うちのテンションは崩しません。春眠ねむむです。
以前に「〇〇ランキングシリーズが欲しい」というお声をいただいたので、ちょっとエンタメ界隈にお邪魔します。
とはいえ、これ、どこでも見かける内容ですよね。というわけで、うちではうち流に、ざっくりと、しかしそれっぽさは出しつつ、ご新規様が来ればいいなという絶望的な期待を寄せてやっていこうと思います。

テンション低いですね!もっと盛り上げていこうぜ、ヘイヘイ!!
……疲れた
だいたいこんなノリでやりつつ他と違う視点も混ぜていきますので、ぜひ見てね!お願いご新規様!
全体順位はこんな感じ
さて、生きづらさを抱えている方相手にチャラチャラやってもアレでしょう。内での順位はこうさせていただきました。
第1位 | INFP | 現代社会と致命的に何かが違う |
第2位 | INFJ | 見ている理想が異次元すぎる |
第3位 | INTP | 仲良しを作る能力が無さすぎる |
第4位 | INTJ | 競争社会に適応するが見るものは異次元 |
第5位 | ENFJ | 人の輪の中で暮らせるんだか暮らせないんだか…… |
第6位 | ENFP | 矢継ぎ早の思考に周りがついていけない |
第7位 | ISFP | 周囲に適応しやすいが競争社会適性× |
第8位 | ENTP | 経歴の煩雑さや逆張り姿勢が信用されにくい |
第9位 | ISFJ | 優しさが足を引っ張ったり身を助けたりする |
第10位 | ENTJ | N型のくせにやたらとやり手が多い |
第11位 | ESFP | 陽キャ属性で結構愛される |
第12位 | ISTJ | 兵卒適性が生きやすさを加速させる |
第13位 | ISTP | 孤立しやすいがなんだかんだやっていける |
第14位 | ESFJ | ホスピタリティで結構やっていける |
第15位 | ESTJ | 競争社会の鬼 |
第16位 | ESTP | どこに放り込んでも普通に適応しそう |

大体他所様と同じような結果になって草
見たことがあるような結果に収まりましたが、理由に関しては他所と違う……といいなぁ。
ともあれ、ここから「どういうことなのか」をざっくりと見ていきましょう。
第1位:INFP
INFPが一位。どこでもそう。うちでもそう。
なんというか、長所と現代社会に求められるものが噛み合ってないんですよね。
INFPは既存道徳を超えた高度な倫理規定や無から生み出されたオリジナル価値観を植え付けていく。現代社会曰く「そんなことどうでもいいから結果出せ。勝て」。
この辺りの絶望的なまでの噛み合わなさが、INFP=生きづらいというイメージを加速させていきます。
そもそも実務的性が非常に低いと言えるでしょう。あれこれと考えすぎたりそもそも非競争の人だったりこだわりが強かったりと、あらゆる要素が実務能力と乖離しているでしょう。
NF型は理想主義者と言われますが、その中でもぶっちぎりに「こうあればいいなぁ」というぼんやりとした理想が先走りまくるタイプ。
現実的視点を持つ参謀をつけてアイデアマンに徹すればいい仕事をするのですが、それでも非現実・実現困難なこだわりを出しまくるので、アイデアを現実に結びつけるのには苦労が伴います。
生きづらさがアイデンティティ
そんなこんなでとにかく現代社会適応度×なINFPですが、個人的に引っかかる点がひとつ。
どうにも、生きづらさをアイデンティティにしている人が多いような気がするんですよね。
生きづらい。生きづらいからこその自分。
これでは生きづらさが改善されることは永劫ありません。
夢は見る。生きづらさも自覚する。でも夢は夢のままにしておくし、生きづらさをそのままにしておく。そんな感じの人たちでしょうか。
「INFP。だから生きづらい」。
INFPを行きづらさの理由にして、生きづらさを自分自身のアイデンティティにする。こうして社会への適応性を失っていくINFPも、見ていると結構多い気がします。
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第2位:INFJ
INFJが二位につくのも、割とよくある話ですね。どこでもそうです。
NF型は理想主義者と言われており、とりわけINFはその傾向がかなり強くなります。
つまりINFJもかなりの理想主義者。しかも「全人類が大なり小なり生きがいを持って暮らす」みたいなスケールの大きな夢ばかりを持つため、まずもって実現しません。
一応INFPとの違いは自分なりに夢の実現に向けて動くことですが、それでも理想のスケールの大きさと身の丈が噛み合っていないために空回りすることが多いです。
ファンもアンチもつきやすく、とりわけアンチの攻撃にはかなり晒されやすいといえます。
理想は常に人に向くのに、人からは謎に嫌われる。こうやって精神を磨耗していくこともしばしばです。

