劣等感が強い人が攻撃的な心理的理由と対処法

いろんな人たち
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どうも、だいたいいつも眠気と戦ってる春眠ねむむです(Twitter:@nemukedesiniso)。

劣等感が強い人がやたら攻撃的な人、いると思います。

今回は、なぜそんな劣等感まみれの人たちが攻撃的になるのか、心理的な要因を考えてみましょう。

劣等感が強い人がなぜ攻撃的なのか

基本的に劣等感を強く持った人は、現状からの脱却を試みています。

その方法は健全な方法は努力や勝負する場所を変えたり別の分野への昇華といった方法ですが、当然不健全な方法を選んでしまう人もいるわけで……。

主に攻撃という方法を選んでいる人の劣等感への対処法は以下のとおり。

  • 自分以下の存在を作る
  • 自分を大きく見せる
  • 単なる八つ当たり
  • 馬鹿にされていないか監視する

思いつくのはこんなところでしょうか。今回は、この順にそれぞれの行動を見ていきたいと思います。

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自分以下を作るのに必死

自分やごく少数を攻撃しているだけで他に弱腰な場合、ほぼ間違いなくこちらを「自分以下の存在」とみなしている、あるいはそうみなそうとしているパターンでしょう。

自分以下の存在が欲しい。いないと自分が最弱最低の人間になってしまう。

そんな心理に取り憑かれた人は、特定の人をとにかく「自分以下のゴミ人間」という型に嵌めようとします。というか、ダメ人間の型に嵌ってくれないと自分がダメ人間になってしまうので非常にまずいです。

もはや理屈や理論の話ではありません。攻撃の的であってくれなければ困るのです。

だからこそ、攻撃できる人を探し、見つけると徹底的に攻撃し、「お前は自分以下の存在なんだ」と言い聞かせることで溜飲を下げる。

そういうパターンも少なくありません。

あかつき
あかつき

というか、攻撃的な人って大体追い詰められてますよね。

劣等感が強い人も、そのパターンの1つに過ぎないです

自分を大きく見せたい

攻撃的になるということは、それだけ余裕がないことになります。特に自分を大きく強く見せたいという心理が働いている場合、必然的に攻撃的かつ強気な態度が目立つようになります。

この苦しい状況から逃れるための方法の1つが、「自分の強さを誇示することで優越感を得ること」です。

要するに攻撃しまくってやたら強気な姿勢を見せ、「自分はこんなにすごいんだぞ」とアピールする感じですね。

こういうパターンの人が、ある意味攻撃的な劣等人間の王道かもしれませんね。

自分の劣等感を消したい。周囲を見返したい。そのために周囲に対して強く当たり、自分を表現する。

これもまた、人類の風物詩と言えるかもしれませんね。

単なる八つ当たり

いるんですよね、こういう人も。説明不要です。自分の劣等感をあれこれ理由をつけて他責案件に持っていき、勝手にキレる。勝手に威嚇する。勝手にバイオレンスな対応をする。

基本的にこういう人たちは最初に話した「自分以下の存在を作る」ような人とだいたい方向性ややってることが被ります。というか兼業さんです。

だから、八つ当たりする相手は常に弱い相手ややり返せない相手ばかり。それこそ、店員さんに八つ当たりしたり弱いものいじめに走るのは、こういうタイプと言えるでしょう。

馬鹿にされていないか監視している

劣等感を抱えた人は、周囲から馬鹿にされることにものすごく敏感です。そのため、時として他意のない言動に対しても「馬鹿にされた」と思い込んで殴りかかってくることがあるのです。

傷つきやすくナイーブになってしまった人は被害者意識が強まり、極端になれば人の一挙手一投足をいちいち「自分を攻撃するためにやっている」と勘違いしてしまう傾向がでてきます。

そして自分を馬鹿にしている奴ら(に見える人たち)に対して、正当防衛や仕返しのつもりで攻撃的に接したり実際に攻撃したりする。これもまたよくある光景ですね。

あかつき
あかつき

繊細ヤクザとか繊細チンピラとか散々な言われようをしてる人たちですね。劣等感だけが原動力ではありませんが、こういう被害者意識の大きさがピラニアじみた攻撃性能を発揮することも多いわけです

ある意味八つ当たりとも結びつきやすく、これまた厄介な存在と言えますね。

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対処法はあるのか

劣等感が強く攻撃的な人。まあその理由はいろいろですが、対処法はあるのでしょうか?

結論から言うと、パッとしたものはありません。ですが、ここでやっていける自衛策は多少はあるのかなと。

関わらないのが便利よすぎる

関わらない=最強。劣等感が強い人は風船みたいな人たちです。何が原因で破裂するかわかりません。ましてや攻撃的ともなれば、もはや破裂したときの被害がどうなるかも未知数ですね。

よって、基本は関わらないこと。

とりあえず最低限の業務連絡だけは怠らず後は無視しておけば、いったんこちらへの取っ掛かりはないと見ていいでしょう。

あかつき
あかつき

まあ、「馬鹿にしてるから無視してる」とか超解釈されるとどうしようもないですけどね

とにかく劣等感を刺激しないことが大事

「馬鹿にする」は当然のこと、「自慢」「励ます」という行いも、時には彼らの劣等感を刺激する要因になるでしょう。安全を意識するなら、避けた方が間違いありません。

とにかく敵意を与えないこと。それが大事ですね。

常に責められている・馬鹿にされていると感じているのが、この手合いの人たちの思考回路です。それなら、少しでも「馬鹿にされている」と思われそうな行動は慎むべきでしょう。

彼らと接するのは、パンパンに膨らんだ風船を突っつくようなものです。繊細に、大事に、下手なことにならないように、とにかく大切に扱うようにしましょう。破裂すると、本当に痛い目見ますので……。

時に感謝してみる

「時に」がミソです。常にでは向こうは「上辺だけだ」と解釈してしまいます。

時々褒めて「すごい」「ありがとう」「助かってる」と口にし、自己肯定感を育んでやりましょう。彼らに足りていないのは、基本的に自己肯定感です。

そうやって褒めて感謝しているうちに向こうも自分を確立していき、攻撃的な対応が減っていく……かも。

特に大事なのは、褒め言葉より感謝ですね。ただ褒められるより、感謝された方が子供は伸びやすい。これは心理学では鉄板です。

当然人である以上、子供だけでなく大人にも使える手法ですね。お試しください。

相手のペースに飲まれない

この手合いを相手にする時は、正直相手のペースに飲まれてなんでも言うことを聞いてしまう人より、「何だこの野郎!」と喧嘩してしまう人の方が好ましいまでありますね。

とにかく相手のペースや性格、醸し出す空気に飲まれないこと。これが重要になります。

飲まれてしまえば、後はただただ都合のいい「敵」として圧倒されるのみ。こうなっては関わるどころではありません。

とにかく相手に乱されないこと。理性で毅然と対応すること。これが大事になってきます。

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実は結構傷つきやすい

とにかく攻撃的で威圧的な人が目立つ人たちですが、劣等感を抱えているという題名通り弱点は明白です。それだけに、結構傷つきやすく面倒な人たちではありますね。

ですが、当人たちがそれを乗り越えたらどうなっていくのか、それもまた個人的には楽しみではあります。

とは言え、そのために迷惑を被る側としてはたまったものではありませんね。とりあえず心理を理解し、うまく対策を立て、とにかく攻撃されないように立ち回るようにしていきましょう。

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