性格クズな自分を変える前に、まずやるべきこと3つ!

世の中
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人間というのは群れで生きるわけですから、やっぱり色々と「人から見てどんな人間なんだろう」とか「嫌な奴と思われてないかな?」とか、ついついどうしようもないことを気にしてしまうのはあるあるだと思います。

私も手相占いをやっている身ですが、やはり「性格の悪さをどうにかしたい」という相談があるのはもちろん、相談まで行かなくとも性格の悪さを自覚している人も少なくはないように感じます。

確かに「自分の性格を直したい」と自制する姿勢は非常に立派なものですが……個人的には、性格を直す前にひとつ、どうしても知っておいてほしいことがあります。

今回は、そんな知っておいてほしい事の話。個人的には、「ダメな性格を直す」という観点において1番大事なことだと感じてます。

そもそも「性格が悪い」とは何なのか?

「自分の性格がクズだから直したい」と思う人は、往々にして自分の数ある特徴の1点だけを挙げて「このせいで自分がダメ人間なんだ」と思ってしまっている点が否めません。

しかもその理由の大半が、人にそう言われたからなんですよね。

ですが、よく考えてみてください。性格が悪いって、いったい何なんでしょう?

例えば自己中心的な悪党からすれば、いいことをしている人は全員いい顔をしたいだけの偽善者、調和を望む性格だって、自己主張が求められる場では自分を隠してる信用ならない奴です。

合理主義者は時として感情的な人にとっては血も涙もない冷血漢になりますし、場合によっては「価値観が合わない」「考え方が違う」、それこそ「単に顔つきが気に食わない」という理由でさえ、相手の性格の悪さを正当化する理由になってしまうことがあります。

結局何が言いたいかというと、性格の悪さって評価する人や場面によって全然違うんですよね。

結局、その人や場によって求められる能力も性格も違うわけで、ある集団では「で?」で終わってた長所や「短所でしかない」と酷評された特徴が、別の場所では大絶賛される……なんてのは結構よくある話です。

かくいう私も、「万能の天才」や「聖人」と絶賛されたことがある一方、「人格も能力もすべてが絶望的に欠落した全人類の恥」として暗に死ぬことを勧められた事もあります。

このように、場所を間違えるとどんな人でもクズになったり人格者と言われるのが社会です。その点を考慮に入れたうえで、「性格が悪いとは何なのか」をまずは考えてみましょう。

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人は自分の都合で善悪を決める生き物

集団の中で生きてる以上、やはり都合の悪いことなどいくらでも出てきます。

で、その「都合の悪い事」を運んでくるのはいつも他人。それも自分と都合や価値観が合わない、ある意味敵対関係にある相手です。

人はどうしても感情で生きてるわけで……どれだけ相手に正当性があろうと、自分の利益確保の邪魔になる相手を好きになるのはほぼ不可能。そこで「相手嫌いな自分」を正当化するための方便として「あいつは性格が悪いクズだ」と決めつけてしまうのも、ある意味人間らしい感情なのではないでしょうか。

利益と言っても、金や権力だけではありません。例えば「効率性や本音をぶつけることよりもみんなと仲良くやっていきたい」とか「何事もさっさと決めてさっさと動きたい」とか、そういう個人的な理想も含まれます。

要するに、「思い通りに生きる上で邪魔になりそうな奴は、どんな理由や正当性があってもクズ扱いされる」というわけですね。正直、多くの人が言ってるクズとは、大抵がこれのような気がします。

1.自分自身の客観視

というわけで、まず「自分がクズだ」と思ったときにやってほしいことは、「自分自身の客観視」です。

「自分を客観的俯瞰的に見ろ」というのは増長しまくってる相手に言われる言葉ですが、逆に人から言われたことを気にして傷ついている人にも効果があります。

人ってのは、おそらく自分たちで考えてる以上に都合がよくて物を考えないものです。自分の客観的な立ち位置や物事の善悪なんて考えずに人をクズ呼ばわりして、後々その発言の正当化に奔走する羽目になる……なんてのは、現実でもネットでもよく見かけます。

