今回はタイトルでネタバレしてますね。
なぜINTPがぼーっとしてるのか?簡単に言えば、それはずっと考えているからです。
どういうことなのか?さっそく理由や意味を掘り起こしてみましょう。
INTPは考えすぎるほどに考える
INTPの頭の中は、常に思考でいっぱいです。
「あれはどういう意味があるのか?」「これはどうしてこうなるのか」「これを改良したらどうなるだろうか?」などなど……常に何かを考えていなければ気が済まないタイプの人たちですね。
そのため、その思考回路や考えを知っている人たちからの評価は「考えすぎ」。あれはこれはと絶え間なく物事を考えまくるので、次第にその考えは深くなりがちです。
たまーにぼやっとしながらとんでもなく深い考察や意外な着眼点からの意見を言う人がいますが、もしかしたらそんな人たちはINTPか、それに近いタイプなのかもしれません。
一方、その考えすぎな本分からか、理解者はかなり少ないです。
思考が深すぎて、その思考や解析結果を理解できる人がほとんどいないわけですね。狂人か愚か者か、よくて深読みしすぎ扱いです。
とにかく一般の人たちが理解できないくらいに考えて続けているため、「何でもかんでも考えすぎ」と周囲から思われてしまいます。
INTPがぼーっとしている理由
タイトルでネタバレしていますが……INTPがぼーっとしている理由は、考えすぎているからです。
何が言いたいかというと、持ち得るリソースのほとんどを思考に費やしているわけですね。
前を見るよりまずは思考。周囲に目を向けるよりまずは思考。
とにかく思考を最優先にするため、目の前のことや他者への反応に割くリソースがほとんど残っていないことがしばしばです。
私は人と接するより何か考えていた方が気が楽ですね。
人間関係、マジで嫌い
生来考え事が好きなのもあって、何をするにもひたすら考えてその考察や思考を深め続けるわけですね。
そんなわけで、INTPは常にあれこれと考えすぎて目先に意識が向きづらく、常にぼーっとしているように見えるのです。
ある意味「ぼーっとしている」は正解
また、ある意味では「ぼーっとしている」は正解に近い側面もあります。
というのも、INTPはキリっとして意識を全集中しながら必死に考えているわけではありません。常にぼんやりと、「あー、そういえばこれってどんな意味があるんかなー」くらいにゆるい気持ちで物事を考察しています。
好きなことを考えるときはさすがに脳内ははつらつとしていますが、この人たちは特別好きでもないことであっても、なんとなく考えてしまいます。もはや考えることが癖になっているわけですね。
こういう何気ないことを考えるときは、基本的にぼやっとしています。
冷静沈着と言えば冷静沈着なのですが、それ以上にものすごくゆるいです。
どこを見ているのかわからないような目で物事をいろいろ考えるのも、INTPがぼーっとしているとされる所以なのです。
思考ばかりで周りを見ていない
INTPの頭の中は、いつも考え事でいっぱいです。
それも「明日の夕飯は何をしようか」みたいな話ではなく、「これがこうなって、ああなって……」といったような複雑な話です。
これらを考えるときは、決まって思考にリソースが持っていかれます。
そのため、ぼーっとしているように見えます。というより、ぼーっと考えています。
そのため、よく「あの人はなんだかいつもぼーっとしている」という評価を受けやすいです。
目の前のことにそこまで興味がない
目の前のあれこれへの興味のなさも、またINTPがぼーっとしている理由のひとつですね。
基本的に考え事を好む人たちなので、周りを見ていないこともしばしばあります。
そのため、とにかく現実に興味を持たない。目の前で起きたことをつぶさに観察したり周囲の空気を感じ取るよりも、自分が感じ取ったことを元手に考え事をしたい人たちです。
これもまた、INTPがぼーっとしている理由ですね。
ぼーっとした結果何が起こるのか
今回の主題はINTPがぼーっとしている理由についてですが、せっかくなので、ぼーっとした結果何が起こるのかについても考えてみましょう。
話しかけられてもなかなか気づかない・うまく応対できない
INTPは基本的に考えることで頭がいっぱいです。そのため、目の前の会話に集中できないことがしばしばります。
これは知り合いのINTPの話なのですが、その人はしばしば「話聞いてるの?」と怒られたり、話を振られてもちょっと悩んだ後に聞いてたフリや知ったかぶりでやり過ごそうとしたりしていました。
決して悪い人でもないし頭もいい人だったのですが、その点だけは周りに「なんだかな」と思われていましたね。
