珍しく(?)S型の予測検索で面白いものを見つけました。「ISFJ 男らしさ」。
ぶっちゃけてしまうと男らしさとはちょっと程遠いタイプだったりしますが、それでもちょっと男らしかったり、かっこよかったりするところは存在します。
というわけで、今回はISFJの男らしさについて色々と語っていきましょう!
ISFJは男らしいタイプではない
冒頭でもぶっちゃけましたが、ISFJは別段男らしいタイプではありません。どちらかというと、というか結構母性味が強いタイプでしょう。
一応伝統とか普遍的な価値観とか「それっぽいもの」を好むので、男性は雄々しさを出そうと奮闘している人も多いことでしょう。
ですが、どう足掻いても本質はその優しさと周囲への順応力にあります。間違っても「俺について来い!」とか力強く周囲を引っ張っていくタイプではないと言えるでしょう。
というより、はっきり言ってしまえばフォロワータイプ。エスコートするよりもされる方が安心する人たちですし、リーダーに忠実に着いていく補佐役に向いています。
どこまで行っても駒は駒です。グイグイ引っ張っていくとしても、任務に忠実な中間管理職が関の山でしょう
というわけで、雄々しさとは少々遠い位置にいるISFJ。彼らの男らしさは一体どこにあるのでしょうか?
ISFJの男らしさ
というわけで、ここからはISFJの男らしさについて考えていってみましょう。どういうところに、彼らの男らしさがあるのでしょうか?
敢然と好きな人を守る
まず私が取り上げていきたいISFJの男らしさはこれですね。
ISFJはフォロワータイプであり、同時に縁の下の力持ちタイプとも言われています。これが何を意味するのかというと、「大事な人に忠実な人たち」と捉えることもできるのではないでしょうか。
この特徴の何が男らしさと関係してるのか?むしろ男らしさと無縁なのではないか?そう思われた方も大勢いらっしゃるでしょう。
ですが、きちんとここには男らしさが眠っています。
……これ以上勿体ぶるのもアレなので、結論をお伝えしましょう。
「大切な人は死んでも守る」。これがISFJの代表的とも言える男らしさです。
ISFJは忠実な駒のような人たちです。大切な人の好きなことをしたり言おうとしますし、おべっかやごますりでなく本心からその人の気持ちになりきります。
なので、大切な人が困っていれば必ずと言っていいほど自分にできることを探しますし、もしチンピラに絡まれていたら怖いのを我慢して庇おうとすることもあるでしょう。
特に今回取り上げたいのは後者ですね。例え恐怖に足がすくんでも、大切な人を守るためには命を投げ出すこともある。これを男らしさと言わずしてなんと言えばいいのでしょうか?
男性ならば男らしくあろうとする
なんだか男らしさそのものではない気がしますが……男性は男らしくあろうとするも多い。これも男らしさに繋がる立派な特徴と言えます。
伝統や格式、特定の型を好むのがISFJという人たちです。
自分たちの中に集めた情報を使って組み上げたテンプレートを用意することもざらにあり、例えばそれはネットで調べた「男らしさ」を自分の中でそれっぽく組み上げた型であることもしばしばあるのです。
こうして組み上げた型を実戦でも使っていき、彼女ができた時なんかはその型を使って
何が言いたいかというと、要約すればこうです。
男らしくありたいと思う
↓
ネットや書籍で男らしさについて調べ、男らしさの知識を身につける
↓
集めた情報をもとに、自分なりに「男らしさ」を考えてみる
↓
考えた結果「これが男らしさなんだ!」と言えるようなテンプレートを作り上げる
↓
考えついた「男らしさ」というテンプレート通りに振る舞う
大体こういう手順で、ISFJ男性の男らしさは築かれていきます。
例えば彼女をエスコートする時なんかは、優しくエスコートする方法を調べ上げたりちょっと雰囲気のいい店を雑誌片手に調べたりしてますね。
「彼氏たるもの男らしくなければならない」という意識は、デート中に結構見られるのではないでしょうか?
結構頑固
まあ、これも男らしさと言えば男らしさ(?)ですね。
先ほどのデート云々の話をここでも扱うと、彼らは「書籍やネットに書いてあった男らしさ」「自分が形作った男らしさというテンプレート」に非常に忠実です。
これを裏返せば、書かれていることやテンプレート対して忠実すぎて、「これこそが男らしさの正解なんだ」と考えてしまいがちとなります。
要するに、書籍や自分が考えた男らしさを絶対的なもののように考えてしまいがちなんですよね。
そして、ISFJは自分が経験したことや目の前で起きている事実を重んじます。どういうことかというと、自分が味わったり起きたことのない現象や状況には非常に否定的です。
これらが合わさった結果、起こり得るのは頑固親父並みの芯の強さ。時に頑迷さ。
頑固一徹という言葉がまさに当てはまる瞬間が、ISFJにも存在します。それが、自分が「こうだ」と思った正解が侵された時。つまり、実は間違いだった可能性に晒された時です。
人は自分が間違っていた可能性にぶつかった時、自分の考えに対する執着を強めることがあるとされています。
まさにISFJの経験則や得た知識が否定された時、彼らは非常に頑迷になるわけです。
ISxJは、例外を認めないことに定評がある種族です。それが頑迷さに繋がるわけですね。
例えば「この人にはこう接するのが正解!他の方法はない!」みたいな
実のところ、ISFJについて私なりに資料を見ずにまとめた記事もありまして……。
そちら、とにかく今の私が持ちえるISFJの知識を集めた集大成になっております。
興味がおありでしたら、ぜひご一読ください!
