夢を叶えるのに期限がいるの?否定する人はあなたのためを思ってません

自分の生き方
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よくいますよね。「夢を追うのは30歳までにしろ!」とか、「いい大人が夢を追うのは現実的観点が欠落した馬鹿な行いだ」とか言い始める人。

ぶっちゃけて言うと、死ぬほど嫌いです、そういう人。

っても、単に「嫌い」で終わらせたところで何のためにならない。今回はそういう連中がなぜ嫌いなのかも含め、夢と期限について色々考えてみましょう。

期限内に理想通りになるのは早咲きの特権!

私個人の意見を吐露するなら、期限だの年齢なんてものは一切の価値がありません。若いうちの特権だとか声高に言い出す奴は、それこそ運と環境と天賦の才に恵まれた早熟の神童以外に成功してほしくないと言ってるようなものです。

我々の多くは天才ではありません。ましてやこんな記事を読んでいる手前、失礼ながら環境に恵まれてる側の方ではいらっしゃらないはずです。

正直言いますが、夢でも何でも時間なんてかかって当然。

凡人が夢を叶えるのに必要なのは、いつまでも結果を待つ根気とトライ&エラーで得た知恵、そして継続してやれるだけの熱意です。どうやっても30歳までに叶えるとか不可能じゃないですか。社会に出てわずか10年前後で試せることの数なんて、それこそたかが知れてます。

間違っても30歳までに成功を夢見ちゃダメですよ。あんなもん、よほどの才能を持つ人間が神様によっぽど好かれるとか、何千何万人に1人の幸福を持つ、それこそ選ばれた人間だけです。

期限を設けるほうがいいものなんて、夢ではなく「この勉強を始める」「この資格を取得する」といった、夢のための小目標くらいです。

いい歳こいて夢見る時は経験が武器になる?

まあ30代前半くらいまではまだまだ経験が生きるというのは実感できないでしょう。しかし、もういい加減いい歳を食ってくると、大体のことが見えてくる人も多いでしょう

「いい歳こいて何やってんだ」って人もいるでしょうが、むしろ多くの人が成功を手にするのはいい歳こいてからです。

人間たるもの、失敗に失敗を重ねることで「これじゃダメなんだな」と学習します。

夢を追って失敗、真っ当に生きようとして失敗などなど、いい歳になればいい加減失敗経験も数多くなってくるわけで、「これをやっちゃマズいな」という境界線もぼんやり見えてきます。

結局凡人が夢を叶えるために必要なのは、そういった経験と根気で培った知識なんですよね。

30にして立つ。40にして不惑。50にして天命を知る。

論語より

何かをやるならそれに則した経験を詰める分、早いに越したことはないでしょう。しかし、遅すぎたからと言って悲観することもありません。

色々なものを見て感じた経験、フルに使ってやるだけのことをやってみましょう。同党の行動力さえ確保できれば、そこいらの若造よりも成功率は上がってるはずですよ。

夢と現実どっちを取る?

で、なんでみんな夢を追うのに期限を設けた方がいいみたいな顔をするのかというと……言ってしまえば「じゃあ生活はどうする?」って話がほとんどなんですよね。

彼らからすれば、「夢を追うのと実生活を大事にするのとどっちを選ぶか」という二者択一です。どちらかを選ぶと、どちらかを捨てなければなりません。

ですが、あえて言いましょう。両方取っちゃダメなんですか?

確かに、仕事をする傍らで副業として夢を追うのはなかなか困難が多いでしょう。ですが、決してやれないというわけではないはずです。

それこそどうしようもなくてブラック企業くらいしか就職先がないなら二者択一を覚悟する必要はありますが……そうでもないなら別に同時に選んでも構わないはずですよね。

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人が人を見下す心理

まあ名前を出すのは何ですが……。YouTubeのコメント欄とかYahoo!知恵袋とかあの辺見てると、人を見下したい願望むき出しの自己中お説教マシーンが闊歩してますね。

ですが、あの気色悪いばっかの人格欠落者こそが、おそらく一番「見下し」という心理のメカニズムを体現しているのではないかとも思えてきます。

というのも大体が、「お前は俺がやってる〇〇ができない!」って論調なんですよね。自分が最強最高であるという仮定から相手との差を掘り下げ、その差を優劣とすげ変えて語ってるわけです。

あれだけ堂々と間抜けな優劣論を語れる人は少なかれど、人を否定して諦めさせたり不必要な説教をかましてる奴は、大概少なからずそういうことをやってます。

論破しても無駄ですよ。「屁理屈だ!」と逆ギレして議論を終わらせるでしょうから。

夢追いを否定するのもこの心理

結局、夢を追う人を否定する心理もこの「人を見下す心理」に則ったものなんですよね。

夢が無い自分と違う

あいつは現実が見えてない!(と思い込む)

辞めさせてやろう(ただ否定して悦に浸りたいだけ)

当然、全部がこうとはいかないでしょう。しかし、夢や目標、理想そのものを根から否定する輩に、この心理が欠片も無いとは思えません。

確かに、夢を持つなら現実を見ることも必要です。ですが、現実を見ること=夢を完全に捨てる事というのはいくら何でも論理が飛躍しすぎではありませんか?