というわけで、人から非難されたときは、まずは冷静に立ち返ってから「なぜクズと呼ばれたのか」「本当にクズと呼べる短所を指摘されたのか」を客観視して考えるように意識してみましょう。

できるかどうかではなく、「やってみよう」と思うだけでも、少しは気持ちが落ち着きますよ。

やることその1
・まずは自分を客観視!
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2.誰でも「クズ」な部分を持っていると理解する

世の中には完璧な悪人なんて極稀にしかいません。どれほど自己中心的で偉そうで平気で人を裏切る奴でも、突然戯れに人を助けることもあります。

一方で完璧な聖人君子はというと……もう「絶対いない」と言い切ってもいいレベルで見かけませんね。

正直、人間なんてほぼ全員が善も悪も両方の素質を持ち合わせているものです。みんな見方によってはいい人でもあるし、クズでもあるのが普通です。

育った環境、今自分がいる場所、願望や自分のその日の気持ちなどなど……自分自身のコンディションや状況によって、行動は大きく変わります。

ストレスが溜まると、周囲から「人格者だ」と尊敬される人でも、とりあえず弱そうな人や「こいつなら別にいいだろ」と思える人を標的にいじめや八つ当たりをすることも普通にあります。というか、実際そういう光景は何度か見てきました。

他にも、育った環境が劣悪すぎて性格が少しねじ曲がってしまった人も普通にいます。あるいは、その日のただ「何となく」で困っている人を無視する「優しい人」もいます。

「いかなる状況であっても、自己犠牲的に人を助けなければいい人とは言えない」。多くの人は、言葉の内容は違えど近いことを言うでしょう。

しかし、それは所詮「不都合を全部排除して理想だけを並べた最高に都合のいい人」の幻想でしかありません。

誰にだって嫌われる部分はあるし、たまにはいい人を休みたくなる時もある。自分の性格を直すにせよ直さずにいるにせよ、まずは誰にでも性格的に終わってる部分はあることを認識すると認識しましょう。

直すと否定は別物

自分の性格のダメな部分を直すという心がけは、大変に素晴らしいものだと私も思います。

しかし、「直す」と言っても、「今の自分を絶対に許さず全否定し、全く別の存在に変わる」というのはさすがに無理があります

例えば今回のように「性格の悪い自分を何とかしたい」と思っていても、その性格の悪い部分を全否定して「絶対的に悪いんだ」と封印しようとしていては、自分の体力が持ちません。

例を出すなら……「お前は空気が読めないクズ野郎だ」と罵倒されたとして、じゃあ「今から徹底的に空気を読むようににしよう!」と思い立ったとしましょう。

一見素晴らしい心構えに見えますが、これではあなたを否定した人にとっては最高に都合がいいですが、他ならぬ自分自身の心や元来の良さを完全に無視したものになります。いずれ限界を迎えてガタが来るか、あるいは無理矢理合わない皮を被ったことで不自然な人格となって、それはそれで苦労することになるでしょう。

あくまで大事なのは今の自分にプラスワンして改良を加えるのを前提とすることであり、今持っているものを全部投げ捨てることではありません。

くれぐれも、今の自分を投げ捨てて強引な変化をしないようにしましょう。何事であっても、急速な変化は猛毒にもなります。

やることその2
・誰にもクズな部分があるのを認める!

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3.自分と環境が合っているかチェックする

人は状況や状態、環境によって、クズになることも聖人になることもある。

とすれば、評価者が変われば長所も短所もどうとでも変わるとも言えますね。

誰でもそうです。いくら客観視に努めたところで、どうしても主観を切り離すことができません。どれほど素晴らしい特技や特徴があろうと、結局評価者が「いらないもの」と判断すればゴミ同然。持ち腐れです。

例えば「とにかく量をこなせ」と言われるスピード重視の仕事では、正確性なんて必要ありません。逆にミスが許されない仕事でスピード重視の仕事をしても、「ミスが多い無能」と評価されることは目に見えてますね。

このように、求められるものと自分が提供できるものが食い違うと、評価なんてものはいくらでもねじ曲がります。

自分の「武器」を把握しよう!

