!私は一番不幸なんだ!」と思われる方もいるかもしれませんが……まあ聞いてください。

かくいう私も、どうやら人から「運が無いね」と同情される星に生まれてきた人間のようです。

幼い頃から、生まれ育ったド田舎の家庭は貧乏で不仲。

家では不倫とDVが生きる理由の父親と被害者意識の塊である母親、そして家長制を信奉して本命の従兄弟と何かと比較しては「使えない」「生きる価値なし」と冷めた目を向ける親族に囲まれてきました。

学校に行っても、そんなゴミ以下の奴は決まっていじめのターゲットになります。教師陣や教育委員会も隠蔽工作もあって、みんな大手を振るっていじめや嫌がらせを行うことができ、誰に相談しても「嫌なら死ねば?」とばかりの態度。

当然不登校を決め込み学校にはまともに行かず低学歴のまま、大人になってからも就活を失敗してしばらくフリーター生活。

お局様の嫌がらせのターゲットにされては覚えのない罪を被せられ、さらにはうつ病や椎間板ヘルニアなどの突発的な病気で休職期間や無職をしばしば挟みつつ職を転々……。

最近は引っ越して地元を離れ、ようやくまともな職にありつきマシになったかと思いきや、3ヶ月目にして持病のぜんそく悪化で早々に退職が確定しています。

やりたいこともありますが、それ以前に貯蓄も空っぽ、失業手当も3ヶ月前に受けたばかりで使えず受けられる支援もほぼ皆無と、まさに八方塞がりという有様ですね。

で、そんな自殺レベルのクソみたいな状況にある私ですが……だからこそあえて言いましょう。

気持ちは意外と余裕ある!

むしろ最近、何気ない景色やどうでもいいことを楽しめるようになってきました。不幸どころか、今は楽しみも多いです。

あかつき
あかつき

……………。

馬鹿なのかな?死にたいのかな?

なんというか、色々ありすぎたせいで慣れてしまったんでしょうね。

まあそんな人生を歩み、何故か「いよいよ人生終わるか」という今もって余裕な私が至った答えが、あの方程式なのです。

もう一度書きましょう。

不幸のつらさ=実際の不幸×本人の気持ち

事実として降り掛かってきた不幸が私の何倍も重いものであるという方もおられるかもしれません。

ですが、結局あまりにつらいと思う仕組みとしては同じことです。

どんな不幸であっても自分が「つらい」と意識してしまえば何倍にもつらさは跳ね上がりますし、逆にケロっとしていれば案外耐え難い苦難も割とどうにかなったりします。

まあ平気でいるのが本当に難しいのですが……「そういうもの」としてとりあえず覚えておくだけでも、少しは気持ちがマシになるかもしれません。

カラーバス効果

不幸を話題にするときによく言われるのが、カラーバス効果というやつですね。

何かに意識が強く向くと、それに関連するものばかりが目に見えてしまうというやつですね。

例えば誰かのことを好きになってしまうとその人の長所ばかりが目についてしまいますが……不幸に関しても同じことが言えてしまいます。

「私はなんて不幸なんだ!」と思ってしまえば、物事のプラスの面もマイナス面に思えてきてしまうもの。

例えば、「そろそろ辞めよう」と思っていた仕事をクビになったとして……

「どうせ辞めるつもりだったし……」と思うのと「辞める前にクビになった!不幸だ!」と思うのでは、体感的なつらさが大きく違ってきます。

あるいは10人に挨拶をして9人が返してくれたときも、「1人に無視されてしまった」と考えると途端に不幸に思えてきてしまいます。

こんなふうに、ついつい「不幸だ」という結果ありきで物事を探してしまうと、実際の何杯も不幸になってしまうというのはよくある話。

地獄の底でポジティブな気持ちを持ち続けるのはなかなか難しいですが……せめてフラットな目線はどこかで持っておきたいですね。

不幸で疲れるとドツボにはまる

不幸であることを意識するのは、なかなか体力や精神力を消費します。

要するに、疲れやすくなるんですね。

疲れてしまうと、やはり頭をよぎるのはネガティブなことばかり。

おまけに不安も心配も増大するくせに体力だけは普段よりもはるかに低下した状態で仕事も日常も何でもこなさなければならなくなるので、当然ミスも粗も多くなります。

不幸を嘆く→集中力低下→不注意で不幸が上乗せ→不幸を嘆く

と、負のスパイラル、不幸の永久機関が完成してしまうので、やはり悪影響が大きいです。

かと言って「無理にでも笑ってポジティブに考えろ」と説教する人は無責任の極みだとは思いますが……必要以上に意識した結果、不安が大きくなりすぎて動けない、疲れて考えることもできないとなれば、脱却は遠のくばかり。

