今回はちょっと雑談。下手すると陰口
詳細は避けますが、この間客の立場として、ちょっと面白いことを言っていた人とおしゃべりしてきました。
今回は、その面白いことを分解していきたいと思います。
とある人の言い分
どういう状況でそうなったかは伏せます。その上でのお話になりますが……まずは今回の主役である、とある方の言い分をば。
その方とはそれなりに長話をしたのですが、その中でもちょっとネタとして使えそうな話があったので、その内容を箇条書きで晒し上げピックアップしてみましょう。
- その方は東京出身
- 東京の人のオーラは綺麗ですごい
- 東京は高学歴やエリートの数が多く、なんでも一流がそろう場所
- 今いる土地は品がない
- ↑今いる土地の隣の地域が下品だから
- 東京の子供は寒いギャグを言っても笑わず無視するから品がいい
こんなところか。

オウどう考えてもイタい人の陰口じゃねーか
今回は、この発言をエニアグラム的観点から分解し、散々ネタにしてやろうエニア知識として共有しておこうと思った次第です。
その方のタイプ
その方、恐らくかなり不遇なタイプ3でしょう。
余談ですが、16タイプは妻ともども「ENFP」という結論で収まりました。
なんだかタイプ3とタイプ6あたりに対して当たりが強そうな気がしてきた当ブログですが……とりあえず、ネタとしてはおいしいので自己満足で分解していきます。
以下、エニアグラム的観点から見た彼の発言。どうかご笑覧くださいませ。
東京生まれ+東京人のオーラ
「東京生まれ」と前提を述べた上で、「東京のオーラはすごい」。
この発言からして、まず彼が「東京生まれの自分は無条件でオーラがすごい」と言いたくて仕方ないような気がしました。
その方はブルーカラーの仕事だったのですが……おそらく、「ブルーカラーは底辺の仕事」という認識を持っているのではないでしょうか。
そんな底辺のブルーカラーに甘んじている自分という現実と、「自分は優れた人間のはずだ」という理想が入り混じった姿。
多分それが、「優れたオーラを持つ東京人の端くれである自分」という存在だったのでしょう。

東京人やオーラという謎括りを利用しないと自尊心を保てなかった可能性
まさかよその土地で出会った人から東京人のオーラを説かれるとは思いませんでしたが……「オーラがすごい東京人という属性にすがりたいんだな」と考えると、ものすごく納得できてしまいました。
自分が放ったギャグを無視されるという屈辱すらもポジティブ評価に変えているあたり、東京人という括りに並々ならぬ思い入れと執着があるのは明白でしょう。
その上で「自分は東京生まれだけど」とわざわざ強調するあたり、「東京人だから私はすごいオーラを放っている」とアピールしたかったのかなと。そう思いました。
近隣のエリート地区を無視
実のところ妻はその地方一円で有名な超エリート地区(東京以外)の出身なのですが、自分から出身地を質問した割には華麗にスルーしていましたね。
一方で私の故郷は別地方の三流どころなのですが、そっちはしっかりネタにしてきました。
その後また東京のオーラの話に立ち返ったわけですが……ここからも何かの意図を感じるような、感じないような?
引き合いに出すのはあくまで近隣市町村
「この地は東京よりもオーラで劣る」と言いつつも、該当する市町村の具体的な話には基本的にノータッチ。その方は、近隣の治安が悪いとされる市町村ばかりを東京との引き合いに出し続けていました。
これには、主に二つの意図が考えられます。
まず一つは、「自分が住んでいる場所が悪いと思われたくない」。
もう一つは、「これと言って穢れポイントが見つからない」。
穢れた土地と認めたら死ぬ
悪い悪いと口では言っていますが、それでもオーラがきれいな東京人たる彼が住んでいる地域であることには違いありません。
その地を具体的にあしざまに言うということは、その地に住む自分を否定するのと同義なのでしょう。
決して地元愛などではありません。自分の尊厳のためです。
曲がりなりにもオーラが汚い市町村に住んでいるわけで、彼は日ごろから自分のオーラが穢される感覚に苛まれているのかもしれません。
だからこそこう思いたいわけです。「自分は穢されていない」。
穢れた土地で穢れを吸い込むことによって、自分自身も穢れた存在となる。ある意味自明の理です。
ですが、当人は澄んだオーラの持ち主でいたい。そのためには、自分は穢れを吸い込んではならない。
自分を穢れた人間だと認識したくないために、自分が住んでいる場所を穢れていると言うに言えないわけですね。