要は理想に溺れていると。
クズは自分の利益のためだけに動くから利益を得ますが、この人たちは根本から利益に興味ないから弱いまま、しかも理想を解さない連中を敵に回しますからね。
何もできない雑魚のままアンチばかりが増えていくという構図です
共感性VS一人になりたい
INFJは共感性の強いタイプ。これはネットで言われてる「痛かったね」みたいな単純なものではなく、もっと相手の心理を時に的確に、時に深読みしまくったりアンジャッシュ的に勘違いして読み取りつつ深く理解する力です。
つまり「痛かった」ではなく「どうして痛かったのか」とか色々考えたりして自分まで痛くなるようなタイプですね。
そのため、基本的に苦しむ弱者や苦難を抱えている人に目線が行きやすく、理想もその人たちの救済に関連したものであることは少なくありません。
ですが、その一方で一人でいることを望んでもいるのがINFJという存在。
要は二律背反ですね。人と一緒に生きたいんだか一人で細々やりたいんだか、中途半端な立ち位置に堕ちつことが多いです。
本当は一人でいたいのに理想のため人々と関わることを余儀なくされた人とか、本当多いこと多いこと……。
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第3位:INTP
生きづらさを感じやすいといえば、INTPも外せないですね。
N型かつF型としての機能が死滅しており、とにかく人と仲良くなるとっかかりができないタイプです。本人たちは気にしないことも多いけど。
結局のところ、人生とは人と人とのつながりが高頻度でものを言います。そのため、人脈作りに関わる能力が壊滅しているINTPは、結構な割合で損します。

人との関わりかー。正直めんどくさいんですよね。無意味というか。
そんなことより好きなことして好きなように生きたい
↑大半がこんな調子です。
人脈作りに興味がないため、他者の引き立てを期待できない。そして適したポストも用意されず、閑職に追いやられる。
よくあるINTPの人生です。
理屈へのこだわりもヤバい
INFPが「こうあるべき」という理想にこだわるのであれば、INTPは理屈にこだわります。
「ここが噛み合っていない」とか「あなたの意見のここが矛盾している」とか、とにかく論理的な一貫性を常に求め続けるところがあるわけですね。
現実も社会も矛盾だらけです。理屈が通用しない常識やルールもあります。
正しさを追求する姿勢から常識への適応能力が低いため、前述の人脈形成能力の低さと合わさって干されやすい性質の持ち主なのです。
特に日本はSFJ社会とも言われており、INTPが苦手とするS型、F型の能力を強く求められます。場所によっては実務能力以上に迎合能力を重要視されるでしょう。
ですがINTPはというと、そういう無意味な同調や忖度には一切興味を示さず、理屈が噛み合っていない命令にはナチュラルに噛みつき、誰とも仲良くしないため嫌われやすい。
俗にいう陰キャオタク属性も持ち合わせているため、日本社会の中ではトップクラスに生きづらい人たちと言えるかもしれません。
第4位:INTJ
INTJの生きづらさは、INTPと同じく人脈形成能力の無さ。やもすればINTP以上に馴れ合わないかもしれません。
というか、気に入った人以外に心を開くことはほぼありませんね。多数派からは大概嫌われるし興味も持ちません。
ですが救いは一応あります。それが、合理性と現代社会への適応力。
INTJはいい意味で非情な一面があり、合理的観点と競争には意外と興味を示します。
そして思考回路がS型にはないほどに理論やロジックに偏っているため、常識や既存価値観を超えた効果的なシステムを構築することもできるかもしれません。
ですが、見ているものは異次元。INFJと違って理想を追い求めるところはありませんが、それでもその合理性と普通が通用しないぶっ飛んだ思想には常人の理解が及びません。
過ぎたるは……
INTJは鋭い先見性と、真理とやらを見抜く目を持ちます。大抵の物事に対しては「いや、この方がいいだろ」とぶっ飛んだ案を出し、それは高確率で機能するでしょう。
ですが、そのぶっ飛んだ思考は2つの短所を招きます。
・観察力不足
・周囲の不理解
INTJはどうしても洞察に頼りまくるので、「こうなっている」という現実や目の前の物事をそのまま見据えることができません。大抵何かしらの脚色や予測が入ってしまいます。
また、ぶっ飛びすぎるあまり周囲がついていけません。「何言ってるんだこいつは」「絶対バカだ」と、能力が高くても低く見積もられることもあるかもしれません。
この2つの短所は大きなもので、INTJが実務社会で下積みできない要因の一つとなってしまっています。
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第5位:ENFJ
ENFJの生きづらさは、もっぱら当人たちの適性と性格的特徴の違いにあります。
まず、ENFJは一般的な価値観で言えば生きやすい人たちです。今回のランキングを客観視すれば、もう少し下位にいてもおかしくありません。
コミュニケーション能力もある。面白い話もできる。相手に合わせてあげることもできる。人望もある。完全なコミュ強です。
ただ、それと同じく敵も多く、繊細で、時々一人でいたいと思う。ここが能力とのバッティングポイントです。
NF型は理想主義タイプ。とすれば自然と自分の中に理想や強い価値観を擁しており、それを大なり小なり主張してしまう。
そのために、敵を作りやすい一面もあるんですよね。しかも当人たちは繊細で、敵の存在を憂いてなんとかしたいと思う。でもどうにもならないから、疲れて一人でいたいとも思う。
ですが、その「一人でいたい」という願望を周囲の仲間は許してくれません。そのため、意外と生きづらさを感じやすいタイプなんですよね。

