趣味がないのが人は魅力がなくてつまらないのは本当?無趣味が悪とされる理由4つ

世の中
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世の中の風潮として、「趣味のない人はつまらない上に人間性も劣る」という傾向があるように感じます。

曰く、「無趣味な人は話題性にも人間力にも欠け、成長できないタイプ」とかうんとかかんとか……。

もっとも、趣味が心の広がりの元になると言われればそういった一面もありますが、だからといって「無趣味はいかん!」と周りがとやかく言うものなのか、というのが正直な思いです。

今回は、無趣味が本当に人々に悪影響を及ぼすのか、本当に悪いのか、なぜ悪いとされるのかを考えていこうと思います。

そもそも無趣味が原因で迷惑かかってる相手がいるの?

無趣味な人間が迷惑をかける。犯罪を犯す。こんな事例は探せばいくらでもあるでしょう。

ですが、考えてみてください。これって、「犯罪者の多くは朝ごはんを食べている」とか、「ある凶悪殺人犯は毎朝パンを食べていた」とか、そういうのに近い何かではないでしょうか?

こういうのをいわゆる認知バイアスと言って、心理学界隈では結構取り沙汰されています。

認知バイアスとは
先入観や自分の直感を信じることにより、非合理的な判断や不適格な認識をしてしまうこと

「趣味の無い奴悪い奴!」なんて声高に唱える奴らにその辺問い詰めても、「非常識」とか「人間的に幼稚」とか、明らかに中身のない批判や罵倒ばかりが飛び出すばかりでした。

あかつき
あかつき

ちなみに筆者は結構趣味を持ってますが、その上で無趣味を擁護すると「お前も趣味がないから言えるんだ」「趣味の1つもないつまらない奴」と意味不明なレッテルを貼られてました。傑作ですね!

要するに、無趣味が与える悪影響って、基本こじつけでしか発生しないんですよね。

仮にあったとしても、悪影響を与える奴がたまたま無趣味だったというだけの話であって。

無趣味を気に病む必要も全く無いですし、悪影響とかどうでもいいので気にしないようにしましょう。

人間、何かにつけて自分より劣ってる人間を作り出したい生き物です。あんなのは理屈も何もない、単なるマウンティングです。

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自分で負い目を感じてない?

人に言われる以前に、そもそも自分自身で無趣味に負い目を感じたりもしていませんか?

人間、自分が悪いことをしていると思うと、何も悪くないことでも周りに悪く思われていないか心配するものです。

「無趣味な自分に回りが失望しているのではないか」

「やっぱり趣味の無いことは悪いことなんじゃ……」

「趣味がないのは自分だけ?」

とまあ、こうやっていろいろと気に病んであれこれ考えれば、それだけドツボにはまっていきます。

別に誰も迷惑してないし、仮に趣味がない=つまらないとして、じゃあつまらないから周りにとって害悪なのかというと、そうでもない。

漠然と「なんか印象悪そう」「悪いこと」と思ってしまう前に、何が悪いのか考えてみましょう。無趣味に限らず、とやかく言われるほど悪い理由が見つからないことは多いはずですよ。

趣味を極める人も馬鹿にされている

まあ大半が気のせいだとしても、やはり趣味がないことで下に見てくる人もいますね。

しかし考えてみてください。世の中においては、無趣味の人と同等かそれ以上に、趣味にあふれた生活をしている人も散々馬鹿にされています。

そう、所謂オタクというやつです。

オタクがどういう目で見られているかは、もう明白ですね。キモい、オタクというだけで不潔、何のために存在しているかわからないetc……

結局、趣味があっても、それらをとことん極めたところで、無趣味をバカにする奴らが送ってくるのは軽蔑の視線でしかありません。

人間は何かしら自分と違う要素を持った者は理由をつけて見下したくなる生き物です。

そう考えれば、無趣味に対する見下しも狭量な連中の一方的な言いがかりでしかないと言えますね。無趣味そのものが悪という声には、原則対応する必要はないと思いますよ。

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趣味がない=悪いと言われる理由

実際に趣味が無いことは別段悪いことではないですが、あくまで印象だけはいいものではありませんよね。っても、所詮は中身のない印象だけの話ですが……

なぜ具体的には悪いことなど何もないのに否定的な目で見られるのか……その辺をちょっと考えてみたいと思います。

そもそも見下す相手が欲しいのが人間

そもそも、人は人を見下したい欲求が本能的に備わっています。そこに理由もへったくれもありません。

自分と違う人間は悪である。そう思うことによって、「自分は間違っていない」「もっと下がいる」と自分を安心させることができます。そこにとって付けたような理屈を並べて、大して害のない相手をたたいてスッキリしたい人たちもいるわけです。