ISFJには男らしさと無縁の良さがある
なんだかんだ語ってみましたがやはりISFJの良さは男らしさだけではありません。というより、男らしさとは無縁のところに良さがあります。
というわけで、次はISFJの代表的な長所を軽く見てみましょう。
優しい
なんと言っても、やはりこれですね。特に身内への優しさはピカ1です。
ISFJは、心優しい人が多いタイプです。人の気持ちに寄り添い、「この人にはこう接するのがいい」という正解をいち早く見抜き、実行に移します。
そのため、ISFJに助けられたという人も多いのではないでしょうか。
やはりどこまで行っても身内に優しい人たちですね。時には甘いと言われることもありますが、人の気持ちになりきり、大切にできるのは素晴らしい長所と言ってもいいのではないでしょうか?
忠実
ISFJは、非常に大切な人に忠実かつ従順な人たちです。大切な人が苦しんでいる時には相談に乗りますし、大切な人の苦労を取り除きたいと本心から思えるのが強みのひとつです。
基本的にいい意味で自分がないので、頑迷な信念や人を押し退けてでも得をしようという精神が薄い人が多いです。そのため、特に気に入った人や目上の人にはとにかく忠実。その願いは可能な限り叶えてあげようとします。
察したり早とちりしてしまうINFJあたりと違って言われたことをしっかりと守るので、信頼感が違いますね。
控えめ
とにかく控えめなため、優しいにもかかわらず出しゃばらない。これもISFJの強みと言えるのではないでしょうか。
誰かが風邪をひいたとして、頼まれていないのに家に押しかける……なんてことは基本的にしない人たちですね。その人の仕事を静かに片付けるとか、そんな感じの対応をしますね。
基本的に出過ぎたことをしないタイプなので、「控えめなお人好し」という印象を受けやすいです。
献身的
ISFJは控えめにもかかわらず、かなり献身的なタイプと言えます。
身内に怪我をした人がいれば「何かできることはないか」とかなり考えますし、実際に(邪魔でないと確信できれば)行動に移します。
「これをして」言われれば理不尽なものでない限り従いますし、大事な人は死んでも守ります。
とにかく人に尽くすのが上手く、そういった意味でもフォロワータイプですね。
気持ちに共感できる
他人の気持ちに共感し、なりきることが上手いタイプです。そのため大半の人に対して同情的で、優しいのが特徴ですね。
人の気持ちを察する力が強いですが、それらは「相手だったらどう思うか」に重きを置いているからこそ身についた能力と言えます。
もっとも、それらの共感はすべて自分が見たり感じた範疇のものに留まりますが(推察は基本的に嫌い)、それでも感受性はめちゃくちゃ高いと言えるでしょう。
確実性が高い
基本的に確立された方法を好み、非常に物事に対する確実性が高いと言いますか、堅実でそつのない働きをします。
これらは働き方に対して特に現れやすい特徴ですね。
確実な道を着実に進むので、何をするにも精密で完成度が高いです。立ち回りは器用な方ではありませんが、その確実性から信頼を得やすいです。
とにかく忠実
とにかく大切な人・きちんとした指示ができる人に忠実です。間違っても輪を破壊するタイプではありません。
従順で忠実なタイプなので言われた範疇からはみ出したことをせず、組織人として非常に有用な人たちですね。重宝するかどうかは別としても、組織人としての彼らを邪険にする人はほぼいません。
時折従順すぎて心配になりますが、彼らのような人々がいなければ組織は回りません。そういう意味では、決して不要な人たちではないのです。
潤滑剤としての役割はピカイチ
総じて言えば、組織を上手く回す上での潤滑剤としては非常に優れた人たちと言えるでしょう。
上からの指示は忠実、それでいて下の人間に高圧的な人は少数。組織の意向や周囲の気持ちを常に意識しており、心優しく相談役もできる。間違いなく組織内の人間関係を円滑にするタイプですね。
難点は組織外の人間や自分の理解の範疇を超えた人間には冷ややか、あるいは敵対的な点ですが……組織人としてはそれくらいの方がいいのかもしれません。
まとめ
というわけで、今回はISFJの男らしさについてまとめてみました。
男らしさと関係ない長所の方が明らかに多いあたり、間違っても雄々しさに強みがあるタイプではありませんね。
いわゆる「寡黙に熱くあらゆる面で豪快で、それでいて義理人情に厚い」という感じの男らしさとはほぼ無縁、当てはまるとすれば義理人情くらいでしょうか。
ですが、ISFJ男性がみんな女々しくてみっともないのかというと、そうでもない。
そう考えると、男性としての良さは男らしさだけでないことがわかりますね。
どちらかというと女性らしさの方がイメージが強いですが、男性が全員ナヨっとしてるかというとそうでもない。面白い人たちです。
とはいえ順応性はかなり高い方なので、男らしさを求められると意外といい線いけるかも?
何にせよ、男らしさよりも優しさが先行するタイプではあります。
誰にも一律の基準を設けて優劣で見るのではなく、できればその人その人に合った良さを見ていきたいものですね。
といったところで、今回はここまでですね。他にも色々と記事を上げていますので、試しに見ていっていただけると幸いです。
筆者:春眠ねむむ
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