NJ自体見てるものがおかしすぎて、生きづらい要素を持ってるんですよね。
ENTJが効率お化けすぎるだけで、あとは窮屈さを感じてます
理想の大きさも足を引っ張る
INFJ同様、ENFJもスケールの大きな理想を描きます。
さて、ここまで飛ばさずじっくり読んでくださった方はもうおわかりですね。理想が大きすぎて、自分の体がついていきません。
しかもINFJ以上に人間志向。そのためにコンディションも人に左右されやすく、理想を解さない人だらけの環境だと非常にフラストレーションを溜めやすいです。
一応コミュ強なのでその気になれば味方の2、3も作れますが、そもそも「理想を必要とする人は少ない」という現実に押しつぶされてしまうENFJも少なくはないようです。
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第6位:ENFP
ENFPもまた、生きづらさを抱えたタイプ。ぶっちゃけENFJとは僅差といったところでしょう。
ENFPもまた「これがいい」という強い価値観・理想を持っており、とりわけ自分の価値観を全面に出したい欲求を抱えています。
しかもその価値観から派生した思考はとにかく爆発的。どこまでも広がっていきます。
そのため、人がついていけないことが多々あるんですよね。
NF型ゆえにそもそも理想を理解してくれない人が多い。しかもその場その場で次々と色々なものに目線が向くから、結局周囲の人からすると何を目指しているのかわからない。
当人の中では一貫性があるのですが、それを理解できる人は少なそうです。

なんというか、全てがぶっ飛んでますね。
色んな意味で「何なんだこいつは」って輩が多いです
アイデアマンに徹すればあるいは……
「あ、あれいいな!!」とか、「これがしたくなった!」とか。そういう「色々なものに目移りする」というのは、場合によっては強みにもなります。アイデアマンです。
色々なものを取り入れ、革新的に物事を推し進めたいという組織の中では、とりわけ異彩を放つことができるでしょう。