結局それっぽい理屈を根拠に叩ければ何でもいいわけですから、当然無趣味な人もそういう輩のターゲットになり得ます。

器が小さい人間ほどその傾向が強くなるわけで、声を大にして無趣味を悪と言い放つほど変な人だと思っておけば、それだけで気持ちが楽になりますよ。

無気力無趣味な人からの警告

無趣味な人の中には、明白にやりたいことがいくつもありながらも、「時間がない」「気力がない」という理由で趣味を先送りにした結果、自分の存在する意味が分からなくなってしまった人たちもいます。

そういう人たちも、上記の見下す相手が欲しい人と別の理由から「絶対に趣味を作れ」と強く忠告してくるケースは多いです。

これに関しては善意だし間違った意見ではありません。実際、やりたいことがあっても気力不足で諦めていては、いつかは無気力に陥ってしまう可能性も無いとは言えないでしょう。

とはいえ、これに関しては単純に自己肯定感とか、自分で自分をどこまで認めているかの話になる気もします。

つまり、彼ら自身無趣味に対していい感情を持っていないからこそ無気力で無趣味な自分に悶々とする結末を迎えてしまうわけですね。

「無趣味でもいいじゃん」と開き直れば、少しは憂鬱な気持ちも消えていきますよ。

別に人に言える趣味が無くても、それこそ生きるのが少しでも楽しくなるならそれが正解。人生そんなもんでいいのではないでしょうか。

「無趣味はつまらん奴」という幻想

無趣味=つまらん奴というのも、私から言わせれば単なる幻想。要は控えめでおとなしい人を見て「真面目」と見るか「根暗で陰湿」と見るかの違いに等しいです。

よく第一印象でほとんどその人の評価が決まると言いますが、要するにほとんどの人は「第一印象と中身がどう違うのか」よりも「第一印象と実際の中身の印象をどうにかして合致させたい」という考え方をしています。

ようは、ほとんどの人は第一印象ですでに結論を出しており、あとは「やっぱり見た目通りだった」と言えるように理屈をこね回しているだけというわけです。

実際、これといった趣味が無くても楽しそうな人は楽しそうだし、そういう人の話は結構明るい話題が多いです。おそらくは趣味じゃなくて、見てる世界の話ですね。

あかつき
あかつき

この世で一番幸せそうな人って誰だと思います?

筆者は「すっげーくだらんことを全力で楽しめる人だ」と言ってました。……けっ

別にプライベートでよく知らん赤の他人に品定めされる筋合いもありませんし、そこで胸を痛める必要はないと思いますよ。

世間の風潮への迎合

要するにアレですね。「深く考えてはいないけど、とりあえず世間で言ってることに同意しとこう」みたいな奴です。

世間では、なんとなく「有能の人はアウトドア系の趣味を持っている」みたいな風潮があります。要は、その風潮に特に考えなくのっかかっているだけのB層がガタガタ言ってきているだけという感じでしょうか。

あかつき
あかつき

ちなみにB層というのは、「メディアや風潮の信奉者」のことですね。

郵政民営化の折に国民をいくつかの層に分類して考えたそうなのですが、その時に「賛成か反対かをメディア展開によって決める」というB層を積極的に取り込んで無事に成立させた、と。


……なんで私が説明してるんですかこれ?