一生叶わない大それた夢でも、それに迷惑してもない輩が全否定してやめさせにかかるのには、決して善意とは言えない動機があります。

レベルが低い相手を叱咤激励するという名目の元、相手の存在からすべてを否定して、「こんな愚か者にひきかえ自分は……」と悦に浸っていたいだけ。あなたのためなんて思考は、まず欠片も持ち合わせていないでしょう。

私が夢追いを否定する輩を嫌うのは、こういう点からのものなのです。

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夢を追うのに必要なものは?

さて、そんなわけで「夢を追うのに期限はいらん!」「否定は単なる見下しに過ぎない」という事を語りましたが……そうは言っても、やはり夢はただ見るだけ、追ってるだけでいいというものではありません。

期限こそありませんが、やはりそれらを追うのに必要な心構えがあります。

最後に、私の視点から、その大事なものを見ていきましょう。

最後に叶えばそれでいい

「夢に期限を」というのとは逆ですね。どれほど時間がかかっても、最後に夢が叶えばいいくらいの気持ちでいましょう。

もっと言えば、いつ成功するのかなんて正直わかったものではありません。極端な話、おじいさんおばあさんになってから成功するくらいの気持ちで気長に待つことが何より肝要です。

ですが、「歳食ってからの成功が嫌」「どうしても若い時に叶えたい夢なんだ!」という場合は別。時間がありません。この場合は例外的に期限を設けざるを得ませんし、その間に上手くいかなくても後悔が無いよう死力を尽くしましょう。

絶対何度でも失敗するよ

夢なんてのは、「見る→動く→即叶う」なんて簡単なものではありません。その多くは、失敗に失敗を重ね、泥にまみれ、時に心が折れ、それでもなお走り抜いた先にあるものです。

必ず1度や2度の失敗は考慮に入れ、再起を図る算段は立てておきましょう。

夢追い人たるもの、たった1度の失敗でゲームオーバーを迎えていては務まりません。常に失敗せず勝ち続ける修羅の道など目指さず、失敗前提で少しでも痛手が少ない環境を選びましょう。

夢破れても最悪その途上の環境でドロップアウトできるし、行けるならそのままステップアップしていく。これが大事です。

最悪工場バイトや警備員など、ある程度採用範囲が広い仕事を万一の手段で模索しとくのもいいかもしれません。たとえ今回がダメでも、再起してまた準備を整えればいい話ですしね。

陶酔して目を曇らすな!

夢を追って、そんな自分に陶酔して、人にその夢を熱く語る。実際、それは気持ちのいいことです。ついつい、いい歳こいてもやりたくなってしまいます。

ですが、夢に溺れることだけはしないでください。視野が狭まり、成功の道も失敗時の再起の道も見えなくなります。

思うに、夢を追い続けるのを例外なく悪とする風潮のほとんどは、夢に陶酔してそれ以外が見えなくなった人の存在を語っているような気がしますね。

夢だけではお腹は膨れません。現実的な手段を講じながらの方が経済的にも楽ですし、気持ち的にもお金の心配をしなくて済むのでいいです。

同じ夢を追うにしても、成果が出ていないなら仕事をしながらのほうが安定感が違います。

仕事をせず夢を追う爆発力と、仕事の合間でやっていく安定感。この2つは、常に天秤にかけ続けてください。

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別に見る必要なんて無くね?

さて、ここまで色々言いましたが……夢を叶えるなんてのは自分の人生全部を賭けた一大プロジェクトです。よほどけた外れの幸運でもない限り、何度も失敗し、泥臭く足搔きながらやっていくものです。

正直、そこまでしてやりたいことでもない限り、夢なんて見なくてもいいんじゃないでしょうか?

夢を見れば、ほぼ間違いなくそのためにプライベートが犠牲になります。お洒落して恋人を作って数日かけてデートして、たまに友達とも遊びまわって、好きなゲームを休みの日に時間が許すだけやって……そんな日々の当たり前の幸福のうち、少なからず犠牲になるものが出てきます。

夢を見ることは立派なことかもしれませんが、夢を持たないのも立派な選択肢です。

まかり間違っても、「夢や目標を持ってすべてを賭ける生き方以外は論外」とは思わないでください。大丈夫、夢なんてよっぽどじゃない限り真剣に見るものじゃありませんよ。

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期限を決めては夢は叶わない!

というわけで、夢に期限を設けたり否定する奴が嫌いでしょうがないという話でした。

実際、夢なんて一筋縄で叶うものじゃありません。いわば、多くの場合は自分の人生や運命の改革です。

正直、上手くいくわけがないんですよ。大抵失敗します。

だったら、何度失敗してもそれを糧に再起して、そうやって少しずつ形にしていくしかありませんよね?

そんな失敗前提で腰を据えてやっていく一生ものの大プロジェクト、30歳までなんて期限を設けてちゃほぼ100%不可能です。

よほど時間が無いなら話は別です。ですが、物理的な年齢制限でもない限り、じっくり腰を据えてやっていきましょう。そうやってダメな状態の積み重ねの先に叶えていくくらいしか、まともに叶える道はないです。

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