まあ日本にそんな組織がどれだけあるんだって話ですけどね
ただし「手順通りにコツコツと」という仕事ができないため、あくまで企画だけです。
とはいえ、結局は実務社会。実務能力が評価されることがほとんどで、ENFPの出る幕がほとんどないのが現状ですが。
一応陽気な人たちではあるし最低限の現実は見れるので、そこをどう活かしていくか次第ですね。
第7位:ISFP
S型の生きづらさトップバッターはISFPです。ここまで順位が低いことに驚いた方も少なくないはず。
というのもこの順位になったのには理由があってですね。このタイプ、その場への適応力はめちゃくちゃ高いのです。
普通にその場の空気に馴染み、当たり前のように波に乗る。これができるので、目立たずとも普通に暮らしていけるわけですね。
陽キャも陰キャもいるタイプですが、一様に悪目立ちしない器用さを持ち合わせていることには変わりないでしょう。
また、ISPは理想と現実のバランスが取れていることが多いのも強みですね。
現実を見つつ、程よく理想を見る。
こんな具合なので、大半が生きづらいということはないでしょう。
競争・同調は苦手
とはいえ、生きづらい理由もしっかりと存在しています。
それが、競争にも同調にも向かないこと。
ISFPは心優しいタイプですが、その優しさをむやみやたらに見せることはありません。むしろ優しくするのは気に入った人限定と言えるでしょう。
そのため、まず「集団に同調する」「強い者に取り入る」「周囲と歩調を合わせる」というのが苦手です。派閥に忠誠を誓いませんからね。
また、ISFPは競争も苦手。
あまり自己主張しない人も多いため損を押し付けられることも少なくなく、人事評価においては「労多くして功少なし」を文字通り体現しやすいところがあります。
とにかく人に評価されるのが苦手なわけですね。気に入った人と仲良くする方が性に合っています。
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第8位:ENTP
ENTPは、まあ普通にやっていけるでしょう。
社交的で陽気な人も多く、そのため普通に友達が多い人も多いはず。普通にやっていれば。
こいうこと言うと「そもそも普通の定義は何だ?」とつっかかってくるのがNTPなわけですが、一応そういうところが生きにくさの一つと言えるか。
とはいえ、個対個の関係を結ぶことにかけては特に難がないタイプと言えます。
ENPは内面に暗いものを持っていますが、それを表に出さず、普通に人と仲良くやれますね。
INTPほど孤立せず、ですが孤立を恐れないところもまた生きやすさと言えるでしょう。結局は誰かと一緒にいてもいなくてもやっていけるわけですね。
集団内では苦しいか
一方、集団や組織の中ではなかなか評価されない、というかほぼほぼマイナス評価を食らうことも多いタイプと言えます。
というのもこのタイプ、あえて場を引っ搔き回すことがありまして……。
例えばあえて失言してみたり、論戦をふっかけてみたりなど、何かと問題児になることが少なくありません。
また、色々と目移りするために経歴が煩雑になりがちなのも組織的にはマイナスポイント。なかなか定着できないので、あまり信用されないことがしばしばです。
総じてその場の環境にうまく適応できないのが難点ですね。生きづらさに焦点を絞れば、特に喧嘩を売るのは致命的です。本人たちはあまり気にしないけど。
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第9位:ISFJ
何というか、全てが無難ですね。日本人タイプとも言われており、そのためか基本的に角が立ちません。
集団の意向や空気もしっかりと気にかけるため、よほどの問題児でもない限り孤立することはないでしょう。
ではなぜこの順位になったかというと、優しさと繊細さが原因ですね。
このタイプは優しさというかF型としての特性が強めなので、とにかく情に流されやすいところがあります。
そのため許してはならない相手を許したり、非情になるべき場面でなれなかったりと、その優しさが命取りになることもないとは言えません。
また、繊細なので場の空気に一喜一憂しやすいのも生きづらさポイントですね。

優しいだけの人も多いですね。何かと無難すぎて……。
え、失言だって?知らんし
とはいえ……
優しさが生きづらさの要因とは言ったものの、その優しさが身を助けることが多いのもまた事実。
結局のところ、日本社会は優しさが求められることも少なくありませんし、角のない人間を常に求めています。
その点、ISFJは十分に合格点ですね。アプローチや面接対策をしくじらなければ、大抵の組織にはうまく入れるし染まれることでしょう。
また、人の良さから恩を作りやすく、いざという時に助けてくれる人が現れるかも……。
総じて、普通の人に優しさが加わったようなタイプ。普通だからこそ生きやすく、繊細だからこそちょっと悩むこともある。そんな感じです。
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第10位:ENTJ
N型、とりわけNJ型は生きづらいです。ENTJを除いては。
基本、この人たちは孤立します。敵だらけだし組織や集団には馴染まないし、歯に衣着せぬ物言いをするし。
ではなぜこの順位かというと、以下の点が挙げられますね。
・特に気にしていない
・そもそも強すぎる
ENTJはそこまで孤立を気にしません。むしろ「邪魔な奴は去れ」とでも言いたげです。そのため、普通に孤立しても平気で生きていけるわけです。
また、そもそもの能力も高いですね。T型、とりわけNTとしての特性が最強レベルなので、合理性の塊。不要なものは秒で取り除きますし、必要なものは即座に取り入れます。
この合理徹底の基本姿勢が、ENTJをこの順位に押し上げているわけですね。

