【手相】マスカケ線は成功者になれる吉相とは限らない?意味ない人もいる理由

手相解説
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一般的に知られる手相学では、頭脳線と感情線が繋がってひとつの線になってるものをマスカケ線と称します。まあ手相占いや手相に関するコラムでよく見かける線ですよね。

で、この線、天下を掴む大器を表す大吉相!……なんて言われていますが、実際にますかけ線を持っている人の話を聞く限り、社長みたいな飛び抜けた立場で活躍している人は思いのほか少ないような?

今回は、そんなマスカケ線に関して解説。意外と「必ず成功できる」みたいな夢ばかりの線ではありませんよ。

「普通の生き方ができない人」の相

そもそもマスカケ線がどうして成功しやすい相なのかというと、明らかに普通じゃない性格を持っている人に多いからなんですよね。

意志が強く強情で自分本位、ちょっとのことではブレない譲らないという鋼メンタルの持ち主。

自分のやりたくないことは義務や仕事でも場合によってはガン無視しますし、逆に好きなことであれば例え天地がひっくり返ってもやり遂げる。そんな性質を持った人たちです。

社会の歯車としての滅私奉公が大の苦手(というか大嫌い?)だから、まあ社会から手放しで受け入れられる性格ではありませんね。

おまけにその性質のせいで落伍者に身を落としても、滅多に自殺など考えず「じゃあ自分ひとりの力で何とかするわ」と開き直れるメンタルの強さと、そんな無茶をマジでやり遂げてしまう行動力を持っています。

まあそんな性格なので、成功運は並の人より高いわけですね。だってチャレンジの回数からチャレンジしようとする精神力まで桁外れですし。

この手の人には運も才能も備わっていますが、そんなものよりも一番すごいのは度決めたことを死んでもやろうとする執念と、人様に何を言われても飄々と受け流せるモンスターメンタル

そんな縛られない性質だからこそ、大抵上手くいくときは大概並外れた自力と馬力の産物。運と要領で成功する早熟型よりも大器晩成と言える人が圧倒的に多いですね。

敵は多いから傷つくことも多いよね

マスカケ持ちの人って、話を聞くとほとんどの人が敵を抱えてるんですよね。そりゃそうです。自分のやりたいことに正直というのは、裏を返せば強情で協調性も常識も忠誠心も無いわけですから。

「これが常識なんだ!」なんて思考停止してる連中の言葉に耳を貸す人も少ないですし、なんなら正論片手に食って掛かることもある。
偉い人にとりあえず従うのを良しとする典型的日本人にとって、これほど面白くない相手はいません。

マスカケ持ちの人の中には、「いや、メンタルクソ雑魚っすよ自分」とおっしゃる方も、まあいらっしゃるでしょう。

しかし、それは受けている苦痛が常人の物を遥かに超えているせいではありませんか?

傷つきやすいのではなく、単に他人の何倍も何十倍も傷ついてるだけです。

ますかけ持ちでも休息は必要です。しんどくなったら、一旦立ち止まって一休み、ですよ。

好き嫌いの別れ方がまるで英雄

何というか、マスカケの人って目立つ目立たないに限らず、気質が妙に英雄くさいんですよね。

やりたいことがあったら泥沼の中にも平気で入ったり、突然ほしいもののために周囲と戦い始めたり。そのくせ妙に律儀だったり。

のびのびと好き勝手やってるくせに変に真面目なところもある面白い人たちで、不思議と嫌われるし不思議と好かれる人の典型みたいなところがあります。

その一方で我の強さが嫌われることも多く、常人と比べて敵も数倍、味方も数倍なんてこともしばしばあります。周囲の無関心な人の割合が、普通の人に比べて異常に少ないんですよね。

この辺は教科書に載ってる英雄にも通じるところがあって……例えば織田信長とか豊臣秀吉、徳川家康なんかは、英雄として尊敬される一方で悪党として忌み嫌われることもありますよね。

評価が綺麗に真っ二つに分断される様は、ああいう歴史上の人物に通じるところがある気がします。この辺も、多くの手相家がマスカケを成功者や英雄になぞらえている理由かもしれませんね。

というかあの3人、全員がマスカケ持ちだったような気が……

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感情線と頭脳線が重なっていればマスカケ!

