【手相】頭脳線(知能線)が短い=馬鹿ではない!長さと曲がり具合について解説

手相解説
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どうも、だいたいいつも眠気と戦ってる春眠ねむむです(Twitter:@nemukedesiniso)。

手相には頭脳線、または知能線という線があり、主にその人の考え方や価値観・能力を見ることができると言われています。

頭脳線と生命線、感情線、運命線も合わせると基本4線なんて言われていますし、何だかんだ聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

で、そんな頭脳線。どうにも「長ければ頭がよく、短いと頭が悪い」「まっすぐの人が有能で曲がってると無能」という風聞があるようで、時にプロの占い師の中にも似たような解釈をすることがあります。

「で、そんな頭脳線の長短とか曲がり具合とか、実際どんな意味なん?」

そこんところを、(一応)有資格者である私が解説していこうと思います。

あかつき
あかつき

その話自体何番煎じだよ。

……とか突っ込んじゃダメですかね?

頭脳線が長い、短いは思慮の長さ

まずは頭脳線の長短についてからザックリ解説。

頭脳線の長さは案外人それぞれで異なりますが……ほとんどの文献では「だいたい人差し指の下のあたりまで伸びてたら標準くらいでは?」とのこと。

つまりまあ、大体下図の青い線くらいが標準なのでしょう。

で、ここからが本題です。そんな頭脳線ですが、実際のところ人によってマチマチ。
手のひらの反対側を突っ切っちゃう人もいれば、逆にほんの人差し指をちょっと行ったところで止まってる人もいるようなのが頭脳線です。

で、そんな人それぞれな頭脳線の長さが何を意味するのかというと、単に考える時間の長さ。
これを「長い頭脳線は頭をよく使って、短い人は頭を使っていない」と解釈して、最終的に頭の出来がどうこうという話になったのでしょう。

実際、頭脳線が長ければ長いほどひとつの決断に頭を使う傾向がありますが、優柔不断で行動までに時間が必要な事も多いです。

一方頭脳線が短い人は直観的にパパっと物事を決められるため決断力とスピード感がありますが、よく考えずに決断して地雷を踏んでしまうこともあります。

結論、どっちも一長一短です。頭の良さという単純な優劣とは関係が無いと言っていいでしょう。

あかつき
あかつき

たぶん黒田官兵衛は頭脳線が短く、小早川隆景は頭脳線が長い……いや、何でもないです。忘れてください

短い人は即決型!フットワークが軽いが後悔も多い

頭脳線が短い人は、「これ!」と決めたら余計なことを考えず即座に行動する、直観と即決の行動型。

こういう短い頭脳線は慎重さに欠いたり重要な決断を「なるようになるでしょ」と深く考えずに決断することもありますが、「思ったらすぐ行動!」というところがあるためスピード感と行動力が高い人である証です。

基本方針はトライ&エラー。当たって砕けてまた砕け、そうやってグイグイ進んで再挑戦を繰り返すようなタイプですね。

「考えるよりまず動く!」という信条が非常に似合う人で、色々なことに挑戦しては失敗し、失敗と経験を繰り返すことで最終的に目的を達成していくことでしょう。

気になれば割と何にでも手を出すので、意外と成功者にも多い手相です。

ただし、いろいろ深く考えるのは大の苦手で、重大な決断を「何とかなるさ」と軽い気持ちでしてしまうこともあるため要注意。ノリと勢いで後戻りできないような重要な決断をして、後でマズいことをしたと後悔することも……。

重要な案件や人生を左右する決定を下す時に相談できる人を作っておきましょう。

あかつき
あかつき

馬鹿というよりは脳筋のほうがそれっぽいですね。

思考力が無いわけではなく、ウダウダ考えるのが嫌いというか……

頭脳線が長いと熟考型!慎重確実だが腰が重い

頭脳線が長い人は、熟慮に熟慮を重ねて自分にとって一番いい答えを探す慎重型。

何かを始める前には色々調べたりリスクやら何やらを考えるのは当たり前。自分なりに納得してから動き、行動回数よりも色々考えて最適な道を進もうとするタイプといえるでしょう。