日本人には特に多いのがこのB層というやつで、自分の考えを述べたり自分で考えるよりも、基本的に世間の風潮を感じ取り、迎合することに脳のリソースを割いている人たちです。

だからこそ、「無趣味は悪」という風潮もしっかり感じ取り、自己保身のためにのっかかって絵踏みでもしているつもりなのでしょう。

こういう人たちは世論によって言うことを変えるので、言葉を真に受けるだけ無駄ですね。

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ぶっちゃけ趣味って何?

さて、ここまで語ってみて、ちょっと1つ気になることが出てきました。

「結局、趣味って何を指すの?」

人の趣味をバカにする人も、趣味が見つからず自分をダメな奴だと嘆いてしまう人も、なんだか趣味を実りの多い崇高なものと捉えているのではないかと思えてきました。

結局、趣味という枠組みを設けて自分の行動を選別すること自体が無駄なのではないだろうかと、そんな風に感じます。趣味が無いというよりは、人様に言えるような崇高な趣味が無い。これが無趣味な人の答えなのではないかと。

楽しければくだらないことでも趣味

個人的な所感になりますが、それこそどんなものでも、自分が楽しいと思えれば趣味で結構。

趣味がゲームでは恥ずかしいことですか?YouTubeでくだらない動画を見ることで、いったいどんな損失がありますか?

結局自分の時間の使い方は自分が決めるものです。ゲームやって楽しいならそれでよし。動画を見てゲラゲラ笑えるならそれもまた結構。

ぶっちゃけ、適当に入った店にクレーム入れるのが趣味の金持ち気取りのほうがよっぽど害悪だし、人間的に下劣です。

無趣味結構。くだらない趣味も結構。それが楽しいのなら立派に趣味と言えますし、それをつまらない奴と思う連中がいれば、単純に馬が合わないか相手が表面でしか物を語れない残念な人なだけです。

特に楽しいと思えることがないなら、とりあえず今やれることの中で「これやりたい!」と思えるものを探せば結構。無いなら寝て待つ。嫌なら周りの景色でも眺めながら散歩してみる。

趣味とは作るものではなく、偶然見つけてできるもの。

「体力的に無理」「時間がない」と諦めてしまうのは少々もったいないですが、それも今現在あなたの中での優先度が低いだけです。今は目の前の楽しめることを楽しめばいいでしょう。それが高じて趣味になっていくのです。

あかつき
あかつき

ちなみに筆者は、知らない道を通って迷子になることが趣味の1つです。馬鹿なのかな?


以下、どうしても趣味が欲しい人におすすめの趣味

以下、どうしても自慢できる趣味が欲しいという方に向けて、いくつかおすすめの趣味を紹介していきます。広告もガンガン貼っていくので、それでも構わないという方だけご覧ください。

読書

なんだかんだ言って、インドアの趣味としてはかなり根強い人気がありますね。本を読むことはそのまま教養にもつながるとされていますし、なんだか人に自慢できる趣味のひとつと言えます。

小説だけでも語彙力アップ

正直なところ、私は小難しい専門書や啓発本を読むばかりが大人の読書ではないと思うのです。

有り体に言えば、小説を読むだけでも十分に読書と言えます。

小説を読むことでどうなるかというと、それだけで語彙力が鍛えられます。語彙力が鍛えられれば、それだけでいろんな表現ができるようになる。

ほら、これだけでも読む価値があるように見えてきませんか?

結局、趣味は「実用性があるかどうか」ではなく「楽しめるかどうか」が最重要です。もし積読があまりにも多い方がいらっしゃるなら、まずは難易度の低い小説から試されてはいかがでしょうか?

数を読むだけが全てではない

たまに「読書」というと「何冊読んだか」で価値を決めようとする人がいますが、少なくとも私に言わせればあんなものナンセンスです。

何度も言いますが、趣味とは自分が楽しむためのもの。そこに数とか成果を求める奴がいれば、それは野暮な行為だ思っておきましょう。

そもそも、知識を身に付けるための読書は読んだ数が大事なのではありません。身につくかどうかが大事なのです。

あかつき
あかつき

かなり昔の歴史上の話ですが、「本は10回読むくらいの気持ちでいけ」みたいに語った将軍もいます。そんなことしてたら、さすがに1ヶ月に10冊読むとか無理ですね

まあ10回はさすがに行きすぎな気がしますが……ともあれ、せっかく買った本です。世間で言われる表面上の薄っぺらな評価など気にせず、自分の身になる読み方をしましょう。