かなり大雑把な分け方ですが、基本的に感情線と頭脳線がくっついていたらマスカケ線として見ておいてよいでしょう。

つまり、感情線と頭脳線が別々に出ていても、例外を除いてほとんどがますかけ線というわけです。

例えば上図のようなやつもそうですし、

これも、

これも、

見極めが難しいですがこういうのもマスカケです。

いずれも頭脳線と感情線が完全に融合した純正タイプよりも影響力は少ないですが、大体頑固で意志が強いのは一緒。

純正ますかけより癖が少ないので、変わり者や頑固者としての特徴は緩和されます。ある程度協調性もある人が多いので、付き合いやすさはありますね。

ただまあ、マスカケはどこまで行ってもマスカケ。アクの強さや根性は普通の人以上なので、やはり浮き沈みが激しくなりがちです。

多分癖の少ないマスカケ線はこれ

こいつは占う人や書籍によってマスカケだったり違ったりしますが、うちではとりあえずマスカケ線として扱います。

どちらかというと後天的にこういうそうになった人が多く、「自分がやらないと」と使命感や熱意に駆られている人に出やすい相ですね。

こういう相の人も、やはり強烈ですね。正義感と粘り強さを併せ持っています。やはり特徴的な人が多いですが、付き合いやすい範疇の場合がほとんどですね。

努力家であるだけでなく面倒見もよく、周囲にも目が向きやすいです。

もっとも、そのぶんマスカケとしての意味合いは他の線に比べると若干弱まりますが……。この辺は、天性の性格か後天的な素質かの違いが大きいかもしれませんね。

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マスカケ線の持ち主の生き方

浮き沈みの激しさは、それだけ周囲からの評価が場所によって違う証左でもあります。

ますかけ線の持ち主は理性的な人には評価されやすいですが、逆に常識や周囲との調和といった情緒的・人間関係重視な評価をする人からのウケは残念ながら芳しくありません。

要はしっかりと自分の頭で考える奴と思われるか、口答えばっかで従う気のない奴と思われるかが評価の分かれ目になりやすいわけですね。

日本人は、どうしても協調重視の評価を下す人が多いです。そのため、マスカケ線を持つ人が世の中でやっていくのは結構ハード。本人の素質もあって、必然的に経営者やリーダーのような役割を勧められることも多くなります。

マスカケ持ちの多くは、人の下にいるとなかなか芽が出ません。だって理不尽に嫌われやすい筆頭格ですからね。

それよりも、単独で動いたり人の上に立った方が、持ち前の根性と意志力を発揮しやすいのです。

組織の中で働く場合も、自分だけの専門分野を持つと吉。他に頼る人がいないのでは、嫌でも周りは頼らざるを得ません。もともと理論的思考ができる方なので、評価は高くなりやすいですよ。

逆に組織の歯車として安穏とやっていくのは、周囲の睨みもあって苦労します。静かに社会の一員としてやっていきたいなら、しっかり認めてくれる冷静な人の下を選びましょう。

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マスカケ持ちも結構大変

マスカケがあるからって浮かれるな!……などと言うのは簡単ですが、意外と「自分マスカケですから」とふんぞり返ってる人って少ないんですよね。なかなか興味深い特徴です。

ともあれ……マスカケ線もただ持っているだけではむしろマイナス個性にすらなり得ます。しっかりと活かせる環境を築き、そこで上手くやっていきたいものですね。

無茶な道も平気で進むところもあるため、すぐに目が出ることは珍しいかと思います。しかし、結果が出るまでひたすら突き進む強さを持っているのも、またマスカケ線なのです。

宣伝になりますが……

最後に宣伝になってしまいますが……私は手相鑑定士……つまり手相占いをプロとして行える資格持ちの人間です。

手相占いは、あなたが持つ特徴や強みを見つけるのが大の得意。

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