社会的成功を最も収めやすいタイプとも言われていますね。怖い奴は大抵人生うまくいく
理解者の少なさ
一方、ENTJのことを理解する人はかなり少ないです。人格的に日本とは合わないため、その流れで能力すら否定されることもあるかもしれません。
人事で評価されず、いいものを作っても「性格が終わってるから無能」と見做され……。
基本的に才能一本でやっていくタイプですが、その才能が評価されなかった時が弱いんですよね。
あと、普通に挫折には弱いです。最効率でいいものを作り上げようとするわけで、それに失敗したり人から作ったシステムを否定されると普通にショックを受けるでしょう。
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第11位:ESFP
ESFPはE型というだけあって外向的な人も多く、ほぼほぼ陽キャ属性を持った人が多いですね。
陽キャゆえに愛され、コミュ強ゆえに友達にも恵まれ、うまくパーツがはまれば安泰に順風満帆に生きていけます。
ではなぜこの順位なのかというと、やはりISFP同様同調能力のなさ。
結構サバサバした人が多いのですが、それだけに集団の謎の同調圧力が苦手な人も少なくありません。そのため、基本的に集団内というより個人で好き勝手に人と繋がっている感じですね。
競争適性もそこまで高くないですが、同時に同調適性も高いとは言えない。この点で、もしかしたら苦労する人もポツポツと出るかもしれません。

