人生に疲れた時ほど、あえてがんばらないのもいいんと違う?

自分の生き方
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人生、必ずしも順風満帆とは言えません。うまくいかない時のほうが多いでしょう。そしてドツボにはまればはまるほど、疲れ果てて何もしたくなくなることもあるはずです。

で、こういうときほど焦って状況を何とかしようという気持ちも芽生えやすくなりますし、周りが「逃げるな」「戦え」と、事情も知ろうともせず人格者ぶって説教してくることだってあるでしょう。

ただまあ、こういうとき、動けば動くほど余計に体力を使ってしまうものです。こういうときくらい、別にあえて動かない選択肢もあるんじゃないでしょうか?

星の巡りが悪い時だってある

人生、どうやっても調子が悪い時もあります。ほぼ完璧な計算が狙ったような奇跡によって崩されることも、何をどうやっても100%結果が裏目に出る時だって存在します。

「人生に疲れを感じる原因は、おおよそ「うまくいかない」「何をやっていいのかわからない」「やりたいことがあるのに動けない」と、おおよそこんなところでしょう。

人間50年、現代となってはそれすら超えて80ちょっと。我々はそんな長い期間生かされるわけですから、そりゃダメな時もあります。しょうがないのです。

こういう時、大概は一旦諦めて力を溜めるのが最適解のケースも多いでしょう。

運命をぶち破る姿、逆境をはねのける人は格好いいですよね。格好いいから多くの人が憧れるし、周りの連中だってそういう人の実績を基準に考えた答えを押し付けることも普通にあります。

ただね、そういうのはよほどうまくいろんな要素が嚙み合わなければなりません。少なくとも本人の能力や思考の他に、逆境で輝く悪運がないことには、そんな輝かしい逆転劇はまずないと思いますよ。

だから、何もかもダメなときは一旦止まってみましょう。下手に動くのではなく、ゆっくりと逆境をぶち破れる瞬間を待ちましょう。

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疲れた時にやること

さて……「時期を待て」といっても、待っている間はどう過ごせばいいのか気になりますよね。

まあこれに対する答えはかなり月並みですが……一応、ある程度の答えを出してみたいと思います。参考になれば何より。

まず休む!

他にもいろいろとやれることはありますが……まず何より最重要事項です。しっかり休み、しっかり寝よう!

パンクした頭とくたばり果てた体では、やりたいことがあろうがやらないといけないことがあろうが、どのみちロクなことになりません。打開策を考えてもネガティブ思考ばかりが頭をよぎり、とにかく作業をしようが何をしようが身が入らないのは必然です。

こういう時に焦ったり周りに好き勝手言われたりした人は、大抵最後は人生をどうでもいいものとして全て諦めることに繋がるのです。

肝心なのはまず回復!ゆっくり体を休め、しっかり寝て、万全の体を作りましょう。

食べるのも旅行も面白い

とにかく肝心なのは、心身のリフレッシュです。よく眠り、おいしいものを食べ、好きなように過ごす。これもいい気分転換になるでしょう。

行きたい場所にふらっと旅行に行ってみるのも悪くないですね。例えば行楽地に出かけて温泉に入り、ご当地のおいしいものを食べ、これでもかとゆっくり眠る。お酒が好きな人は晩酌に2~3杯ちょっといい酒を飲むのもよし。

これから回復すればまた頑張っていくことになるのですから、今はゆったりと自分の心をいたわってあげてください。

逆境を跳ね除けて栄光を掴んだ偉人も、ダメな時にはゆっくり休み、上手くいくようになってから動いて歴史に名を残してます。

あえて何もしないのもよし

休めと銘打っている通り、何もしたくないなら本当に何もしないのも手です。

それこそ1日しっかり休み、その日はスマホも見ずにただ寝て過ごす。特に体が疲れてる時や1人でいたいというタイプの人には、下手に旅行や食事を楽しむよりよほどよい休養になるでしょう。

ただ、特に思いつめやすい人に覚えておいていただきたいのですが……ひたすら寝たり休むのは「何もしない」のではありません。「万全の体調を整えるための回復行動」です。

疲れ果ててロクに動かない体では、何をするにも逆効果。それをしっかり理解し、その場はあえてやり過ごすことも覚えれば少しは楽になりますよ。

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あえて日常に触れてみる

よく言われてる言葉ですね。「日々の小さな幸せに感謝しなさい」。言葉はともかく世間で言われてる用法はぶっちゃけ嫌いな私ですが……実際、ああいうのは疲れているときには本当に気持ちを楽にしてくれます。

ちょっとした幸せ、身近な人とのちょっとした交流を「これではどうにもならない」などと思わず、そういうものに心がほぐれるようになれば、人生もマシに思えてきますよ。

しょーもないことで自分をほめてみる

日本人の多くは、自分であっても人であっても、よほどの偉業を成し遂げない限り「大したことはない」と過小評価してしまう傾向があります。不思議なことに、これは「人生に疲れた」と感じやすい人に多く見られる傾向でもあるのです。

例えば朝きちんと予定通りに起きるとか、溜まっていた家事をちょっと片付けるとか……そういうしょーもないことでも、実際やってみると結構しんどいですよね。

こういうの、本気で疲れてどうしようもなく死にたい時にやり遂げたら、なんかとんでもないことだと思いませんか?