慎重なので失敗も少なく、無謀な挑戦や見え透いた地雷を踏み抜くことは基本的にしません。

ただし、いろいろと余計なことも考えてしまいがちなため、どうしても決断は遅くなりますし、ストレスも気苦労も多くなりがち。

「考えればわかるだろ」と言いたくなるようなピンチは少ないですが、リスクを冒すことが少ないためなかなかチャンスに恵まれないこともありますね。

マイペースにいろいろな考えを出しながら、自分なりの答えを見つけ出すことに向いてますが、チャンスが目の前に来ても、「見切り発車で失敗するかもしれないし、そもそも成功してもその先ではまた別の問題が……」といろいろ考えてなかなか飛び出せない人たちです。

あかつき
あかつき

あんまり長すぎたり心配性だったりすると、たまに「えいや!」で脳筋もビックリの無謀なことを始める人もいるとか何とか……

頭脳線はまっすぐな方いいって本当?

次は、たまーにプロの占い師の鑑定でなんとなくありがちな傾向として、「頭脳線はまっすぐが至高、下に曲がる奴らは現実見えないバカ」という感じの論調についてご紹介。

手相占いをしてもらった方の中で、「生きているのに向いていない論外な人格」「詐欺のかけ子くらいしかできることがない」などと暴言に近いことを言われたことはありませんか?

私はあります。しかもそこそこ有名なところで。

まあ実際そこまでの事は無くても、「頭脳線はまっすぐである方がバランスがとれていて素晴らしい」というニュアンスが含まれている見解は手相界隈では珍しくありません。

これはプロの意見だけあって半分は正解なんですが……とりあえず聞いてください。あくまで感情を排した“知識”としても、結局どれも一長一短なので。

あかつき
あかつき

もう半分私怨じゃないですか(呆れ)

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まっすぐな頭脳線は「フラットな価値観」

まず頭脳線の上がり下がりに関してですが、有体に言えば「現実や目の前の実利を取るのか、それとも自分の理想や最終目標を見るのか」になります。

まっすぐな頭脳線の持ち主の人は、生真面目タイプで白黒はっきりしており、責任感が強いタイプ。
理論派で数字や実務にも強いので企業の歯車としてもガッチリ噛み合い、これが一部の頭の固い占い師から「至高」と支持される要因ですね。

あくまで「自分の役目をこなせるかどうか」「今この場で大事なものが何か」を優先するので、うわついた夢とか希望に興味がありません。
やもすれば、夢とか希望とかを見下している人も少なくないとか……。

合理主義者でプロ意識も高く、仕事人としては着実な成果を上げる堅実タイプ。
ですが実利最優先とか与えられた役目をこなすのを最優先にするあまり回り道を好まず、人と衝突したり他人を傷つけるのを厭わない人もいます。

基本的に理屈屋の相で、理論にはかなり強かったりしますね。仕事で無能と呼ばれる人は、実際あんまり見ない相です。

ちなみに頭脳線が伸びて感情線と引っ付くor完全に一体化していればマスカケ線となり、能力が高い反面アクが強く、上に立たないとなかなか頭角を表せないハイリスクハイリターンな相になります。

上に曲がる頭脳線も……

頭脳線は上に曲がるほど損得勘定に優れ、下がれば下がるほど自分のやりたいことに目が向きやすいとされています。

で、本当に稀ですが、下がるどころか上に伸びている人たちもいまして……

頭脳線が上に曲がっている人たちは損得勘定がめちゃくちゃ強く、ビジネスライクな関係や生き方を好むような側面があります。

外面的には社交的で明るくコミュニケーション能力も高い人たちで、人を引き付ける力を持ちながらも我が強いため交渉能力にも長けた人が多いです。
そのため、ビジネスや演説の場では無類の強さを誇るとされていますし、華やかないでたちで人を引き付ける人も多いです。

基本的にサバサバしていて後腐れはありませんが、少々ドライで損得のために人を利用したり切り捨ててても悪びれない傾向もあるので注意。

最短で成功する能力が非常に高く知力、魅力ともに並外れた人物が多いですが、損得勘定が行き過ぎてしまうと孤立する危険もある相です。凋落注意!