まあ、大体の人は人生うまくいくんですけどね。ボトムの干されてる人たちを考慮しなかったら順位はもっと下でもいいです
結局一部は生きづらい
基本的に生きやすい要素の詰め合わせではあるのですが、その自由な性格と好き勝手やりたい性分から窮屈に感じている人もたまにいます。こういう人たちは結構生きづらいでしょうね。
中には好き勝手やりすぎて干されている人もチラホラと……こういう人たちが、ESFPの生きづらさ順位を押し上げています。
とはいえ、そういう人たちはほんの一部。今回は重く取り上げましたが、その人たちを考慮しなかったら13〜14位くらいに落ち着くのではないでしょうか?自由にやれるポジションにいられるし。
第12位:ISTJ
日本社会に適応しやすい中で、最も競争に適した内向型。それゆえにこの順位です。
SJなので社会の掟に従ったりルーチンワークをこなすことに抵抗がなく、またST型なので与えられた任務や仕事はきっちりこなすタイプ。兵卒にはもってこいです。
当人たちも、現場で自分の仕事が評価されることには喜びを覚えやすいタイプと言えるでしょうね。TJ型は少なからず、自分の仕事が認められることに喜びを覚える人たちです。
基本的に評価も良好。勤勉さとそつのなさで信頼性も高い。華はないですが順調な人生を歩む可能性は十分高いです。
I型ゆえの生きづらさ
そもそもI型は少なからず生きづらさを抱えており、これが最大レベルで生きやすいはずのISTJをこの順位に押し留めた要因です。
社交性に欠き、積極的に人脈を形成することは少ない。誠実で話せば評価は高いのですが、そもそも自分から話に行く方ではないでしょう。
特に社交の場では疲れやすく、チャンスを作れる場面はおろか営業でどうしても必要な場面でもうまく立ち回れない可能性がある点は、生きやすさ的にはマイナスポイントでしょう。
また、老後は趣味がないという状況にも陥りやすく、その点も生きづらい点と言えるかもしれません。
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第13位:ISTP
人脈形成能力、なし。コミュニケーション能力、ほぼなし。社交適性、なし。愛想、なし。
ではなぜ生きやすいのかというと、孤立を気にしない図太さと空気に合わせる器用さがそうさせていると言えるでしょう。
ISTPはI型の中ではかなり図太く、多少の孤立や嫌悪には動じません。ですが、それでいて場の空気を感じ取ることはうまく、ちゃっかりその場に便乗することができます。
そのため致命的な状況に陥ることは少なく、無難にやることもしようと思えば可能です。
おまけに趣味もきちんと持っていて、公私のバランスも老後も◎。まさにIT界の強者です。
人の心がわかりづらい
ISTP自身は敵だらけになってもあまり気にしませんが、それでも周囲が敵ばかりというのは何かと問題が多いです。
特に敵が自分の足を引っ張ることに終始するというのは厄介なもので、そのせいで上手くいくはずのものが失敗した……という例も多々存在します。
また、せっかく自分に好意的な人ができたとしても、その社交性のなさからやっぱり敵に回してしまうこともあるかもしれません。
基本的には器用にやっていくISTPですが、人間関係となれば話は別。敵を作ったり好きな人の気持ちを汲めなかったりと、何かと苦労するでしょう。
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第14位:ESFJ
集団を見守る女房ポジション。世話焼きだったり保護者だったりと色々言われていますが、それだけ人のよさが目立つということで。
ところで、日本ではホスピタリティと調和が非常に大事とされています。波風立たせず、むしろ人々を気持ち良くさせる人がよしとされるわけですね。
この点、ESFJは文句なしといったところ。しっかりと集団や組織の色に染まり、人々を支えるバッファーとして機能します。
とにかく優しさと積極性が目立つタイプなので、その人のよさが目立つのも立派な強みと言えるでしょうね。
とにもかくにも人ありき
一方、優しいということはそれだけ自分のニーズを諦めることにもつながります。
ESFJはとにかく人ありきなタイプなので、人に尽くしすぎてしまうことが往々にしてあるわけです。
その結果としてフラストレーションを溜めやすく、ややストレス耐性が低い点が気掛かりと言えるでしょう。
また、人がいなければ機能しないことも生きやすさ的にはマイナスポイントでしょう。
集団の中でみんなと生き、調和の中に身を置く。そうすることで生きた心地を覚える人たちなのです。
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第15位:ESTJ
ESTJは実務・競争社会の鬼。実務的で効率的でデータを重んじ、また競争意欲も高いため、大抵の場所でうまくやっていきます。
ENTJを最強のボスとするなら、ESTJは完璧超人といったところか。上からのウケも良く、仕事をすれば何かしらの成果を上げ、プライベートでも大抵友達も少なくないと、生き方がとにかく強者のそれです。
いい大学を出ていい企業に入り、上司に認められ出世し、金もあるので家なんかも買ったりいい配偶者を得たり……とにかく世間一般で言われる成功ルートに最も近いタイプと言えるでしょう。
ST、TJともに競争心が高いタイプでストレス耐性が強く、とにかく心身が頑丈なのもESTJの生きやすさポイントですね。
仕事でもプライベートでも認められ、恵まれた生活を手に入れる。羨ましい限りです。
ESTJの生きづらさとは
一方、基本的に仕事一筋なので、家で肩身が狭い思いをする可能性もありますね。
要するに配偶者への愛情表現不足です。そのために家庭環境が冷え切ってしまう可能性も考えられます。
また、老後になんの趣味も持たなくて燃え尽き症候群に陥ってしまうのも、ESTJならば割とある話なのではないでしょうか。
とはいえ、それでも実社会への適性は随一。なんだかんだ生きやすいんですけどね。
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第16位:ESTP
何をやってもなんだかんだ生き残ってしまう人たちですね。図太く、機転が利き、高いとは言えないものの集団適性もある。大抵の環境でうまくやっていけるタイプと言えます。
長期的視点を持たない点は結果的により良い成果を逃すことになりますが、そんなことは「生きやすさ」という観点においては微々たるものです。
そのウリは、圧倒的な環境適応能力。場の流れや相場をうまく嗅ぎ分けることができるため、器用に危機をすり抜けていきます。
また、顔が広くなりやすいのも強みの一つですね。物怖じせずに人に向かっていくので、敵は多くとも味方も多くなりやすいです。あと、敵の多さは気にしません。
さらには完全な実践派。そして失敗を気にせず数をこなせる。しかも器用なのでなんとなく感覚を掴める。もう色々と生きやすさの宝庫みたいな人たちです。
思慮という面ではやや劣る
そんな生きやすさ満点のESTPですが、ほぼ唯一と言ってもいい汚点があります。それが、思慮不足。
結構軽率な人が多く、価値がないと感じたものは深く考えずに否定したり、その場の損得だけで行動したりと軽はずみな言動が割と見られます。
その結果自分の足を引っ張る敵を作ってしまったり、得をしたかと思うと結果的に損を取ってしまったりという事態が発生するかもしれません。
とはいえ、よほどひどい環境でもない限り、ESTPが本気で絶望することはないでしょう。幸せに大往生を遂げるのは、だいたいこのタイプです。

ここにサイコパスやクズ属性が加わると、暗殺でもしない限り誰にも止められなくなります
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まとめ
というわけで、今回は独断と偏見で16タイプ別・生きづらさをまとめてみました。
特に中程からの順位は人によって差が出るでしょう。実際、私と言ってることが違う方も多々いるのかなと。
とはいえ、私の中での16タイプはこんなところ。とりあえず言いたいことは言ったので、これで良しといたしましょう。
というか、長くなりましたね……。本当は長くともこれの半分くらいで収めたかったですが、色々言ってるうちに大変なことになってしまいました。
さて、長い記事をここまで読んでいただきありがとうございます。いや本当、大変嬉しいです。
他にも色々な記事をアップしているので、もし余力がありましたらいくつか漁っていただければと。では!
筆者:春眠ねむむ
X :@nemukedesiniso
threads:@shunmin.nemui
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