速読も役立つかどうかは人次第

数を読むのと一緒で、速読もそれで本の内容が身につかなければ意味がありません。

ああいったものは、それで本の内容が身につく人がやって初めて意味があるもの。ただ読破数をかさ増しするためにやったのでは、せっかく本を読む意味がありません。

当然自分にとって不要なところを読み飛ばすのは絶対に無意味だとは言い切れませんが、無闇に斜め読みするのはただ無意味な読破数を増やすだけで、何のためにもなりません。

せっかくの読書です。何のために本を読むのかを考えて、ためになる読み方をしていきましょう。

たまにはカフェでの読書も乙なもの

決して格好つけているとかそういうのではありません。家だけでなくカフェで本を読んでみるのも、時として集中力を上げることにつながります。

というのも、人は同じ環境でばかり作業をしているとついついダレてしまうもの。カフェならば人の目もありますし、何かの作業をするならうってつけです。

というわけで、時には家ではない他の環境でじっくり本を読んでみるのもいかがでしょう?家では味わえない刺激を味わうことができる……かも?

ホットヨガ

ホットヨガは、多くの効果を期待できる趣味と言えるでしょう。

即効性がないので長続きできるかどうかが鬼門なところがありますが、もし長く続けることができたら、以下の強みを実感できるかも?

ダイエット

ホットヨガの代表的な効果効能ですね。体の内側の筋肉である体幹を鍛える効果があるとされています。

この体幹がなかなか鍛えるのが難しいのですが、体にはとても重要なもの。ここが鍛えられることで太りにくい体が形成されていきます。

ダイエットに直接の影響はありませんが、リバウンドしづらくなるのは十分な効果と言えるのではないでしょうか。

運動不足解消

ホットヨガ、緩いと見せかけて意外とエネルギーを使います。筋肉痛になったという声も聞きますね。

実際、体幹はなかなか鍛えるのが難しい場所。普通に運動していても、鍛えるのは疎かになってしまいます。

ホットヨガではそんな体幹を鍛えるような動きが多いので、実質的に運動不足の解消にも期待できるというわけですね。

美肌効果

ホットヨガに限った話ではありませんが、汗を掻くと自然と美肌効果が期待できます

汗には体温調節の他に保湿、毛穴の掃除、肌のバリア機能のサポート、余計な老廃物の排出といった効果があります。

要するに、肌をきれいにするための行為というわけですね。

特に通いはじめは、非常に汗をかきやすいと想います。

当然しっかりケアすることが大前提ではありますが、美肌効果はあると言えるでしょう。

代謝の改善

ホットヨガには、代謝を上げる効果があるとされています。代謝が高まると体温が上がり、内臓も細胞も動きが活発になります。

代謝が上がり内臓や細胞が活発になることで、血行が良くなったり肌のターンオーバーがスムーズになり、結果としてアンチエイジングを期待できるかも。

また、純粋に冷えや浮腫といった症状の改善にも役立ちます。冷えもむくみも血行不良によって引き起こされるところがありますので……

ストレス解消

人間とは不思議なもので、運動をすることによってストレスを解消するという結果が出ています。

ホットヨガも、動きが緩慢とはいえ立派な運動です。ストレス解消、リラックスに関しては一定の効果が実感できることでしょう。

ただしダメな人もいる

妊娠中だったり体のどこかが悪くて医者に止められたりしている場合、当然ですがホットヨガは行えません。

そこは主治医と要相談ですね。

タダではない点は注意

スタジオに通うということは、当然お金がかかります。

まあ「お金がかかる分本気になれる」というメリットはありますが……それにしてもそのせいで生活が成り立たなくなればよろしくありません。

しっかりと、ご自身のお財布事情と相談の上でお決めください。

カルドは、全国に展開しているホットヨガ教室です。

当日予約OK、手ぶらで問題なしのホットヨガ教室で、特別な器具や備品の購入の必要がないのが魅力ですね。

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ホットヨガのカルド

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