大きく下がる人は現実<やりたいこと

頭脳線がなだらかにすこーしだけ下がる人もいますが、図のように明らかに下がってる人もいますよね。
一部で愚か者の代名詞になっているのは、こういう人たちです。

下に曲がった頭脳線を持っている人たちは、基本的に凝り性で超マイペース。所謂オタクタイプで、やりたいことや好きなことを追求するのが好きな人たちです。

命運はある意味「のめりこめることを見つけられるかどうか」にかかっており、何かにハマったかと思えば常人の理解を超える知識や技量を身に着けてしまうことも少なくありません。

またこの傾向は頭脳線が大きく垂れさがれば垂れさがるほど強まり、より個性もアクも強まる傾向アリ。万人受けよりもニッチでコアなファンを見つけることが成功のカギ。

ただし内向的な人が多く、現実的な判断が苦手なのもまた事実です。

あかつき
あかつき

要するに夢見がちというやつです。

ロマンチストだったり変にこだわりが強かったりして、そういう面が生きづらさに繋がる事もあるわけですよ

他の頭脳線や枝線の有無にもよりますが……基本的に現実よりも夢を追いかける人が多いです。
場合によっては現実を無視して夢に夢中になる人もいるので、できれば理解と現実的な視点を持った相棒が欲しいところですね。

ちなみに「曲がっている」といってもちょっとくらいしか曲がってない人は、基本的にこの類ではありません。

ちょっと下がっているだけならバランサータイプ

だいたいこの図くらいの下がり具合ならば、アクの強い部類には入りません。
むしろ、日本人ならばこれくらい曲がっているのが標準と言われています。

こういう人たちは、極端に夢見がちでもなく現実主義で極端に義務や損得に縛られるでもなく、基本的に中庸でバランスよく生きることを良しとしていま。

基本的に考え方が柔軟だったりあくまで「中庸」を意識する人が多く、人当りが良いため大抵どこにいてもそこそこうまくやっていけます。

我が弱ければとりあえずその場で聞いた価値観や影響力の強い考え方に引かれてコロコロ靡いてしまいますが……
この手相でしっかりとした芯を持った人はうまいこと人同士の緩衝材になれるため多くの人に好かれる傾向がありますね。

現実的なこともそれなりにできれば創造力も無いでもない。何でもそこそこできるからこそ、その気になれば何にでもなれる人たちです。

あかつき
あかつき

中には「中庸こそ最強!他はクソ!」みたいに、ある意味中庸にクソほど偏った考え方をしちゃう人もいますけどね……

頭脳線の長短、曲がり方に善悪無し

と、一通り頭脳線の形について紹介してきましたが……一概に言えるのは線の形に貴賤は無し、ということですね。

どんな形であっても一長一短ありますし、自分の適性や合った生き方を見つけるかどうかでどうしようもない無能からとんでもない傑物にまでなれるのが人生というやつです。

「自分はこんな線を持っているからダメだ」と諦めず、その相が持っているいろいろな面に着目し、自分に合ったやり方で人生を充実させていきましょう。

最後に……

最後に宣伝になってしまいますが……私は手相鑑定士……つまり手相占いをプロとして行える資格持ちの人間です。

手相占いは、あなたが持つ特徴や強みを見つけるのが大の得意。

自身の特徴を知れば向いている生き方や少しでも楽な生き方、果ては適職や能力の活かし方など……人生をより良くするヒントを得ることができます。

もし気になるようでしたら……下記のリンクからチラッと覗くだけでもどうぞ。もし相談をお受けになるのなら、私に可能な限りあなたの人生をよくするための「武器」を鑑定させていただきます。

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