いや、実際誰がどう思おうと、どれほど弱っていても日常生活をしっかり送れるのはめちゃくちゃすごいことです。

こういう時には、「しょーもない」とか「この程度」と思わず、自分をほめてみてはどうでしょう。人が何といおうと、何か1つでも作業を完遂したあなたはすごいです。

友達とカフェや食事に行ってみる

近くに会える友達がいる場合、そういう人との交流を持ってみるのも良い刺激や気分転換になりまよ。

意外かもしれませんが、こういう時に思い切って人に話したり甘えてみるのって、結構気持ちが軽くなります。

ただし、その場合1人や2人といった少数にばかり会う相手が偏らないように注意。愚痴や不満をぶちまけるのは限られた人にしかできませんが、交友関係は極端に狭すぎるとそれはそれで苦労します。人はその人自身の視点でしか物事を見れないし、相手が負担に思う場合もありますからね。

とにかく、人と遊ぶだけの気力が残っているときはいろんな視点を取り入れてみる。これも大事にしてください。

甘いものを食べたり自分へのご褒美を用意

特に女性のストレス発散で多いのが、自分へのご褒美にスイーツを用意すること。

まあ甘いものが苦手なら辛いものでもよかったりしますが……今食べたいものを食べてみるとか、やりたいゲームをやってみるとか……そうやって小さな欲求を満たしてみるのも立派な回復行動です。

「頑張れなかった自分への罰」とかやり始めると、やはりそのぶん調子が戻るのも遅れてしまいますよ。

自然を見るのも……

自然には癒しの効果があるとか何とか……。実際、疲れた時に森林浴とかやってると、気分か軽くなる気がします。

実際に木や水の多いところは人をリラックスさせるマイナスイオンが多く存在しますし、科学的にも証明はされてますね。

特に自然が好きなら、森とか滝を見に行くのもいいですよ。観光地でもない限りほとんど人がいないですし、1人でいたい人にもおすすめです。

マッサージで物理的にリラックスも

あとは、マッサージやスパ、入浴施設なんかで体からほぐしていくのもいいですね。

心と体は意外とリンクしているものです。体が元気になると、不思議と心も安らぎますよ。

次に備えて鍛えるもまたよし

さて、休んでほぐれて少し元気になってきたら、今度また動けるタイミングを迎えた時のためにいろいろと準備をするフェイズです。

休むだけでは、体も心も鈍ってしまいます。元気が出てきたら、体調も心も力も万全に整えておく。そうすれば、復帰した時に上手くいく可能性も上がります。

やることを勉強してみる

完全復活を遂げた時に以前やめたものをまた続けるのか、それとも新しいことを始めるのか……そのどちらにしても、やり方や必要な知識を今一度勉強しなおしてみるのと得られる経験も少なくありません。

ある程度余裕があってやることもないのなら、その時間をやりたいことに向けた勉強に使うのは十分有用です。

ただし、まだ本調子ではないので無理は禁物。コツコツと少しずつ、自分にできるペースで知識をものにしていきましょう。

無論、動けた自分を認めてほめてあげるのもお忘れなく。

物理的に鍛える

ストレスを感じるのは脳や精神だけではありません。実は動かないことで体もストレスを覚え、そのせいで気分が落ち込んだりイライラすることもあるのです。

というわけで、体が動くならエクササイズや筋トレで物理的に体を鍛えるのも効果ありです。

汗を流したら何故か「気持ちいい」と感じたことはありませんか?要はアレです。適度な運動は、心身どちらの病にも効果を発揮しますよ。

瞑想で自分の考えをまとめるのもアリ

瞑想と聞くと「心を落ち着かせるもの」というイメージがありますが……実際、心が落ち着けば自分がどうしたいのか見えてくる側面もあります。

特に「人生がしんどい」と言っている時は、あれこれ考えてしまってうまく思考がまとまらない時でもあります。

そういう時こそ、1度余計な情報を全部捨て、頭を空っぽにしてから方針を考えるのが効果的

瞑想の仕方はYouTubeでもサイトでもいろいろな場所に転がっています。自分が1番やりやすい方法で頭を空にし、心を落ち着けてから今後どうするか考えてみましょう。

頭を空にするのはなかなか難しいですが、やってみれば案外気持ちも晴れます。

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休み、食べ、鍛える、次に備える

よく眠り、よく食べ、よく鍛える。個人的には、これが疲れた時の大原則だと考えています。

実際、しっかりと休んで好きなものを食べ、好きなことを詰め込むことで、人の心身はリフレッシュしていきますし、それに「自分を鍛える」という行動が加わることで今後の行動もまとまりやすくなります。

ダメな時こそ慌てず、機を待ち、それまでにやれることをやる。回復やリフレッシュも、機を待つ間にやれる立派な行動のひとつですよ。

気持ちと体と力が自分に備われば、今度こそ万全な状態で事に臨めるはずです。

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