このように、話を聞いてるんだか聞いてないんだかわからないところがあるのがINTPです。
締め切り期限を忘れる
宿題の提出期限だったり、あるいは仕事の納期だったり……何かの締め切り期限を忘れてしまうのも、INTPにはよくある話ですね。
こういった時限付きの話は天敵の一つです。あれこれ考えているうちに時間をどんどん消費してしまい、結局期限を過ぎたりそもそも期限を忘れてしまったりします。
これも例の知り合いの話なのですが、その人はよく期限や約束に関しては「え、それ何だっけ?」とすっとぼけてしまいます。
そのため、必ず期限前に確認が必要な人でしたね。
同じく忘れがちなINxJなんかは言われると「あー、そんなこともあったあった」と思い出すのですが、INTPは考え事の海に沈んで完全に抜け落ちてしまうことも珍しくありません。
人付き合いを避ける
避けるというより、機会を逃すという方がしっくり来ますね。
INTPはあれこれと一人で考えている時間が好きなので、基本的に人に話しかけたり仲良くするということをしません。
そのために、人伝にやってくる機会をとにかく逃してしまいます。
人といるより一人の時間が好きな人が多いのも原因ではありますが……人付き合いができない要因は「ぼーっと考えているうちに機会を逃した」というのも大きいです。
とにかく気付けない
目の前の状況、見ればわかること、人間関係のあれこれ……とにかく多岐に渡りますが、とりあえず見えてないです。
考え事にリソースの大半を持っていかれているので、とにかく目の前を見たり空気を感じ取る目や感覚が節穴になりがちですね。
考えることが得意ということは、何も考えずに見たままを記録するのが苦手ということ。脳内のデータバンクも容量も考える事でいっぱいなので、目の前を見るための余力があまり残っていないのです。
そのせいで、とにかく気付けませんね。気づくの、大の苦手です。
考えることが得意なので、そのぶんただ見ること・感じることがなかなかできないわけです。
まとめ
というわけで、今回はINTPがぼーっとしている理由についてでした。
もともと目の前の現実にうまく対応することが長所ではありません。その強みは、深い考察力やタフネスという言う他ない圧倒的な思考力・思考における耐久力です。
ずーっと考え事をしているので、当然その分ぼーっとして見えます。
思考を止めて目の前に対応するのが苦手なので、とにかく反応が鈍いわけですね。
ですが先述の通り、現実への対応を捨てているぶん思考力は圧倒的です。
どうせならその思考力を活かせる場所に身を置き、その知力を存分に活かしてもらいたいところですね。
今回の記事はお気に召していただけましたでしょうか?
実のところ、INTPについて資料に頼らず、独自の見解でまとめた記事も公開しております。
もし今回の記事で「こいつ、なかなかやるな」「面白い」など思われたのでしたら、独自見解の方もご覧いただけますと大変嬉しいです!
筆者:春眠ねむむ
X :@nemukedesiniso
threads:@shunmin.nemui
コメント
はじめまして。いつも楽しく拝見させて頂いてます。
突然ですが、質問をひとつ、いいでしょうか?
自認 intp
遺伝子検査結果(chat GENE)←唾液で調べるやつなんですが、ビッグファイブの結果も出してくれる。
外向性 95パー
開放性 99パー
協調性 29パー(共感力は24パーでした)
誠実性 70パー
神経症傾向 79パー
ちなみにパリピ遺伝子98パー、冒険心92パー、心配性(じゃない傾向)84パー。
しかし友達ゼロの社不。ご近所のダベリングに参加するのすら面倒で外出は夜討ち朝駆け昼飯時。社交は削りに削って最低限。パッと見は絶対に内向型。
・・・・こういう場合、intp/entpのどちらで判断されますか??
クロシロ様
いつもご愛読くださりありがとうございます!
さて、タイプ診断の件なのですが……当方では行っておりませんのであしからず……
とりあえず申し上げるとすれば、「内向に見える外向もいれば、その逆もあり」ということでしょうか。
社交を削るという特徴自体よりも、なぜそうされるのかを考えてみてはいかがでしょう?それで見えてくるものもあるかもしれません。
お返事ありがとうございます。
「どちらか診断してほしいんです!」というわけではなかったんですよ。なんか無駄にお手間取らせてしまって申し訳ありません。
まぎらわしっぽいパターンの場合だと、何を最優先に判断されるんだろう??
・・・というちょっとした興味からの書き込みでした。社交の件もそのための材料というか。自己分析も済んでおりますし、特に悩んだりもしてませんのでぜひお気遣いなく!