人生の大半は、言ってしまえば他者や環境との相性がものを言います

相性抜群の場所に身を置ければ早いうちから結果は出ますし、明らかにかみ合っていない場所にいれば周囲からも無能呼ばわりされて散々な人生になってしまいます。

かくいう私も、実家で流行ってることは全否定。手相鑑定士という資格を取得した時も、「無駄金を使って宴会芸意外に使えないものをわざわざ取るな!」とお説教されています。

結局どんな長所や特技も、あるいは性格的な向き不向きでさえ、わからない人からすると絶対にわからないんですよね。

自分の長所はしっかりと把握して、それをうまく使える環境に身を置くのはかなり大事なことです。

同じ刃物でもノコギリや鉈でペーパークラフトはできませんし、ハサミやカッターナイフで木を伐採するのは不可能です。何事も使いようですよ。

もっとも、簡単に環境を変えられるものでもなし。必ずしも転職や引っ越しの必要があるとは言い切れませんが……それでも、自分に合ったポストや環境を手が届く範囲で捜すようにしてみましょう。

やることその3
・自分の特徴と環境との相性を把握!

逃げる、逆転と考えている方が真っ先に思い浮かぶ手段は、まあ転職がメインでしょうね。

というわけで、とっくに転職も視野に入れられている方、したいけど今ひとつ勇気が湧かないという方に対して、いくつか使えそうな転職サービス、転職サイトを見つくろってきました。

まあ使う使わないは自由ですが……こういう場所でスタッフの人に相談するだけでも無能脱却の糸口が見つかるかもしれませんよ。

今の環境から抜け出したい人向け

ニート、フリーター向けの転職エージェント

・企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト

第二新卒特化エージェント

どう生きればいいかわからない人向け

無料キャリア相談ありのパーソナルトレーニング

※サービス名記載NGの広告が多いため、サービス名、社名は記載いたしませんのでご了承ください

性格を変える前に今の自分を認めてあげて!

結局、運や環境、あるいはその場のコンディション次第でどうとでもなってしまうという話でした。

自分をクズだと思ってしまうのは、それだけあなた自身が人を思いやれる資質を持っている証。真正のクズは、自分の正義を疑う頭を持ちません。

ダメな自分を変えたい。そんな自分とおさらばしたい。そういう気持ちは確かにわかります。そしてそんな「自分に責任を求める姿勢」の素晴らしさは誰もが認めるべきものだとも思います。

しかし、あくまでそれらは「今の自分自身を悪と決めつけない」という条件を付けくわえてこそ結果が出るもの。自分を変えようと願うだけで充分に前を向けているのだから、それ以上ご自身を責めてしまうのはナンセンスです。

というわけで、最後に「クズな自分を変える前にやるべき3のこと」をおさらいして、この話を締めたいと思います。

自分を変える前にやるべきこと!
1.まずは自分や状況を客観視!
2.誰でもクズな部分はあると知る!
3.自分の特徴と環境の相性を考える!

最後に

最後に宣伝になってしまいますが……私は手相鑑定士……つまり手相占いをプロとして行える資格持ちの人間です。

手相占いは、あなたが持つ特徴や強みを見つけるのが大の得意。

自身の特徴を知れば向いている生き方や少しでも楽な生き方、果ては適職や能力の活かし方など……人生をより良くするヒントを得ることができます。

もし気になるようでしたら……下記のリンクからチラッと覗くだけでもどうぞ。もし相談をお受けになるのなら、私に可能な限りあなたの人生をよくするための「武器」を鑑定させていただきます。

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