待って。今回ガチでただの悪口なんですけど
綺麗な東京人としては今住んでいる地方都市を穢れた土地と言わなければ格を保てず、かといって穢れていることを本当に認めてしまえば自分も穢れに染まったことになってしまう。
そんなジレンマを、彼の言い分の中から感じました。
穢れポイントがあまり見つからない
穢れ穢れと言ってきましたが、彼と出会った土地は立派な地方都市。文明はかなり発展している地域と言えるでしょう。
そのため、彼が言っている品のなさや穢れ……つまり文明と品格が欠けた類人猿的な何かからは程遠い土地と言っても過言ではありません。
だから大して「ここがクソ」「ここが穢れている」と言える場所がないわけですね。
だからこそ近隣のガラが悪い市町村ばかりを口に出して、今住んでいる土地を「悪い場所」とする根拠にしているわけです。
オーラが別格レベルで綺麗な東京人としては、地方都市のオーラを認めるわけにはいきません。
ですが「ここはオーラが悪い」と言い切る致命的な理由もないため、やむなく別市町村を引き合いに出している。そんな気がしました。
その人のタイプ3要素
さて、悪口材料は出揃いました。ここからは、上記のどこがタイプ3なのかを考えてみることにしましょう。
タイプ3のエリート意識
まず、タイプ3は不健全になればなるほどエリート意識を抱くようになります。
それは、多くの場合「自分はつまらない人間だ」という潜在的な自己意識を否定するかのように形成される、巨大な誇大妄想と言っても差し支えないでしょう。
彼の場合、ブルーカラーで働く底辺(自己認識)に対し、オーラが綺麗で素晴らしい東京人(誇大妄想)という構図に仕上がっていることは想像に難くありません。

どこまで行っても自分を偉い人だと思いたいわけですね。で、余裕をなくすにつれてその願望が支離滅裂で強烈な自己暗示に変わっていく、と
つまり、余裕がないタイプ3は、どのような荒唐無稽な理由を持ち出してでも「自分は優れた人間だ」というアピール・自己暗示を続ける。そういうことです。
この強烈なおまじないが「オーラ」という不可視のものであり、誰にも測れない=彼の優性を否定する材料に極めて乏しい根拠でもあるわけですね。
この辺は根源的恐れとかも関わっているので、調べてみると結構面白いです。
とりあえず私が根源的恐れ方面からタイプ3を解剖した記事もアップしておりますので、そちらでもペタリと……。
穢れという憎しみの言葉
穢れという言葉をダイレクトに使ったわけではありませんが、彼はどうにも今住んでいる場所を汚らわしく思っているような気がしました。
吐き捨てるように悪口を語る様から、それは容易に想像できます。
ところで、タイプ3は不健全になると、自分を貶めたと認識できる存在を(たとえ勘違いや逆恨みであっても)攻撃の対象にするという旨が書籍には記されています。
ここから想像つくのは、彼が今住んでいる場所を「自分を東京から追い出した流刑地」のように捉えているということ。
まだ冷静でいられるために陰口や愚痴で済んでいますが、今住んでいる土地を穢れ扱いするのも、もしかしたら彼なりの報復行為だったのかもしれません。
目の前の相手の優位は認めない
妻の出身地を華麗に無視したのも、こうやって思うとタイプ3要素だったのかもしれません。
余裕を失い不健全に陥ったタイプ3にとって、自分より優れた存在というものは敵でしかありません。
そして彼の場合、オーラが綺麗な場所=エリートが住む土地と関係がある存在は優れた存在と見なせるわけです。
要するに、妻は彼自身よりも優れた存在。正真正銘エリートが生まれた、「オーラに満ちた」土地の出身者ということですね。
ですが、まだ「自分には東京がある」と言い訳することができる分、いくらか冷静でいられた。そして何より、相手は客であってただの話し相手ではなかった。
この二点をもって、突っかかったり恨み節を言うのではなくスルーという選択ができたのかなと思います。

何だろう。東大や早慶出身と明らかにわかる人が目の前にいたら反射で刺しそう
「お前を認めるわけにはいかない」という意思表示と一種の冷静さ。この二つがあったので、質問自体をなかったことにして別の話題に乗り移った。私はこう解釈します。
まとめ
タイプ3は余裕があれば鷹揚に人を受け入れる大人物となりますが、ダメになってしまえば(こういうのも何だけど)結構みっともないです。
自分を必死に優れた人間だと思い込み、他をけなし、何としても自分の地位を保とうとして……。
正直実在の人物をネタにするあたり私もどっこいどっこいな気がしますが……とりあえず、おもしろいネタだったので共有しておきます。
というわけで、今回はちょっと面白いタイプ3のお話でした。
筆者:春眠ねむむ
X :@nemukedesiniso
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