元気なときには散歩に出かけたり好きなことをしてリフレッシュを心がけ、楽しいこと、面白いことを自分から探しに行く姿勢もときには大事です。

「あ、ここの景色が地味にいい」とか「面白い店発見!」とか……不幸を打開するにはあまりにショボすぎる幸せですが、そういったものでご自身の心の健康を保つことで、不幸を必要以上に重く捉えることも少なくなりますよ。

あかつき
あかつき

みんな自分がかわいいので、「不幸だ」「つらい」と嘆いたところで助けてくれません。

自分が少しでも潰れないこと、潰れてしまってもズルズルとネガティブに流れて行きすぎないことが一番大事です

人と比べても虚しくなるだけ

あの人と比べてひどい目にあってる、この人と条件は同じなのに自分だけがつらい目にあっている……と、つらい時にはついつい人と比べてしまいがちですよね。

ええ、わかります。わかりますが……正直、これはやってても最後に虚しくなるだけです。

実際に自分が一番つらい思いをしていても「どうしてなんだ」と落ち込みますし、相手への嫉妬や逆恨みの気持ちも芽生えてしまう。もし自分の思い込みや勘違いだったとすると、それはそれで色々と嫌だ。

結局、どっちに転んでもいいことがないのが他人との比較と言うやつです。

相手には相手の人生とできることがあります。自分もそう。全部が全部同じなんてことはありえませんし、違いがあるならいやでも自分より相手の方が優れている点、報われている点が出てきます。

本気で人生ドン底という時ほど、少しでも幸せとか不幸とかを意識しない、ポジティブとまでいかなくても物事のいい点と悪い点をそれぞれ見つけられるニュートラルな思考が大事になります。

「人生不幸だけど、こんないいことがあった」「状況は最悪だけど、当てもなくさまよってたどり着いた橋からの景色は地味に綺麗だった」と、しょーもないことでも「まあよかった」「悪くなかった」という部分を見つけ出すことが大事になります。

人生がどれだけクソでも、心がそのせいで腐るとそれだけ立て直しも不可能になります。動く気力もなくなりますし、そんなことより人を同じ境遇に引きずり下ろしたくなってしまうのが人間の心です。

どうしようもなく駄目な時ほど、心の栄養である「ちょっとよかったこと」を探すようにしましょう。

信用ならなくても自分の道を自分で決める

不幸な人の中には、「自分も人も信用できない」と人生を投げやりにして、他人に自分の人生を投げてしまう人がいます。

「そんなこと言うな」と言われても言います。どれだけ信用ならない奴でも、人生の決定権は自分に委ねましょう。

自分の人生を一番真剣に考えてくれるのは自分自身だし、そうでなくても自分の好き嫌いを一番理解してるのは自分自身。決して赤の他人ではありません。

信用ならないならば、ならないで結構。同じ腐った奴らでも、どうせなら自分の感情にでも聞いてみてください。

今ある選択肢を実行したいか、やりたくないのか。そんなシンプルなもので大丈夫です。

やりたいことをやる。食べたいものを食べる。行きたいところに行く。これも立派な選択です。

自分の判断が信用ならないなら、騙されたと思って心にどうすべきか聞いてみましょう。

仮に結果として間違いだったとしても、「自分で決定した」という事実があるだけでも、意外なほど心が軽くなりますよ。

とりあえずゆったりしといてもいいんじゃない?

なんだかんだ言いましたが、結局「自分だけがつらい」「人生不幸しかない」とまで思うくらいなんだから、きっと疲れてますよね?

それなら、今は小難しいことを考えずにゆっくりやって、散歩してちょっとした景色(都会のちょっと面白いビルとか道端に咲く花とか)を眺めてみてもいいのではないでしょうか?

結局現状をどうにかする上で必要なのは、今に全力を傾けても構わないと思える熱意か、あるいは肩の力を完全に抜いてリラックスできる環境です。

ちょっとひどいことを言うかもしれませんが……肩に力を入れて嘆くことにエネルギーを使っているうちは、いい案も浮かびません。当然、そうなるまで放っておいた周りが助けてくれることも期待できません。

ならばもう、そんな状況をおいといて、気持ちが落ち着くまで遊ぶか寝るか食べるかしませんか?

そこまでひどいと寝て待ってたらやってくる果報もありませんが……とりあえず自分がまともに動けないうちは、悪あがきをしてもどうにもなりません。

とすれば、今は不幸な状況をどうにかするための打開策を練るため、そして実際に行動するためにも、目の前の楽しみを大事にしながらゆったりしましょう。

結局、現状打破にも周りを恨むにも、何をするにもエネルギーは必要です。それなら、そんなエネルギーを無駄にしないためにも、今は補充の時期と割り切ってしまうのが一番です。

そうやってゆっくり休んで遊び倒し、気持ちが落ち着いてきた時にこそ、次のステップに進むための方法を考えていきましょう。

あかつき
あかつき

そうそう。もうテキトーでも雑でもいいんですよ。めんどくさい。

だいたい、しんどい時にも絶対に他人の怠惰を許さない人は器が小さいです

最後に

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