【エニアグラム】タイプ8が放つ雰囲気

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タイプ8、怖いですかー!?どうも、春眠ねむむです。

さて、今回考えていきたいのは、タイプ8の雰囲気について。

強固に自己主張したりやたら力を誇示するだけがタイプ8ではありません。中にはかなりゆったりと、そしてどっしりと構えている人もいます。

場合によっては、抑圧されて鬱々としているタイプ8もいるかもしれませんね。

そんな様々なタイプ8たちに共通する雰囲気とは何なのか?軽く考察してみましょう。

「力を誇示」というよりは「動じない」

ぶっちゃけた話、力の誇示ならばタイプ6のセクシャル優位とかもしますし、出来てしまいます。

そのため、タイプ8の判別の方法としては「力の誇示」「強そう」だけでは不十分です。

では何で判断すればいいのかというと、「なんというか動じない感じ」みたいな雰囲気でしょう。

タイプ8は、戦うとかというよりは何よりまず動じずどっしり構えたい人たちです。動揺している姿を人に見せようとはしません。

そのため力の誇示というよりは、「絶対ここは譲らない」という意志の強さ、芯のブレなさが雰囲気に現れることが多いです。

あかつき
あかつき

たまーに「俺は強いからタイプ8だ!それ以外ありえねぇ!!」みたいに強情張ってる人がいますが、あれは芯のブレなさとは別ですよ

こうと言ったら譲らない。あの手この手を使って周囲を説得し、納得させようと試みる。不健全になれば武力行使も厭わない。

そんな感じですね。

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無条件で従うのは嫌

力づくで従わせようとしてくる人に弱気になる人は、案外少ない気がしますね。「黙って俺の言うことを聞け!」とでも言われたところで、心底不服と言った表情を隠さない(隠しきれない)人は多いでしょう。

「支配されることを恐れる」。これはタイプ8の共通の心理です。

だからこそ、上から目線で支配しようとしてくるものは外敵と見なし、何らかの方法で抵抗する。そういう感じの人たちです。

あかつき
あかつき

まあタイプ6も「何様のつもりだ」と嚙みつくんですけどねー

岩と小動物みたいな違いがあるけど

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あんまビビってない

少なくとも表向きは、ほとんどビビっている様子を見せることはないでしょう。というか、「怖い」という感情に関しては無自覚ですね。恐怖を否定するのではなく、「怖いって何?」みたいな感じです。

これは恐怖の感情を感じないように麻痺させているのが原因ですが……表向きであっても感じないのであれば、当然行動にも現れます。

具体的には物怖じしない感じだったり、ノーガードでズイズイと人の心に入り込んだりするのがそれっぽいでしょうか。

一応「弱みがあれば付け込まれる」と周囲を警戒しているのですが、その警戒心を見せること自体が弱みになります。

そのため、虚勢であっても悠々と構える。ここは常にトゲトゲしている恐怖対抗型タイプ6との違いです。

意外と楽観的?

タイプ8を見ていると出るのが、意外と楽観的な人が多いのかな?という感想です。

この辺り、楽観型のタイプ7とタイプ9に囲まれた結果でしょうか?問題解決の盤面にぶつかると、普段の自信も相まって「まあ何とかなるだろう」と構える人が多い印象があります。

別に目を逸らすでもなく逃げるでもなく……。

本当にしっかりと問題を受け止めた上で、「自分ならどうにかできる」と思う傾向が強いですね。

無論、根拠の有無は関係ありません。ただ心のどこかで「できる」と信じています。

まあ、これも虚勢と言えば虚勢なのですが……少なくとも表層意識の上では自分の実力を高く見積もり、「まあ何とかなる」と楽観的に構える傾向があるのは否定できません。

余裕がなくなっても強気

仮に余裕がなくなっても、タイプ8が自分のペースを崩すことは基本ないでしょう。

ペースを崩すことはすなわち運命への敗北、どうしようもない奔流に飲み込まれて自主性を失うことを意味するからです。

そのため、内心追い詰められていても強気、というか下手をすると追い詰められれば追い詰められるほど強気になります。

タイプ8にとって、自分がままならない状況に置かれつつあることはかなりの苦痛です。

だからこそ「そんなはずはない」と自分に言い聞かせるのでしょう。

あかつき
あかつき

敵だらけになっても「全員倒せばいい」、返しきれないほどの多重債務を抱えても「倍働けばどうにかなる」。こんな調子です。

なんという脳筋……

「こんなの苦境とは言えない」「自分ならどうとでもなる」と。こんな感じの様子なので、しばしば「強い」と言われるわけですね。

折れた時は弱い

大抵何でもそうですが、硬いものほど折れる時はポッキリと派手に折れます。

これはタイプ8の心も同じで、一度折れると盛大に傷つきます。

タイプ8の心はまるで鋼と言ってもいいくらいカッチカチです。非常に丈夫でちょっとやそっとのことでは傷つきませんが、その鋼の中身はというと意外と繊細さん。

自分の弱さも繊細さもないものとして扱うタイプ8ですが、自分が弱い人間だと自覚した時の衝撃たるや、恐怖対抗型タイプ6もちょっと引くレベルでしょう。

鬱々としたタイプ8がいれば、おそらくその人はもうタイプ8には見えません。タイプ5の中でも繊細で傷つきやすい人とか、そういう感じに見えるのではないでしょうか。

雰囲気の話をすると、おそらくはかなり地味。出られる相手には強く出ますが、基本的に暗いどんよりとした雰囲気をまとっていることでしょう。

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まとめ

というわけで、今回はタイプ8を雰囲気という観点から解剖してみました。

こうやって見ると、いよいよタイプ6との判別が難しくなりますね。

ですが、悲観的になりやすい不安症のタイプ6と違い、タイプ8は割と楽観主義者。楽観的ゆえの豪放さというか気の強さというか、「なんとかなるだろ」感が態度から滲み出ています。

タイプ6のように徹底無視したり内心怯えるのとはちょっと違う。追い詰められたところで、「で?」という顔をしつづける。そんな感じの人たちです。

というわけで、タイプ8の雰囲気は動じず大物感を醸し出している感じのもの。結楽観的に構えており、どこか無理をしていそうなタイプ6との違いを語るならそのあたりになるでしょうか。

さて、今回の話はここまでにしましょう。他にも色々とエニアグラムについて好き勝手語っていますので、興味がおありでしたらぜひいくつか覗いてみてください!

筆者:春眠ねむむ
X :@nemukedesiniso
threads:@shunmin.nemui

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